脚注
a 多くの聖書翻訳はエレツというヘブライ語を,“地球としての地”ではなく“土地”を意味する語に訳していますが,詩編 37編11節と29節にあるエレツを,イスラエル国民に与えられた土地に限定すべき理由は全くありません。ウィリアム・ウィルソンの「旧約聖書語句研究」(英語)は,エレツを次のように定義しています。「最も大きな意味では地球であり,居住可能な部分と不可能な部分を含む。何らかの限定的な語を伴う場合,地表の一部,すなわち土地あるいは国を意味する」。ですから,このヘブライ語の第一義は,わたしたちが住むこの惑星,つまり地球のことです。―「ものみの塔」誌,1986年1月1日号,31ページをご覧ください。