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脚注

f モウレ教授の言葉を引用します。「ヨハネ伝 20章6節 Ho Kyrios moukai ho théos mou 〔すなわち,わが主よ,わが神よ〕の中で,つぎのことが注目される。すなわち,呼格的意味〔イエスの呼びかけ〕で用いられ,そのあとに所有格〔わが〕を従えている主格の名詞が無冠詞〔つまり,『その』という定冠詞をもたない〕ではあり得ないということである……。ゆえに,théosの前の定冠詞に,たいして重要な意味はない。定冠詞〔その〕を実際の呼格〔言及されている前記のヨハネ伝 20章28節とペテロ前書 2章18節,コロサイ書 3章18節を比較して下さい〕につけて使うのもセム語の慣用語法に起因するのであろう」。―英国,ケンブリッジ大学神学部教授シー・エフ・ディ・モウレ著「ギリシャ語新訳聖書の熟語集」1953年版。

たとへば,ギリシャ語の呼格が元来定冠詞を前にもつことを示すものとして私たちは,ペテロ前書 2章18節,3章1,7節に注目します。その逐語訳はつぎの通りです。「家のその僕たる者よ。……仕えなさい。同じように,〔その〕妻たる者よ……その夫たる者よ……住みつづけなさい」。コロサイ書 3章18節から4章1節,「その妻たる者よ……その夫たる者よ……その子たる者よ……その父たる者よ……その僕たる者よ……その主人たる者よ……」。

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