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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2025
塔研25 1月号 20–25ページ

研究記事 4

18番の歌 贖いに感謝する

贖いから学べること

「このことから,神が私たちを愛してくださっていることが明らかになりました」。ヨハネ第一 4:9

ポイント

贖いは,エホバ神とイエス・キリストの愛や公正を明らかにしています。

1. キリストの死の記念式に毎年出席するのが大切なのはどうしてですか。

贖いは何よりも素晴らしい贈り物です。(コリ二 9:15)イエスが人間としての命を犠牲にしてくれたので,私たちはエホバ神との強い絆を持つことができます。永遠に生きる見込みもあります。愛の気持ちから贖いを与えてくれたエホバに感謝したいと思うのではないでしょうか。(ロマ 5:8)私たちが感謝の気持ちを忘れず,贖いを当たり前のものと見なさないようにするために,イエスは,年に1度,ご自分の死を思い起こす記念式を行うよう命じました。(ルカ 22:19,20)

2. この記事ではどんなことを考えますか。

2 今年の記念式は2025年4月12日,土曜日に行われます。皆さんも出席する計画をしていることでしょう。記念式の時期に,エホバとイエスがしてくれたことについて時間を取ってじっくり考えるのは大切です。この記事では,贖いからエホバとイエスについて学べることを考えます。次の記事では,贖いが私たちの幸せとどう関係しているか,贖いに感謝していることをどのように表せるかが分かります。

贖いからエホバについて学べること

3. 1人の人が死ぬことによって,多くの人を贖うことが可能になったのはどうしてですか。(挿絵も参照。)

3 贖いからエホバの公正について学べます。(申 32:4)どうしてそういえるでしょうか。私たちは不従順なアダムから罪を受け継ぎ,死ぬようになりました。(ロマ 5:12)エホバは,私たちを罪と死から自由にするためにイエスを贖いとして与えてくださいました。でも,どうして1人の完全な人間の犠牲が多くの人を贖うことができるのでしょうか。使徒パウロはこう説明しています。「1人の人[アダム]の不従順によって多くの人が罪人になったように,1人の人[イエス]の従順によって多くの人が正しい人になるのです」。(ロマ 5:19。テモ一 2:6)考えてみると,私たちは1人の完全な人間の不従順のせいで,罪と死に捕らわれるようになりました。それで,1人の完全な人間の従順のおかげで,罪と死から自由になることができます。

1. アダム。背景にはひつぎを運ぶ人たち。2. イエス・キリスト。後ろには年齢,人種,文化,背景が異なる人たち。

私たちは1人の人のせいで罪と死に捕らわれるようになった。同じように,1人の人のおかげで罪と死から自由になれる。(3節を参照。)


4. エホバが単に,アダムの子孫の心の正しい人が永遠に生きられるようにしなかったのはどうしてですか。

4 イエスは私たちを救うために本当に死ななければならなかったのでしょうか。エホバは,アダムの子孫の心の正しい人が永遠に生きられるようにすればよかったのではないでしょうか。不完全な人間の目からすると,それが親切で妥当なことに思えるかもしれません。でも,エホバにとっては違いました。エホバは完全に公正な方なので,アダムのひどい不従順を単に見過ごすというのはあり得ないことでした。

5. エホバがいつも正しいことをすると確信できるのはどうしてですか。

5 エホバが公正を無視して贖いなしでアダムの不完全な子孫が永遠に生きるようにしていたら,どうなっていたでしょうか。神は別の時にも公正を曲げて正しくないことをするのではないかと思う人が出てくることでしょう。例えば,神は約束を守らないのではないかと考えるかもしれません。でも,そうしたことを心配する必要はありません。エホバはご自分の愛する子の命という大きな犠牲を払ってまで公正なことを行いました。それで,エホバがいつも正しいことをすると分かり,安心できます。

6. 贖いからエホバの愛について何が分かりますか。(ヨハネ第一 4:9,10)

6 贖いからエホバが公正であることが分かりますが,何よりもエホバの愛の深さについて理解することができます。(ヨハ 3:16。ヨハネ第一 4:9,10を読む。)贖いについて知ると,エホバが私たちに,いつまでも生きてほしいと思っているだけでなく,エホバの家族になってほしいと思っていることも分かります。考えてみてください。アダムは罪を犯した時,エホバの家族から追い出されました。それで,生まれた時からエホバの家族という人はいません。でも,エホバは贖いに基づき,信仰を抱いて従う人たちの罪を許し,やがて自分の家族に迎え入れてくれます。私たちは今でも,エホバと仲間のクリスチャンとの温かい関係を楽しむことができています。本当にエホバの優しい愛情に包まれています。(ロマ 5:10,11)

