脚注
b ザンプト著「コメンター・エピグラフ」第2巻86-104頁。デ・シリヤ・ロマナプロヴィンシア,97,98。そしてモムセン著「レス・ゲスタエ・デイヴィ・アウガスティ」また,キアノン・エイ・クランポンによるフランス語聖書訳「新約聖書の辞典」1939年版・358頁を見なさい。さらにワーナー・ケラーの「歴史としての聖書」1956年版326頁,327頁 ― ロンドン版,343,344頁 ― ニューヨーク版を比較しなさい。それは次のように述べています。すなわち,シリヤのアンテオケで発見されたローマ字の碑文の断片によると,クレニオはクリスチャン時代以前の地方総督サターニナスの時代中,シリヤにおけるアウグスト皇帝の使節でした。またクレニオがどのように当時のシリヤに政府の中心と軍隊の本部を設立したかが述べられています。