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  • 結婚生活の門出を良いものにする
  • 目ざめよ! 1974
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目ざめよ! 1974
目74 8/8 3–6ページ

結婚生活の門出を良いものにする

結婚の起源は人類の始まりにまでさかのぼります。エデンの園でエホバ神は最初のふたりの人間アダムとエバを結婚させました。(創世 2:22-25)結婚は,男女がいっしょに住んで家族をもうける,神が認められる唯一の方法です。(コリント第一 6:18; 7:9)「幸福な神」エホバがお定めになったものですから,結婚はふたりを幸福にする取決めであるはずです。―テモテ第一 1:11。

ところが今日,多くの結婚は神が意図された幸福を反映していません。アメリカだけでも新婚5組につき2組は離婚に終わります。多くの男女は,結婚して離婚の危険を冒すよりも,結婚せずに同棲することを好みます。

エホバの証人はそれと気持ちのよい対象をなしています。彼らの結婚と家族生活は,道徳の価値がしだいに失われていく世界にあって驚くほど安定しています。といっても問題がひとつも起きないというのではありません。しかし彼らはほとんどの問題を処理し,最小限にとどめることができます。どのようにしてそれをするのでしょうか。エホバの証人はまず結婚へのよい出発を行ないます。

結婚式そのものがそのためのよい機会となります。結婚の誓いが行なわれる前に,資格のある奉仕者が,新郎新婦といっしょに,幸福な結婚と家族生活を行なうための聖書の助言を復習します。では,典型的なエホバの証人の結婚式でどんなことが話されるかのぞいてみましょう。さきごろニューヨーク市で結婚式を執り行なったある奉仕者はふたりに対し次のように話しました。

「ふたり一体となる」

「結婚は最初,人類の創造者であるエホバ神によって始められました。最初の人間アダムは,神が創造された動物を見てまわったあと,自分のような仲間がひとりもいないことを知りました。肉体的にも精神的にも完全でしたが,アダムは満たされないものを感じました。そこで神は言われました。『人が自分だけでいつづけるのは良くない。わたしは彼のために助け手を彼の補助として作ることにしよう』。(創世 2:18,新)それから神はエバをおつくりになり,『彼女をその人のところへ連れてきて』,ふたりを結婚させられました。(創世 2:22,新)次に聖書はこう述べています。『それゆえに,男は父母を離れて妻と結びつき,ふたり一体となるのである』― 創世 2:24,新。

「神のことばが,『男は……妻と結びつく』と述べているのにお気づきですか。エホバ神は結婚を永久的な取決めと見ておられます。結婚は,いまは賛成だけれどもあとになったら気を変えるということができるようなものではありません。聖書は,一方が姦淫を行なった場合しか離婚を許しません。―マタイ 19:9。

「結婚後の夫の場所は妻のそばであって,父母や友だちのそばではありません。あなたの奥さまはこれからあなたの人生の中であなたに最も近い伴りょとなるのです。今後は,あなたが行なうすべてのことにおいて奥さまを考慮に入れなければなりません。奥さまはあなたの一部です。おふたりは神のみまえに『一体』となったのです。

「この結合は健康な人体にたとえることができるかもしれません。からだ自体が戦い合うことは決してありません。手が足を傷つけることもなければ,目が耳を害することもありません。からだの器官はむしろ他に欠けているものを供給しあい,互いに補いあいます。しかし,このように一体になるには,あなたの結婚における最も重要な第三者の感化を受けなければなりません。

第三者

「きょうおふたりの結婚式に参列された人々のうち最も重要な証人はエホバ神であるということをお考えになりましたか。神はおふたりの結婚生活のなかで最も重要な存在でなければなりません。それは聖書が,『何をしていても,人にではなくエホバに対するように魂をこめてそれに携わりなさい』と述べているからです。(コロサイ 3:23)おふたりはエホバのみまえで,結婚に伴う責任を果たす意志を示されたのですから,エホバはおふたりがエホバに対するようにその責任を果たすことを期待しておられます。神のことば聖書に示されている諸種の原則は,おふたりがその責任を果たすうえで助けとなり,お互いの関係を律する完全な指針となるでしょう。ですから聖書の勉強を今後のおふたりの生活の一部とするようになさってください。

