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  • 兵士から危害を受けずに済みました
  • 2014 エホバの証人の年鑑
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2014 エホバの証人の年鑑
鑑14 148–149ページ

シエラレオネとギニア

兵士から危害を受けずに済みました

アンドリュー・ボウン

  • 生まれた年 1961年

  • バプテスマ 1988年

  • プロフィール 1991年に戦争が始まった時,シエラレオネの東部州のペンデンブで正規開拓奉仕をしていた。

148ページの図版

ある日の午後,反政府軍の兵士たちが町にやって来て,空に向けて銃を撃ち,それが2時間続きました。中には年若い兵士もいて,武器を抱えるのもやっとの様子でした。とても汚らしくて,髪はぼさぼさで,麻薬のためか異様な雰囲気でした。

次の日,殺戮が始まります。人々は手足を切られたり殺されたりし,女性はレイプされました。ひどい状態でした。わたしの家に,アマラ・ババオー兄弟の家族と4人の関心のある人が避難してきました。わたしたちは恐怖におびえていました。

まもなく,兵士の隊長が現われ,翌朝の戦闘訓練に出るよう命令してきました。拒むことは死を意味しますが,中立を保つ決意でいました。祈ってその夜を過ごしました。朝早く起き,その日の聖句を考慮して,兵士たちが来るのを待ちました。ところが,来ませんでした。

「日々の聖句を読むってことは,エホバの証人だな」

後日,やって来た将校と4人の部下によって,家を占拠されました。家にとどまれと言われたので,その後も通常どおり集会を開き,日々の聖句を討議しました。兵士たちはこう言いました。「日々の聖句を読むってことは,エホバの証人だな」。聖書には関心がないようでしたが,わたしたちに一目置いていたのです。

ある日,位の高い隊長が,家に寝泊まりしている兵士たちの様子を見に来ました。隊長はババオー兄弟に敬礼し,握手します。そして兵士たちに向かってこう言います。「この人はおれのボスだ。おまえらのボスでもある。この人と仲間から髪の毛一本でも落ちるようなことがあれば,ただじゃ済まないぞ。分かったな」。「はい!」と兵士たちは答えました。隊長は,平和な民間人であるわたしたちに危害を加えてはならないと革命統一戦線(RUF)に命じる手紙をくれました。

数か月後,幾つかの反政府勢力同士の争いが始まったため,わたしたちは隣国のリベリアに逃げました。そこで別の反政府グループに止められてしまいました。「わたしたちはエホバの証人です」と告げると,「じゃあ,ヨハネ 3章16節を言ってみろ」と言われました。聖句をそらで言うと,行かせてくれました。

後に別の隊長に会い,ババオー兄弟とわたしは,付いてくるようにと言われます。襲われるのではと怖くなりましたが,隊長は,戦争の前にエホバの証人と研究をしたことがあると言いました。そしてお金をくれ,わたしたちの手紙を近くの会衆の兄弟たちに届けてくれました。まもなく,救援物資を持った二人の兄弟が来て,安全な場所に連れて行ってくれました。

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