教える時にビデオを用いる
エホバはアブラハムとエレミヤに大切な情報を伝えた際,言葉で述べただけでなく,視覚に訴える方法もお用いになりました。(創 15:5。エレ 18:1-6)わたしたちも,ビデオなどの視覚教材を活用することにより,研究生が聖書の真理を理解してそれに対する認識を抱けるよう助けることができます。ビデオを見せるタイミングについて以下に例を示します。これはあくまでも提案であり,それぞれの研究生に合わせることができます。
『聖書の教え』の本
□ 第1章: 17節の後に,「創造の驚異は神の栄光を表わす」を見る
□ 第2章: 最後に,「人類の最古で最新の本」を見る
□ 第9章: 14節の後に,「エホバの証人 ― 良いたよりを伝えるために組織された人々」を見る
□ 第14章: 最後に,「聖書 ― それがあなたの生活に及ぼす力」を見る
□ 第15章: 10節の後に,「わたしたちの世界的な兄弟関係」を見る
「神の愛」の本
□ 第3章: 15節の後に,「若い人は尋ねる ― どうすれば本当の友達ができるだろうか」を見る
□ 第4章: 最後に,「エホバの権威に敬意を払う」を見る
□ 第7章: 12節の後に,「無輸血 ― 医療はその課題に取り組む」を見る
□ 第9章: 6節の後に,「わたしたちの時代に対する警告の例」を見る
□ 第17章: 最後に,『見えるところによってではなく,信仰によって歩む』を見る
あなたの研究生が見るとよいビデオはほかにもあるかもしれません。例えば,反対に遭っている人は,「試練のもとで忠実 ― ソ連のエホバの証人」や「ナチの猛攻撃に対して堅く立つエホバの証人」を見ると励みを得られるでしょう。若い人は,「神の誉れとなる目標を追い求める」や「若い人は尋ねる ― どんな生き方をしたらよいのだろう」から益を得られるでしょう。自分の『聖書の教え』の本や「神の愛」の本に書き込みをして,研究生とビデオを一緒に見たり,研究生にビデオを貸したりするタイミングを思い起こせるようにしてください。新しいビデオが発表されたなら,聖書研究生の心を動かすためにどのように活用できるか考えましょう。―ルカ 24:32。