7. イエスが経験した苦しみは,私たちに対するエホバの愛を理解するのにどのように役立ちますか。

7 贖いがエホバにとってどれほど大きな犠牲であったかを考えると,エホバが私たちをどれほど深く愛しているかがよく分かります。サタンは,人は神に仕えるのが難しくなると神から離れると主張しています。それが間違っていることを示すため,エホバはイエスが死の前に苦しみに遭うことを許しました。(ヨブ 2:1-5。ペテ一 2:21)エホバが見ている中で,イエスは反対者にあざけられ,兵士たちにひどくむち打たれ,杭にくぎ付けにされました。その後,愛する子イエスは苦しみの死を遂げました。(マタ 27:28-31,39)エホバは止めようと思えば,いつでもそうする力がありました。例えば,「神に気に入られているのなら,いま救い出してもらえばいい」と反対者たちが言った時,その通りにすることもできました。(マタ 27:42,43)しかし,神が介入していたなら,贖いは支払われず,私たちには希望がなかったでしょう。それで,エホバはイエスが息を引き取るまで苦しみに遭うのを許しました。

8. イエスが苦しんでいるのを見て,エホバが心に痛みを感じたといえるのはどうしてですか。(挿絵も参照。)

8 神は全能だから感情を持っていない,とは考えないでください。神に似た者として造られた私たち人間に感情があるのであれば,神にも感情があるはずです。聖書にはエホバが「傷つ」いたり「悲し」んだりしたことが書かれています。(詩 78:40,41)アブラハムとイサクの例も考えてみましょう。アブラハムは一人息子を犠牲として捧げるよう命じられました。(創 22:9-12。ヘブ 11:17-19)短刀でイサクを殺そうとしていた時に,アブラハムがどんな気持ちだったか想像してみてください。エホバは,ご自分の子イエスが神を敬わない人たちによって痛めつけられ,殺される様子を見なければならなかった時,一層大きな悲しみを感じたに違いありません。(jw.orgの「その信仰に倣う アブラハム パート2」の動画を参照。)

苦しみの杭に掛けられているイエス

エホバはイエスが苦しんでいるのを見て心に痛みを感じた。(8節を参照。)


9. ローマ 8章32,38,39節は,私たちへのエホバの愛の深さを理解するのにどのように役立ちますか。

9 贖いから分かるように,エホバ以上に私たちを愛している人はいません。家族や親友もかないません。(ローマ 8:32,38,39を読む。)エホバは私たちが自分を愛する以上に私たちを愛しています。あなたは永遠に生きたいと思っていますか。それ以上に,エホバはあなたに永遠に生きてほしいと思っています。罪を許してほしいと思っていますか。それ以上に,エホバはあなたの罪を許したいと思っています。私たちがする必要があるのは,エホバに信仰を抱いて従うことによって,エホバからの素晴らしい贈り物を感謝して受け取ることだけです。贖いは本当に愛にあふれた神からの贈り物です。新しい世界では,エホバの愛についてさらに知ることができます。(伝 3:11)

贖いからイエスについて学べること

10. (ア)イエスは自分の処刑について特にどんなことを考えて苦しみましたか。(イ)イエスはエホバが正しいことをどのように証明しましたか。(「イエスは忠誠を貫いてエホバの正しさを証明した」の囲みも参照。)

10 イエスはお父さんエホバの評判を気に掛けている。(ヨハ 14:31)イエスは,エホバを冒瀆し人々を扇動したとして有罪となったらエホバの名前が傷つくと考えて,とても苦しみました。それで「父よ,もしできることでしたら,この杯を私から取り去ってください」と祈りました。(マタ 26:39)イエスは死ぬまで忠誠を貫くことによって,サタンがエホバについて言っていることが間違っていると証明しました。


イエスは忠誠を貫いてエホバの正しさを証明した

イエスは試練に遭っても忠実でいることによって,人は試練に遭ったら神に仕えるのをやめるという悪魔の主張が間違っていることをはっきり示しました。(ヨブ 2:4,5)また,罪の原因がエホバではなくアダムにあったことを明らかにしました。そのようにしてイエスは,アダムが忠実でいたいと思っていたならそうできたことや,アダムの創造に関してエホバに何の落ち度もなかったことを証明しました。

イエスがゲッセマネの庭園で熱烈に祈っている。

イエスの犠牲はお父さんエホバへの愛の表れ。(10節を参照。)

イエスの犠牲はお父さんエホバへの愛の表れ。(10節を参照。)


11. イエスが人々を愛していることはどんなことから分かりますか。(ヨハネ 13:1)

11 贖いから,イエスが人々のことを深く気に掛けていることも分かります。自分に従う人たちのことを特に気に掛けています。(格 8:31。ヨハネ 13:1を読む。)イエスは,痛みの伴う死をはじめ,いろいろ大変なことを地上で経験すると分かっていました。でも,エホバから与えられた地上での務めを果たす時,形だけで済ませるようなことはしませんでした。むしろ,心を込めて伝道し,教え,他の人に仕えました。亡くなる前の晩でさえ,時間を取って使徒たちの足を洗い,大切なことを教え,励みとなる温かい言葉を掛けました。(ヨハ 13:12-15)さらに,杭に付けられている間,一緒に杭に掛けられた犯罪者に希望となる言葉を掛け,母親の世話を仲間に託しました。(ルカ 23:42,43。ヨハ 19:26,27)このように,イエスの深い愛はイエスの死だけでなく,地上での生涯のいろいろな場面に表れています。

