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  • 魂を得るに至る信仰を行いにあらわす
    ものみの塔 1963 | 9月15日
    • 国の人々は,永遠の生命をもたらす真の自由を知ることになるでしょう。

      まかれた真理の種は,ローマカトリック教会の牧師からすぐに攻撃されます。エホバの証者と聖書の勉強を始めた一人の婦人は,娘の教育をさしとめると牧師から言われました。聖書研究を始めた別の婦人は,娘の学校の成績が急にさがったことに気づきました。そこで不審に思って娘を再び教会にやったところ,成績はすぐによくなりました。しかしながらエホバはご自身のものであるこれらの羊に勇気と力を与えて下さり。羊はエホバの声を聞いて集められるものと,私たちは確信しています。

  • 読者よりの質問
    ものみの塔 1963 | 9月15日
    • 読者よりの質問

      ● 精神的におくれた子供に対する,クリスチャン両親のつとめはなんですか。―アメリカの一読者より

      テモテ前書 5章8節は,明白に,「もしある人が,その親族を,ことに自分の家族をかえりみない場合には,その信仰を捨てたことになるのであって,不信者以上にわるい,と述べています。それゆえ,できるなら,両親には遅進児であっても,子供をかえりみる責任があります。子供の精神的障害は,その子供自身のあやまちによるのではなく,難産,早産などの誕生時における特殊な事情や,両親の不全によるということを忘れるべきではありません。

      両親のつとめは単に物質面だけでなく,精神的な面でも必要なものをそなえることです。クリスチャンの両親は,いつでも父親が子供に神の律法を話し聞かせるべき事を教えた申命記 6章4節から7節の教訓を無視してはなりません。また,エホバの薫陶と訓戒とによって子供を育てなさいといっているエペソ書 6章4節の言葉をも見過すべきではありません。もし子供が国から保護される者になつたとすれば,その子供は,愛情ある両親が献身したクリスチャンとして聖書的なつとめに従いつつ与える命に導く教えを受けられません。

      子供がエホバからのいましめと教えを受けられるようにとりはからっているなら,両親は子供の永遠の救いのためにそなえていることになります。他の人を助けて救いにいたらせるということを果たすためには,なによりもまず第一に,自分自身の家族から始めねばなりません。そして特に,宗教的な教訓と指導,および援助を必要とする若い子供を持つ親にこの事はあてはまります。あなた自身の血肉を分けたものであり,あなたに扶養がまかされている子供を全然かえりみないでおきながら,出かけて行って,他人の救いのために働くことに意味がありますか。

      単に宣教にささげる時間の多少によって,この責任を転ずることはできません。しかし,子供のおくれの程度がひどく,信仰を働かせ救いを得るために必要な霊的食物,ないしは知識を取り入れることさえ全く出来ないほどならば,その時はじめて両親はその子供の世話を他の者,たとえば国立養護施設などに委ねるべきかどうか考慮できるでしょう。しかし,その場合でも,たとえ両親が定期的に面会に行っても,子供は国家の保護を受ける者として,輸血,異教や国家主義にもとづく祝日などの機会に霊的な危険にさらされる場合があるということを見すごしてはなりません。このように両親が考慮しなければならぬ事がいくつかあります。

      遅進児を持つ事は,その家族にとって大きな重荷となることは確かです。しかし,その重荷が家族の手によって担い得るなら,そして,その子供がクリスチャンの家族内で生活することによって,霊的な恵みが受けられる状態ならば,すべての手をつくしてもその重荷は担われるべきです。これを果たす両親は正しい事をしているのであり,聖書的な要求にもかない,神からの是認と祝福を頂くでしょう。結果においてこれは最善の道であり,特に,家族の全員が遅進児を助けることに力を会わせるならそう言えます。

      遅進児の世話をするという事は,一種の挑戦,特に,御霊の実を生みだすかどうかの挑戦と見なされるべきです。(ガラテヤ 5:22,23)遅進児に関する最近の学問的研究により,次のような意見が発表されています。「遅進児は母親や兄弟から深い愛情を受けることが多い。……多くの場合に家庭での養育は可能であり,精神病院などの施設に入れるよりも,幸福な解決策である。家庭で養育する場合,母親は事態をすなおに受け入れ,それと共に,正常になることを期待すべきではない。母親はその子供を愛情をもってあつかうべきであると共に,他の子供をもなおざりにすべきではなく,また,罪の意識など感ずるべきではない」。―Neo Natal Pediatrics,W. R. F. Collis

      なんらかの薬物が遅進児の治療に効果があるかどうかは,まだはつきりしてません。しかし,すくなくともある症例の場合には,グルタミン酸の使用によって,良い結果がありました。グルタミン酸については「現代薬学百科」(Modern Drug Encyclopedia 1961年,英文,第8版)に次の説明があります。

      「臨床的観察によると,自然のグルタミン酸には,精神的に遅進の児童および成人の性格の知的能力改善の可能性がある」。このような療法がどの程度まで有効であるかどうかは,患者の遺伝的ならびに性的要素および,本人が家庭で養育されるかどうかに左右されるでしょう。―「サイエンス・ニュース・レター」(英文),1953年1月12日号。

      遅進の程度,遅進児を養育する家庭の能力,愛情のある家族と共に生活することによって遅進児が受ける益など,種々の要素を考慮に入れて,個々の問題が取り扱われなければなりません。

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