脚注
a しかし「新しい創造」708頁は,欽定訳のヨハネ伝 5章29節にある「滅びの復活」という表現に関して,注に次のことを述べています。
「『滅びの復活』という欽定訳の表現は重大なあやまりであって,この句の本当の意味を多くの人が誤解する原因となってきた。再び罪に定められるためにのみ,復活する人があるという意味にこれを解釈する人は少なくない。真実の意味はそれとは逆である。ここに『滅び』と訳されたギリシャ語はクリシスであって同じ章に何回も出ており,さばきと訳すのが正しい。この場合でも,それは同様であり,改訂訳では事実そのように訳されている」。
クリシスは新世界訳においても,さばきと訳されています。