12. イエスはどんな意味で,今でも私たちのために犠牲を払っていますか。

12 キリストは,死んだのは「一度限り」ですが,今でも私たちのために犠牲を払っています。(ロマ 6:10)どのようにでしょうか。時間とエネルギーを惜しまず働き,私たちが贖いの恩恵を受けられるようにしてくれています。本当に忙しく活動しています。王,大祭司,会衆の頭として奉仕しています。(コリ一 15:25。エフェ 5:23。ヘブ 2:17)天に行く人と大群衆を集める活動を担当し,それは大患難が終わる前に完了します。a (マタ 25:32。マル 13:27)また,この終わりの時代に神に忠実に仕える人たちが,信仰を強める食物を得られるようにしています。(マタ 24:45)そして,千年統治の間ずっと私たちのために奉仕し続けます。エホバは私たちのためにご自分の子をこれほどまでに与えてくださったのです。

学ぶのを決してやめない

13. どうすれば私たちへの神とキリストの愛について学び続けることができますか。

13 エホバ神とキリスト・イエスが私たちのためにしてくださったことについてじっくり考え続けるなら,エホバとイエスの愛について学び続けることができます。今年の記念式の時期に,福音書を丁寧に読むのはどうでしょうか。一度に多くの章を読もうとはしないでください。ゆっくり読んで,エホバとイエスを愛する理由がもっとないかを探しましょう。そして,学んだことをぜひほかの人に話してください。

14. 調査することは,贖いや他の教えについて学び続けるのにどのように役立ちますか。(詩編 119:97,脚注)(写真も参照。)

14 バプテスマを受けて何年もたつと,神の公正,愛,贖いなど,なじみ深いテーマについて新しい発見ができるのだろうかと思うかもしれません。でも,こうしたテーマについて学べることはいくらでもあります。どうしたらよいでしょうか。エホバの証人の出版物にあるたくさんの資料を十分に活用してください。よく理解できない聖句があったら,調査しましょう。そして,エホバ,イエス,示してくださった愛について発見したことや学んだことをその日1日じっくり考えてください。(詩編 119:97と脚注を読む。)

年配の兄弟がタブレット,聖書,ノートを使って,個人研究をしている。「新世界訳」の付録B12-B「イエスの地上での最後の週(2)」の表と「イエス 道,真理,命」の本の129章を開いている。

バプテスマを受けて何年もたっているとしても,贖いへの感謝を深めることができる。(14節を参照。)


15. 聖書から宝を探し続けることが大切なのはどうしてですか。

15 聖書を読んだり調査したりするたびに驚くようなことや新しいことを発見できないとしても,がっかりしないでください。私たちは砂金を探す人に似ています。そのような人はごく小さな金の塊を根気強く何時間も何日も探します。そこまで頑張るのは,少しの金にも大きな価値があると考えているからです。聖書から見つかる真理の宝はどれももっと大きな価値があります。(詩 119:127。格 8:10)それで,毎日聖書を読んで,根気強く宝を探しましょう。(詩 1:2)

16. エホバとイエスにどのように倣えますか。

16 学ぶ時,実践する方法を考えましょう。例えば,誰にでも分け隔てなく接することによって,エホバの公正さに倣えます。エホバの名前のために苦しみを受けることや,仲間のために力を尽くすことによって,天のお父さんとほかの人々へのイエスの愛に倣いましょう。また,イエスに倣って伝道するなら,贖いというエホバからの最高の贈り物を受ける機会を人々に与えることができます。

17. 次の記事ではどんなことを考えますか。

17 贖いに関する理解や感謝が深まれば深まるほど,エホバとイエスへの愛が深まります。そうすると,エホバとイエスも私たちのことをもっと愛してくれます。(ヨハ 14:21。ヤコ 4:8)それで,エホバが与えてくれているものを活用して,贖いについて学び続けましょう。次の記事では,贖いが私たちの幸せとどう関係しているか,エホバの愛にどのように感謝を表せるかを考えます。

贖いからどんなことを学べますか

  • エホバの公正について

  • エホバの愛について

  • イエスの愛について

107番の歌 神の愛の模範

a エフェソス 1章10節でパウロが書いた「天のもの」を集めることは,マタイ 24章31節とマルコ 13章27節でイエスが語った「選ばれた者たち」を集めることとは異なります。パウロが言っていたのは,エホバがイエスの共同統治者を聖なる力によって選ぶ時のことです。イエスが言っていたのは,選ばれた者たちのうち地上に残っている人が大患難の間に天に集められる時のことです。

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