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コロサイ 注釈 1章新世界訳聖書 (スタディー版)
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エホバに仕える人にふさわしい歩み方をし: 「歩み方をし」という表現はここで比喩的に使われ,人生を送るとか行動するという意味。パウロは手紙の中で何度も,「歩む」という語を比喩的な意味で使っている。(ガラ 5:16。エフ 5:2。フィリ 3:17。コロ 2:6; 3:7; 4:5。テサ一 2:12; 4:1)ある参考文献によれば,こうした文脈で,この語は「人生の歩み」を指す。そのような用法はヘブライ語聖書に背景がある。その1例として,創 6:9にはこうある。「ノアは正しい人で,当時の人々とは異なり,非の打ちどころがない人だった。ノアは真の神と共に歩んだ」。それで,エホバに仕える人にふさわしい歩み方とは,神の名を高め,神の正しい基準に従う生き方を意味する。テサ一 2:12で,パウロは同じようなフレーズを使っている。この節で神の名前が使われていることについては,付録C3の序文とコロ 1:10を参照。
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