神の言葉の宝 | マタイ 14-15章
少数の人を通して多くの人を養う
西暦32年の過ぎ越しの直前，イエスは奇跡を行なった。四福音書すべてに記録されている奇跡はこれだけである。
この奇跡により，イエスは1つの型を示し，今日でもその型に従っている。
イエスは，5つのパンと2匹の魚しか持っていなかった弟子たちに群衆を養うよう指示した。
イエスはパンと魚を取り，祈りをささげ，それを弟子たちに配り始めた。ついで弟子たちが群衆に配った。
この奇跡によって，すべての人が食べても余るほどの食物が備えられた。イエスは少数の人，つまり弟子たちを通して，多くの人を養った。
イエスは，終わりの日に「時に応じて[霊的]食物」を与える経路を任命すると予告した。（マタ 24:45）
1919年にイエスは「忠実で思慮深い奴隷」である油そそがれた兄弟たちの少人数の一団を，養われる人たちである「召使いたち」の上に任命した。
油そそがれた兄弟たちのこの少人数の一団を用いることにより，イエスは1世紀に定めた型に従っている。
イエスが人々を霊的に養うために用いている経路を認め，敬っていることをどのように示せるだろうか。