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2016 エホバの証人の年鑑
鑑16 112ページ–113ページ 8節

インドネシア

勇敢な開拓者

アンドレ・エリアス

  • 生まれた年 1915年

  • バプテスマ 1940年

  • プロフィール 繰り返し尋問や脅迫を受けても堅く立った勇敢な開拓者。

アンドレ・エリアス

第二次世界大戦中,エリアス兄弟と妻のジョセフィンは西ジャワのスカブミで,恐れられていた日本の憲兵隊の本部に呼び出されました。まずアンドレが尋問され,矢継ぎ早に厳しく質問を浴びせられました。「エホバの証者とはどういう連中だ。日本政府に反対しているのか。貴様はスパイか」。

「わたしたちは全能の神の僕で,何も悪いことはしていません」と,アンドレは答えました。すると指揮官は壁に掛けてあった日本刀を取って抜き,振りかざしました。

「この場でたたき切ってやろうか」と,指揮官は声を荒げます。アンドレは事務所の机に頭を載せ,無言で祈りました。長い沈黙の後,不意に指揮官が笑い出し,「大した度胸だ」と言いました。次にジョセフィンが尋問されます。ジョセフィンの述べたことがアンドレの話と一致すると,指揮官は大声でこう言いました。「お前たちはスパイではないようだ。さっさと行け!」

数か月後,アンドレは「偽兄弟たち」に告発され,投獄されてしまいます。(コリ二 11:26)アンドレは監房の排水溝から拾い上げた食べ物のかすを食べて,数か月の間どうにか命をつなぎます。看守たちはアンドレの忠誠を曲げさせることはできませんでした。ジョセフィンが面会できた時,アンドレは鉄格子の向こう側からこうささやきました。「心配しないで。たとえ殺されることになっても,僕はエホバに忠実であり続けるから。ここから死体となって運び出されることはあっても,裏切り者になることはないよ」。

6か月間の投獄の後,アンドレはジャカルタ高等裁判所で弁明を行ない,その結果釈放されます。

30年余りたって,今度はインドネシア政府がエホバの証人に禁令を課します。北スラウェシのメナドの地区検事長がアンドレを執務室に呼び出しました。「エホバの証人に禁令が課されたことは知っているかね」と検事長は尋ねました。

「はい」とアンドレは答えます。

「じゃあ宗教を変える心づもりはできているんだろうな」と検事長は尋ねます。

アンドレは身を乗り出し,自分の胸をたたいて大きな声でこう言いました。「わたしの体から心臓をえぐり出すことはできても,わたしに宗教を変えさせることは決してできません」。

その後,帰ることを許可され,地区検事長に煩わされることは二度とありませんでした。

アンドレは60年余り開拓奉仕を行ない,2000年に85歳で亡くなりました。

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