りっぱな業の手本となる
1 地域大会で特に振る舞いを意識する必要があるのはなぜですか。
1 地域大会で大勢集まるとき,わたしたちの行動や他の人との接し方は,いつも以上に人々の目に留まります。それで,わたしたち一人一人は,『健全な思いを持ち,すべての事においてりっぱな業の手本となりなさい』という聖書の訓戒に特に注意する必要があります。(テト 2:6,7)『自分の益を図って自分の事だけに目を留めず,人の益を図って他の人の事にも目を留める』ために,特別の努力が求められるかもしれません。(フィリ 2:4)今年の秋に開かれる「神に栄光」国際および地域大会でこの励ましの言葉を当てはめるべき分野を幾つか考えましょう。
2 宿舎に関連してどんな事柄を思いに留めるとよいでしょうか。
2 宿舎: 宿舎の手配をするときは,りっぱな業を示す良い機会です。泊まる予定の人数分だけを予約してください。ふさわしい内金を事前に払い込むようにしてください。チェックインやチェックアウトの時間は忙しいので,神の霊の実を示すことが特に感謝されるでしょう。(ガラ 5:22,23)例えば,予約の際に希望を入れたとしても,だれもが禁煙の部屋を取れないかもしれません。
3 ホテルではどのようにして『すべての人に対して良いことを行なう』ことができますか。
3 他の人への心遣いは,無料の朝食の取り方にも表われるはずです。宿泊した客のため朝に提供される食物を大会会場に持ってゆくことはふさわしくありません。ホテルの規則を良心的に守り,部屋をきちんと整えるなどして従業員に配慮を示すなら,感謝されます。このようにして,『すべての人に対して良いことを行ない』,他の人にりっぱな証言をすることができます。―ガラ 6:10。
4,5 子どもはどのようにエホバに賛美をもたらすことができますか。親にはどんな責任がありますか。
4 親と子ども: 行儀の悪い若者が非常に多い世界にあって,エホバの証人の子どもは際立って異なっており,エホバとその組織に賛美をもたらしています。しかし,子どもをふさわしく見守らないために問題の生じることが時折ありました。(箴 29:15)親はホテル(プールを含む)や大会会場で子どもだけにしないでください。
5 どんな振る舞いが期待されているかを大会に先立って子どもと学びなおすのが役立つことに気づいた親もいます。(エフェ 6:4)純粋なクリスチャン愛は「みだりな振る舞いをせず」,『自分の利を求めない』という点を理解できるように子どもを助けています。(コリ一 13:5)国際および地域大会はエホバから教えられるために取り分けた時であり,子どもも大人も,大会会場その他での振る舞いでこの取り決めに敬意を示せます。―イザ 54:13。
6 わたしたちのりっぱな振る舞いは他の人にどんな影響を与えますか。
6 わたしたちのりっぱな振る舞いは,人々の誤解を正し,真の崇拝に引き寄せる上で大いに役立ちます。(マタ 5:16。ペテ一 2:12)国際および地域大会で接するすべての人が,わたしたちの行動や接し方によって良い証言を受けられますように。こうしてわたしたちは「りっぱな業の手本となり」,エホバに栄光を帰するのです。―テト 2:7。
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他の人に配慮を示す
■ 泊まる予定の人数分だけを予約する
■ チェックインやチェックアウトの時に辛抱強さを示す
■ 備えられている朝食をみだりに利用しない
■ 子どもをふさわしく見守る
■ 部屋をきちんと整える