良いたよりを伝える ―「ものみの塔」を際立たせることによって
1 聖書は,神とそのみ子キリストについての知識を追い求めるよう人類に強く促しています。この知識には金や銀よりもはるかに優れた価値があります。(箴言 8:10)なぜでしょうか。そうした正確な知識は永遠の命へと導くものだからです。(ヨハネ 17:3)しかし,個人的にかなりの努力を払わなければ,正確な知識を得ることも保ち続けることもできません。ソロモンが次のように述べたのも不思議ではありません。『それを求めつづけるなら,そのとき,あなたはエホバへの恐れを理解し,まさに神についての知識をも見いだすことであろう』。―箴言 1:7; 2:4,5。
2 人類の世は神の目的に関して闇の中にいますが,わたしたちはエホバについてのかけがえのない知識を「ものみの塔」に掲載される貴重な,時宜にかなった記事から得ています。(イザヤ 60:2)わたしたちにはこうした肝要な情報を人々に分かつ何とすばらしい特権があるのでしょう。4月と5月中,大いなるバビロンを暴露し,その裁きの執行について説明する一連の記事が載せられます。
何を強調できるか
3 「ものみの塔」4月号の記事では『大いなるバビロン,娼婦たちの母』の実体が考察されます。(啓示 17:5)自己紹介の後,次のように述べて,4月1日号に対する家の人の好奇心を沸き立たせてください。「1世紀以来,聖書の啓示の書の幻や象徴は興味の的となっています。中でも特になぞに包まれているのは,啓示 17章と18章に描写されている大娼婦,大いなるバビロンです。このバビロンとは何を表わしているのでしょうか。『秘義 ― 娼婦 大いなるバビロンとはだれか』と題するこの記事をご覧になれば,答えを見いだすことができます」。質問の答えを出さないでおくことによって,家の人の注意を引くことができるかもしれません。
4 4月15日号の「大いなるバビロンは娼婦となる」の記事は,売春が霊的に何を意味するかを説明しています。「悪名高い娼婦」に関する「神の公正」地域大会の話と決議文も含まれています。ここでも,考えを刺激する次のような質問をすることができます。この大いなるバビロンとはだれでしょうか。聖書の中で大いなるバビロンがこのように強い調子で裁きの宣告を受けているのはなぜでしょうか。その倒壊は,わたしたちの世代やあなたの将来にどんな影響を及ぼすでしょうか。論点に直接入ることによって提供を簡潔にし,30秒から60秒以内にとどめることを念頭においてください。
前もって計画しなさい
5 日本においては,第2,第4土曜日の区別がないほど毎週のように雑誌活動が支持されており,その熱心さは称賛に値します。4月中もすべての土曜日に奉仕が取り決められますが,4月8日の「雑誌の日」に全員が参加できるようこの日を取り分けてください。聞く人たちすべてに警告を鳴り響かせるため,これら時宜にかなった号を広く配布することが必要なのです。―イザヤ 61:2。啓示 18:4,5。
6 4月には新たに「ものみの塔」の予約活動が始まります。毎週の雑誌の日に勧められている手短な提供とは異なり,予約を提供する際には「会話するための話題」を用いたいと思います。予約を望まない人には,両誌の最新号を150円の寄付で勧めてください。
7 あなたは「ものみの塔」の優れた価値を十分認識していますか。これはエホバの義の道を人類に教え諭すための重要な道具です。(マタイ 5:6)この際立った雑誌を配布することにより,大いなるバビロンの差し迫った滅びを諸国家に警告するのは特権です。