脚注 c 「災厄に遭い」と訳されているヘブライ語は,らい病に関連しても用いられています。(列王第二 15:5)ある学者たちによれば,一部のユダヤ人はイザヤ 53章4節から,メシアはらい病人であろうという考えを引き出しました。バビロニア・タルムードはこの節をメシアに適用して,メシアを「らい病人である学者」と呼んでいます。カトリックの「ドウェー訳」は,ラテン語「ウルガタ訳」を反映して,この節を,「我らは彼をらい病人のごとく……思えり」と訳しています。