「このことに加えて,いっしょに定期的にお祈りをささげるのはよいことです。聖書は,『絶えず祈りなさい』と勧めています。(テサロニケ第一 5:17)これは,エホバだけがお聞きになる個人的な祈りのことを言っているにすぎないでしょうか。神への個人的な祈りはいつでも非常に有益ですが,夫と妻がともに祈りをささげる機会もあります。たとえば食事の時のほかに,床につく前も,おふたりが毎晩いっしょに祈ることのできる機会です。ご主人は,少なくとも一日に一回晩に,ふたりの思いを言い表わすことができます。これはふたりをいっそう親密に,いっそう神に近づかせる効果があります。それに,一日の終わりには,エホバに感謝すべき事がらがたくさんあります」。

家庭における健全な関係

結婚したふたりは生涯の大部分を家庭で過ごします。家庭にはどのようなふんいきがあるべきでしょうか。別の結婚式を執り行なった人は次のように話しました。

「夫婦として聖書の原則に従えば,お互いの愛は深まっていきます。ふたりは肉体的に引かれるだけでなく,とくに相手が敬虔な特質をもつゆえにお互いに引かれていることに気づくでしょう。しかし不完全な者である以上,時にはお互いに相手の神経にさわることもあるにちがいありません。そのような場合にはどう反応すべきでしょうか。

「エフェソス人への手紙 4章29,32節には次のようなすぐれた助言がのっています。『腐ったことばをあなたがたの口から出してはなりません。むしろ,必要に応じ,どんなことにせよ築き上げるのに良いことばを出して……互いに親切にし,優しい同情心を示し,神がキリストによって惜しみなくゆるしてくださったように,あなたがたも互いに惜しみなくゆるし合いなさい』。

「エホバ神が夫婦を『一体』と見られるといってもそれは結婚は五分五分のものであるという意味ではありません。問題が起きたなら,双方が進んで半ば以上譲らなければなりません。ふたりとも毎日いろいろな圧迫に直面しますから,問題は必ず生じます。

「たとえば,夫は外で働きますが,人々はいつも親切であるわけではありません。非常に意地の悪いことをするときもあります。妻は家事や子どもの世話をしますが,何もかもうまくいかないように思える日もあります。そういうときには神経が緊張して,使徒パウロが言ったように,『築き上げるのに良い』ことばの『必要』が生じます。(エフェソス 4:29)おふたりの家庭生活はそのようなさわやかなふんいきのあるものになるでしょうか。きつい一日を過ごして疲れ果てているときにはとくに,そのようなふんいきをつくるようふたりで余分の努力をすることが必要です。

夫と妻の責任

「聖書はエフェソス 5章23節で,妻に対する夫の責任を,クリスチャン会衆に対するキリストのそれになぞらえています。そこにはこのように書かれています。『夫は妻の頭だからです。それは,キリストが会衆の頭であり,この体の救い主であられるのと同じです』。

夫の頭の権にはどんな事がらが関係していますか。エフェソス 5章28,29節はその重要な面を指摘しています。『夫は自分の体のように妻を愛すべきです。妻を愛する者は自分自身を愛しているのです。自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,またたいせつにします。キリストが会衆に対してするようにです』。あなたは何年間もあなたのからだの世話をしてきました。いつもきちんと清潔に,暖かく保ち,十分に食べさせました。これからは奥さまに対しても同じことをしなければなりません。それには家を準備することも含まれます。それは大きくなくても,家族の必要に適した場所であることが必要です。

「妻は夫の頭の権にどのように応ずるべきでしょうか。エフェソス 5章22節は,『妻は主に対するように自分の夫に服しなさい』と述べています。そして24節は,『会衆がキリストに服しているように,妻もすべての事において夫に服しなさい』とつけ加えています。

これは夫を独裁者にするような過酷な取決めではありません。コリント人への第一の手紙 11章3節は,夫たる者もより高い権威に服従する立場にあることを彼らに思い起こさせ,『あなたがたに次のことを知って欲しいと思います。すべての男の頭はキリスト……です』と述べています。女もまた第一にエホバ神とキリスト・イエスに服従すべき立場にあります。したがって夫に対する妻の服従は絶対的なものではなくて比較的服従です。

