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ローマ 注釈 9章新世界訳聖書 (スタディー版)
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イザヤはイスラエルについてこう叫んでいます: パウロはこの節と次の節で,イザ 10:22,23から引用している。これらの節は,エホバがバビロニア帝国を使ってイスラエルに裁きを執行した紀元前607年の出来事を予告していた。エルサレムを含む全土が侵入者の手に落ちた。ユダヤ人はバビロンで70年間捕囚にされた。その後,「残りの者だけ」がエルサレムで真の崇拝を復興するために帰った。パウロがローマの手紙のこの部分で示しているように,この預言はさらに西暦1世紀にも実現した。その時,「残りの者」である比較的少数のユダヤ人がイエスの弟子になり,エホバのもとに帰った。(ロマ 11:4,5)後に,その人たちに,信者になった異国人も加わって,「神のイスラエル」を構成した。(ガラ 6:16)
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