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偉大な教え手に聞き従う
教 26章 107–110ページ

26章

神を賛美する子どもたち

あなたは,なぜ口があるのだろうか,と考えてみたことがありますか。あなたは,口をどのように使いますか。―

ものを食べるには,たしかに口が必要です。でも,口は食べるためだけにあるのではありません。たいていの人は一日に二,三回食事をするだけです。しかしたしかに,口は話すのにずっと多く使うのではありませんか。― 口びる,舌,歯,うわあごはすべていうまでもなく,あなたが話すたびにそれぞれの役目をします。

もしあなたが話すことができなかったなら,どうだったか,ちょっと考えてみてください。自分の考えていることをだれにもけっして話せないとしたら,どんなに悲しいことでしょう。エホバがわたしたちに口をそなえてくださったのは,うれしいことではありませんか。― そしてエホバはわたしたちに口をそなえてくださったのですから,エホバをほめたたえるしかたで口を用いるべきだと思いませんか。―

神のしもべであったダビデ王は,そのように感じました。そして,「わたしの口はエホバの賛美を語ります」といいました。あなたも,口を使ってそうするのは良いことだとは思いませんか。― では,ダビデのことばをいっしょにくりかえしていってみましょう。『わが口はエホバの賛美を語る』― 詩篇 145:21。

そのようなしかたで自分の口を使った,イスラエル人の少女がいました。その少女が住んでいたころ,シリアの国とイスラエルの国は敵対していました。ある日,シリヤ人がイスラエルと戦って,その少女をほりょにしました。少女は,ナアマンという将軍の家へ送られ,そこでナアマンの妻の召し使いになりました。

さて,ナアマンはらい病にかかっていました。医者はだれひとりとしてナアマンをなおせませんでした。でも,イスラエルから来たその少女はエホバに大きな信仰を持っていました。また,エホバがすばらしいわざをおこなえるかたであることを知っていました。そして,神の特別なしもべのひとりである預言者だったら,ナアマンを助けられると信じていました。もちろん,ナアマンとその妻はエホバを信じていませんでした。ふたりは別の宗教を持っていました。少女は自分の知っていることをふたりに話すべきですか。もしかすると,ふたりはそんな話なら聞きたくないとさえ思うかもしれません。あなただったら,どうしたでしょうか。―

少女は,話してあげるべきだということを知っていました。そうするのは親切なことですし,神にたいする愛をあらわすことにもなるでしょう。そこで少女はいいました。『ナアマンさまが,イスラエルにいるエホバの預言者のもとへおいでになりさえしたら。そうすれば,らい病がいやされるでしょうに』。

ナアマンはぜひ病気をなおしてもらいたかったので,少女のことばを聞き,エホバの預言者のところへ行きました。そして,預言者から命じられたとおりにすると,ナアマンはいやされました。そのためにナアマンは真の神の崇拝者になりました。イスラエルから来た少女がおそれずにエホバを賛美したことを,ナアマンはどんなにかうれしく思ったにちがいありません。―列王記略下 5:1-15。

その少女がしたように,あなたもだれかがエホバについて学ぶのを助けたいと思いますか。― あなたはどんな人を助けることができますか。―

もちろん,人びとは,さいしょ,自分には助けが必要などと思わないかもしれません。でも,あなたは,エホバがおこなわれる良いことがらについて,人びとに話せます。そうすれば,人びとは耳をかたむけるかもしれません。人びとが,あなたとおなじように,エホバを愛するようになれば,それはすばらしいことではありませんか。― あなたが口を用いてエホバを賛美すれば,そのようなことが起きるのです。

聖書には,テモテという名の若者のことも書かれています。テモテのお父さんはエホバを信じてはいませんでした。しかし,お母さんとおばあさんはエホバを信じていました。テモテはそのふたりに聞き従ったのです。そして,たいへん幼いころから聖書を知っていました。エホバを賛美するには,聖書を知らなければなりません。エホバについて教えているのは聖書だからです。

テモテは成長して,りっぱな若者になりました。ある日,イエスの使徒のパウロは,テモテの住んでいた町をおとずれました。そして,テモテがどんなにエホバに仕えたいと願っているかを知りました。それでいっそう神に仕えるため,自分について来るよう,パウロはその若者をまねきました。ふたりはいっしょに他のいろいろな土地へ旅行しました。そして,どこでも,神の王国とイエスについて人びとに話しました。―使徒行伝 16:1-5。

テモテは,使徒パウロから神を賛美するしかたについてたくさん学びました。テモテはパウロが大ぜいの人に向かって話すのを見聞きしました。また,パウロが人びとの家に行って教えるのをも見ました。でも,テモテはただ見まもっていただけではありません。そのわざに参加しました。ですから,パウロはいいました。『テモテは,わたしと同様に,エホバの業を行なっています』― コリント前書 16:10。

テモテが神について語ったとき,どの人もその話を喜んだわけではありません。でも,テモテはやめませんでした。家に帰りたいなどとはいいませんでした。テモテは,エホバの賛美を語るために口を用いることができるのをうれしく思いました。

ところが,それは年長の人だけがすることだ,とある人はいうかもしれません。あなたはそう思いますか。― 偉大な教え手は,そうではないことを知っておられました。ある日,人びとが,幼い少年たちに神を賛美するのをやめさせようとしたところ,イエスはおっしゃいました。『あなたがたは,「幼い子どもたちの口から賛美が出て来ます」というのを聖書から一度も読んだことがないのですか』― マタイ伝 21:16。

わたしたちはみな,ほんとうにそうしたいと願うなら,エホバを賛美することができます。それはむずかしいことではありません。神は,話すための口をわたしたちに与えてくださいました。聖書について何もかも知っていなければ,神を賛美することはできない,というわけではありません。いままでに学んだことを他の人びとに話せばそれでよいのです。あなたはそうしたいと思いますか。―

(神に仕えることを若い人たちに勧めている聖句としては,ほかにも,詩篇 148:12,13; 伝道之書 12:1; テモテ前書 4:12などがあります。)

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