「夫に従う女性は次のことを認めています。つまり家庭内の大きな問題は夫が決定することをエホバは期待されるということです。もちろんあなたのご主人は,問題についてあなたと話し合い,あなたの考えを聞かれるでしょう。そしてあなたの提案したことを行なうよう決定なさることもあるでしょう。しかし勘定を支払わねばならないのはご主人ですから,時にはそれが決定に影響することもあります。

「夫に正しく従う女性は神の目に美しいものです。あたかも特別の衣装をよそおっているようです。なぜそう言えますか。使徒ペテロが,ペテロの第一の手紙 3章3,4節で,妻たる者に与えている助言に注目してください。『あなたがたの飾りは,髪を編んだり,金の装飾を身につけたり,外衣を着たりする外面のものであってはなりません。むしろ,もの静かで柔和な霊という朽ちない装いをした,心の中の秘められた人を飾りとしなさい。それは神の目に大いに価値のあるものです』。古びてしまう物質の衣服とちがい,これらの特質は,神のみまえにその快さを失うことがありません。今は信じにくいかもしれませんが,こうした特質は,結婚式の日よりも,何十年もの歳月がたったあと,夫をして妻を愛させるものです。

「賢い妻」

「箴言 31章10節から31節(口)には,『宝石よりもすぐれて尊い』『賢い妻』のことが述べられています。すべての妻たる人,とくに新婚の人は,この部分を注意深く調べてごらんになるとよいでしょう。14節から要点だけを取り上げてみましょう。

「彼女は『商人の舟のように,遠い国から食糧を運んでくる』。あなたの奥さまが,買い物車を引いて,いろんな店で安い物をさがしながら遠くからやってくるところをわたしは想像することができます。物が絶えず高くなっている今日ではこれは必要なことです。

「15節と17節は彼女が『まだ夜のあけぬうちに起きて,その家の者の食べ物を備え……力をもって腰に帯し,その腕を強くする』ことを指摘しています。家をいつもきちんと清潔に整え,子どもたちの世話をし,おいしくて経済的な食事を時間通りに準備すること以上に女性の力を要求するものがほかにあるでしょうか。そのうえに,ボタンつけやくつ下の繕いやその他良い主婦に要求されるいろいろな事がらがあります。主婦はほんとうに大仕事をかかえています。

「しかし神のことば聖書の助言を生活に生かす妻には大きな報いがあります。30節〔新〕はこう述べています。『あでやかさは偽りであり,美しさはつかのまである。しかし〔エホバ〕を恐れる女はほめたたえられる』。なんとすばらしい報いでしょう。エホバを恐れていることが行動に表われる女性は,夫から,知人から,そして最もたいせつなこととして神ご自身からほめられます」。

幸福な結婚生活のための助言は得られる

エホバの証人がこうした問題について助言を得る機会は,結婚式の話を聞くときだけではありません。彼らの雑誌,書籍,冊子などは,結婚および家族の互いに対する責任について絶えず取り上げています。最近「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌にのせられたこの種の記事としては,「あなたの結婚には神が関係していますか」,「かしらの権に対する,女性の敬意 ― どのように表わされるか」,「離婚は問題に対する答えとなりますか」などがあります。

エホバの証人はこの種の記事を個人で読むだけでなく,会衆の集会でもたびたび勉強します。実際につい最近も「ものみの塔」誌にのった,「あなたのお子さんはキリストの弟子となっていますか」,「子どもの訓練に喜びを見いだす」という記事をいっしょに勉強しました。あなたはお近くの王国会館で行なわれるそのような聖書の勉強会に出席するのをお望みでしょうか。もしそうでしたら心からご招待致します。またいつでもご遠慮なく,エホバの証人にご連絡ください。

よい出発をすることは,結婚における健全で永続的な関係の重要な要素です。結婚して何年にもなる人びとでも,聖書の原則に従うなら,その結婚生活と家族生活はより幸福でより意義のあるものとなります。

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