脚注
a ヨハネはここで,「こんにちは」というようなあいさつのことばであったカイローという語を用いました。(使徒 15:23。マタイ 28:9)ヨハネは,「両腕に抱きしめる,それゆえあいさつをする,歓迎する」ことを意味し,抱擁をさえ伴う非常に温かいあいさつを指すことのある(13節に出てくるような)アスパゾマイという語は用いませんでした。(ルカ 10:4; 11:43。使徒 20:1,37。テサロニケ第一 5:26)ですから,ヨハネ第二 11節のヨハネの指示が,そのような者には「こんにちは」という言葉さえかけてはならないという意味であることは十分に考えられます。「ものみの塔」誌,1985年7月15日号,31ページをご覧ください。