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目ざめよ! 2015
目 15/1 14–15ページ
男性ががれきの中で,しゃがみ込んで写真を見つめ,苦悩している

聖書の見方

苦しみ

神は人間を苦しみに遭わせている,あるいは苦しみに無関心である,と考える人もいます。しかし,聖書はそう教えているでしょうか。この問いの答えにあなたは驚かれるかもしれません。

神はわたしたちを苦しみに遭わせますか

「実際,神は,邪悪なことを行なわれない」。―ヨブ 34:12。

一般的な考え

起きることはみな神の意志による,と言う人もいます。そのような人は,神がわたしたちを苦しみに遭わせる,と考えています。例えば,自然災害が起きると,それは,罪を犯した人たちに神が罰を下したのだ,と考えます。

聖書の教え

聖書は,神がわたしたちを苦しみに遭わせるのではない,とはっきり教えています。例えば,わたしたちが試練に遭う時,「わたしは神から試練を受けている」と言うのは間違いである,と述べています。なぜなら,「悪い事柄で神が試練に遭うということはありえませんし,そのようにしてご自身がだれかに試練を与えることもない」からです。(ヤコブ 1:13)言い換えれば,神はわたしたちの直面する試練やそれに続く苦しみを引き起こしたりはされない,ということです。人を苦しめるのは邪悪なことであり,「神は,邪悪なことを行なわれない」のです。―ヨブ 34:12。

では,神が苦しみを引き起こすのではないとしたら,一体だれが,あるいは何が原因なのでしょうか。悲しいことに,人は他の不完全な人間によって犠牲にされる場合が少なくありません。(伝道の書 8:9)それに加えて,「予見しえない出来事」のゆえに,つまり居合わせた場所がたまたま悪かったために災難に遭う,ということもあります。(伝道の書 9:11)聖書の教えによると,人間の苦しみは,突き詰めれば,「この世の支配者」悪魔サタンに起因します。「全世界(は)邪悪な者の配下にある」からです。(ヨハネ 12:31。ヨハネ第一 5:19)人々を苦しみに遭わせているのは,神ではなく,サタンなのです。

神はわたしたちの苦しみを気にかけていますか

「彼らが苦難に遭っているとき,どの苦難も神に苦難を与えるものであった」。―イザヤ 63:9。

一般的な考え

神はわたしたちがどんな試練に遭おうと無関心だ,と考える人もいます。例えば,ある著述家は,「人間の苦しみに対する[神の]反応には哀れみが欠けているようだ」と述べ,もし神が存在するとしたら人間を「無慈悲な無関心さ」をもって眺めているに違いない,と論じています。

聖書の教え

聖書は,神が無慈悲または無関心であるどころか,人の苦しみに大変心を痛めておられ,間もなく苦しみを終わらせてくださる,と教えています。聖書の示す,心強い3つの事実を挙げましょう。

神はわたしたちの苦しみを分かってくださっている。人間の苦しみが始まった当初から,こぼれた涙の一滴といえ,エホバaに見過ごされたものはありません。エホバの「輝く目」は何もかもお見通しなのです。(詩編 11:4; 56:8)例えば,古代にエホバを崇拝していた人たちが虐げられた時,神は,「わたしの民の苦悩を確かに見た」と言われました。それは民の苦痛に漠然と気づいていただけのことかというと,そうではありません。「わたしは彼らの忍ぶ苦痛をよく知っているのである」とも言われたからです。(出エジプト記 3:7)その事実を考えるだけでも心強く感じる人は少なくありません。神がわたしたちの苦しみすべてを ― 他の人には気づかれない,あるいは十分に理解されないような試練をさえ ― 分かってくださっている,と思うだけでも心強く感じるのです。―詩編 31:7。箴言 14:10。

神は,わたしたちが苦しむ時,同情してくださる。エホバ神は人間の苦しみに気づいているだけでなく,大変心を痛めておられます。古代にご自分を崇拝していた人たちが試練に直面する度にとても心配された,という事実はその一例です。「彼らが苦難に遭っているとき,どの苦難も神に苦難を与えるものであった」と聖書が述べているとおりです。(イザヤ 63:9)神は人間よりはるかに上位の方ですが,苦しんでいる人に感情移入されます。あたかもその苦痛をご自分の心の内で感じるかのように,共感されるのです。確かに,「エホバは優しい愛情に富まれ,憐れみ深い方」です。(ヤコブ 5:11)また,わたしたちが苦しみに耐えられるよう,助けてもくださいます。―フィリピ 4:12,13。

神は人間の苦しみすべてを終わらせてくださる。聖書によれば,神は地上にいるどの人の苦しみをも終わらせてくださいます。天の王国を用いて,人間の状態を良い方に大きく変化させてくださるのです。その時に関して,聖書はこう約束しています。「神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」。(啓示 21:4)すでに死んだ人たちについては,神はそれらの死者をこの地上に生き返らせて,苦しみのない生活を楽しめるようにされます。(ヨハネ 5:28,29)かつての苦しみに関する痛ましい記憶に悩まされる人も,いません。「以前のことは思い出されることも,心の中に上ることもない」とエホバが約束しておられるからです。―イザヤ 65:17。b

a エホバとは,聖書中に啓示されている,神の名です。

b 神が苦しみを,しばらく許してこられたのはなぜか,またどのように終わらせてくださるのかについては,エホバの証人の発行した「聖書は実際に何を教えていますか」という本の第8章と第11章をご覧ください。

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