あなたは全時間の証人ですか
1 あなたはこの問いに「はい」と答えますか。エホバの献身した僕すべてが全時間宣教に入れるわけでなくても,わたしたちすべては自分をエホバの全時間の証人とみなすべきではないでしょうか。そのとおりです。
2 パートタイムのクリスチャンのようなものは存在しません。イエスは,「わたしは常に,その方の喜ばれることを行なう」と言いました。(ヨハ 8:29)パウロも同じように考え,「すべての事を神の栄光のためにしなさい」と促しています。(コリ一 10:31)ですから,わたしたちすべては,ぜひとも自分をエホバの全時間の証人とみなすべきです。そのように考えることは,どんな活動をしているときにも自分にとって良い力となるはずです。
3 表われているものを考える: わたしたちの外見,言葉遣い,行状は,自分が本当にエホバの証人であることを他の人々に示します。野外奉仕に携わったりクリスチャンの集会に出席したりするときにはいつでも,慎みのある服装と健全な言葉遣いをし,ふさわしく振る舞うべきことを意識しています。ですが,学校に行くときにも,世俗の仕事をするときにも,レクリエーションに携わるときにも,エホバの義の規準に従って生活していることはすべての面に示されるべきです。
4 イエスは言われました。「都市が山の上にあれば,それは隠されることがありません。……あなた方の光を人々の前に輝かせ,人々があなた方のりっぱな業を見て,天におられるあなた方の父に栄光を帰するようにしなさい」。(マタ 5:14-16)このことは,何をしていても常に真実であるべきです。もし自分のいる所やしている事柄のために証言する気になれないことがあれば,こう自問する必要があります。『自分はエホバにパートタイムで仕えているのだろうか,それとも全時間仕えているのだろうか』。神の王国の良いたよりについて他の人に話す機会を逃してしまうことがないようにしましょう。
5 忘れないでください。「あなたは全時間の証人ですか」という問いに,きっぱり「はい」と答えられるなら,エホバを敬うことになり,エホバに喜んでいただけるのです。