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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1967
塔67 6/15 382–383ページ

読者からの質問

● 箴言 8章24,25節で,知恵が「あたかも産みの苦しみのような苦しみをもって生み出」されたように述べられているのはなぜですか。

このヘブル語の聖句には子供を産む時の婦人に適用されることばが使われているので,知恵が「あたかも産みの苦しみのような苦しみをもって生み出」されたように述べられています。(新世訳)ヘブル語のこの言葉は,婦人が子供を産むときの陣痛を強調しています。それで擬人化された知恵すなわち神のひとり子は,婦人が子供を産むときのように産み出されたと新世界訳聖書には述べられているのです。(コリント第一 1:30。コロサイ 1:13-15)出産のあらゆる苦痛のゆえに,婦人が子供を産むことは手柄となります。それでイエスが述べられたように,婦人は出産のあとでよろこぶことができるのです。(ヨハネ 16:21)擬人化された知恵が産まれることに関連してこのヘブル語の言葉が使われていることは,ひとり子を生み出した功績が神のものであり,神の最初の創造が神の熟慮の末に成ったものであることを示しています。それで擬人化された知恵は,神のひとり子すなわち「そのわざの初め」として高く評価されます。

● 「神が偽ることのできない事柄」の中で,天王星と土星に対する影響によって冥王星が発見されたと述べられているのはなぜですか。海王星の方が土星よりも冥王星に近いのではないですか。

これは聖書に出ていることではありませんが,実際に見ることのできないものの存在が,そのもたらす影響によって証明できる実例としてとりあげられています。「神が偽ることのできない事柄」の11頁には冥王星に関して,次のように書かれています。「それは1930年に発見されました。しかし冥王星の存在は,早くも1905年に推測されました。どうしてですか。その影響によって天王星と土星に生じた特定の効果のためです。それは未知惑星と呼ばれました。この効果をもとに科学的な計算を行なったところ,この惑星の位置は太陽からおよそ59億キロのところに定められました。それで十分な性能を持つ望遠鏡をそこに向けて写真をとることに成功したのです。このように天文学者の推測と25年間の研究によって,この淡黄色の惑星,冥王星の存在が証明されました」。冥王星の存在が推測されたのは天王星と海王星よりももっと冥王星から隔っている土星ではなくて,天王星と海王星に生じた影響によるという疑問が表明されました。天文学のある本には,次のように出ています。「天文学者は天王星の軌道を計算したが,天王星は予測された軌道をはずれて運行した。この事の研究から,海王星が発見された。さらに天王星が計算された軌道からそれる事実は,海王星の引力にだけよるものではないことも発見された。その上,海王星自体の運動にも乱れのあることがわかった。それで更に研究と天体の撮影が行なわれ,1930年に冥王星が発見された」。―ブリタニカ百科事典1959年版第18巻92頁,ジェイムス・ピッカリング著「天文学に関する千一の質問」,66,67,69頁。

しかし,バージニア大学リーンダー・マッコーミック天文台所長,ミッチェル博士の次のような興味ある報告が,1932年版「アメリカナ年鑑」に出ています。「約25年前から,天王星と土星の軌道のずれは,海王星の運動の乱れによって十分に説明できないことが明らかにされ始めた。アメリカのローエル,ピッカリング等を含めて多くの研究者が,この問題にとりくんだ」。この点についてニューヨークのアメリカナ協会に直接問いあわせたところ,アメリカナ百科事典編集長はこう答えています。「近代の天文学研究書をよく読んでいる私の一同僚は,ミッチェル博士の意見は正しい,同じような事実は多くの教科書にのべられていると語っています。『海王星が発見される前,その存在は土星と天王星の運動の乱れによって推測されていました。海王星が発見されると,土星と天王星の運動の乱れは海王星の引力だけによるものでなく,他の天体の影響のあることがわかりました。この資料をもとに,第9番目の惑星,冥王星の位置が計算されました』」。

ついでですが,ある出来事についての資料は,それが起きた時にもっとも近いものが望ましいと言えるでしょう。その出来事が起きた当時の科学者,歴史家,スポークスマンは,その時の事情に通じており,自分たちの時代に起きた出来事について信頼できる情報を提出できます。そのわけで,1930年の冥王星発見の情報を,1932年版アメリカナ年鑑から得ることは実際的です。

以上の事柄に照らしてみるとき,「神が偽ることのできない事柄」の本の11頁に「しかし冥王星の存在は,早くも1905年に推測されました。どうしてですか。その影響によって天王星と土星に生じた特定の効果のためです」とのべられているのは,根拠のないことではありません。

● 洪水後,ノアは箱舟からハトを放ちましたが,「そのくちばしには,「オリブの若葉があった」としるされています。(創世 8:10,11)木は洪水により枯れていたのではないのですか。ハトは何処からオリブの葉を持ってきましたか。

洪水の水が多くの木や植物に害となったことは確かですが,オリブの木が残ることはあり得ないとは言えません。オリブの木は丈夫です。それについて次のように言われています。「古い株は活力がつきないかのように新しい枝を出し続ける。」(新スカッフ・ヘルゾグ宗教知識百科事典,4巻,404頁)注目すべきことにギリシャの哲学者で科学者のテオフラタスとローマの博物学者大プリニイは紅海の水中で青さを保持しながらオリブが生長していると述べています。ゆえに大洪水の間死減せずにオリブの木が水につかったまま残ったことはあり得ます。水が引き始めると覆われていたオリブの木は再び乾いた地の上で芽生え,ハトは容易に木の葉を得ることができました。ハトが新しいオリブの葉をくわえて帰ったことは,箱舟の人々にとって意義深いことでした。そのようにして,「ノアは地から水が引いたのを知った」のです。―創世 8:11。

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