9:62
すきに手を掛けてから後ろのものを見る人: 弟子として心を込めて仕える大切さを強調するために,イエスは耕す作業に言及している。弟子になりたいという願いを言い表しながら,まず家の者に別れを告げてからという条件を付ける人について述べている。(ルカ 9:61)耕す人が手元の作業から気を散らされるなら,畝は曲がってしまう。また,振り返るために耕す手を止めるなら,畑仕事が遅れる。同じように,クリスチャンの弟子になるよう招かれながら果たすべき務めから気を散らされる人は,神の王国にふさわしい人ではなくなる。