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  • エホバにより頼むことを学ぶ
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1975
塔75 2/15 125–127ページ

エホバにより頼むことを学ぶ

わたしたちの時代は,すべての人が非常な圧力の下に置かれている時代です。人々はどちらに向いても問題にぶつかります。それは,八方から押し入る重苦しい空気のようです。それに耐えてゆくには,確かに勇気がいります。

すべての人が,この世の重圧に首尾よく対処する唯一の方法は,創造者エホバにより頼むことです。それゆえ,エホバの証人は,人間の解決策は失敗し,神のみが人類に助けをもたらすことができ,また神にそのご意志があることを知るよう,人々を助けるために努力しています。

神のことばは次のように述べています。『もろもろの君によりたのむことなく人の子によりたのむなかれ かれらに助けあることなし……その望をおのが神エホバにおくものは福いなり こはあめつちと海……を造りとこしえに真実をまもり……たまふ神なり』― 詩 146:3,5,6,7。

クリスチャンは学ぶことができる

しかし,地に対する神の王国の支配に信頼と希望をおいている真のクリスチャンでさえ,エホバにより頼むことについて,学ぶべきことは数多くあります。この腐敗していく事物の体制を見て,唯一の希望は,この地を治める神の政府である,と言うことは容易です。しかしながら,各自,次のような事柄を自問してみるべきです。「わたしは本当に神により頼む生活をしているだろうか」。「わたしは,神が将来にしてくださることだけでなく神の日々の導きにも信頼しているだろうか」。

例えば,あなたは若くて,活力にあふれた人かもしれません。あるいは,あなたは快適な家に住み,経済的にも何の心配もない人かもしれません。それは良いことです。しかし,あなたは世俗の仕事について,または必要とする物,欲しい物を手に入れることについて,あるいは娯楽に関して,決定を下さなければなりません。それをするに際し,あなたは自分自身の活力や持ち物に信頼をおきますか。聖書記述者のヤコブは,まちがったところに信頼をおくことを警告して次のように言っています。

「さあ,『きょうかあす,わたしたちはこの都市に旅してそこで一年過ごし,商売をしてもうけることにしよう』と言う者たちよ,あなたがたは,あす自分の命がどうなるかも知らないのです。あなたがたは,少しのあいだ現われては消えてゆく霧のようなものだからです。むしろ,『もしエホバのご意志であれば,わたしたちは生きていて,これを,あるいは,あれをすることでしょう』と言うべきです」― ヤコブ 4:13-15。

それで,どんな決定をする時にも,あなたはまずその件に関して神の導きを求めますか。それは神への奉仕にどのように影響するでしょうか。また兄弟たちやその他の人々にどのように影響しますか。それはクリスチャンの義務から注意をそらせるものを減らして,あなたの生活を煩わしくないものにするものでしょうか。それは会衆内における責任をより良く果たし,一層広範な奉仕の機会をとらえることを可能にするものですか。それはあなたの霊性を改善するのに助けとなりますか。それは,あなたが家族と共に過ごし,彼らを強くするより多くの機会を,どのように与えるものとなりますか。

主に考慮すべき事柄の一つは,それが,今,霊的な面で自分にどう役立つかということです。それが何であっても,今妨げとなるものは,危険です。なぜなら,ヤコブが言うように,あなたが生きているのは今だからです。さらに,この事物の体制に残されている時は短いのです。

他方,あなたは物質的に恵まれていないかもしれません。それにもかかわらず,あなたは決定をする時にエホバにより頼み,必要ならば物質的により良い見込みを犠牲にして,霊的な事柄を優先させますか。これは真にエホバに頼っていることを表わし示すものです。

困難な時により頼む

また,わたしたちは本当に困難な事態,あるいは迫害に面した時にも,エホバにより頼む必要があります。使徒パウロは次のように書いています。「兄弟たち,アジア地区でわたしたちに生じた患難について,あなたがたに知らずにいて欲しくないのです。わたしたちは,自分の力を超えた極度の圧迫を受け,そのため自分の命についてさえ全くおぼつかない状態でした。事実,自らのうちでは,死の宣告を受けているのだと感じました。これは,わたしたちが,自分自身ではなく,死人をよみがえらせてくださる神を信頼するためだったのです。死のような大いなるものから神はわたしたちをたしかに救い出してくださったのであり,またこれからも救い出してくださるでしょう。今後も救い出してくださるということ,これがこのかたに対するわたしたちの希望なのです」― コリント第二 1:8-10。

わたしたちは逆境をエホバに対する信頼を強める機会とみなすべきです。自分自身でそれ以上なすすべがない時,わたしたちはほかのだれに頼ることができるでしょうか。幾人かのエホバの証人は,全時間の宣教のわざに携わっている時はじめて,エホバにより頼むとはどういうことなのかを,十分に学び知ることができました。時には,次の食事ができるかどうかわからないこともありました。それでも,生涯の仕事として選んだこの「開拓者」のわざを続けて,信仰と信頼を示したとき,彼らは必要物を十分に備えられ,幸福感を持つことができました。―テモテ第一 6:6-8。

悩みや迫害の時には,祈りを通して神に懇願してください。(ヘブライ 4:16)また,クリスチャン兄弟たちの祈りがもたらし得る助けも見過ごさないでください。使徒は,仲間のクリスチャンに次のように懇願しています。「またあなたがたも,わたしたちのために祈願をささげることによって助けに加わることができます」。(コリント第二 1:11)もしあなたが,ご自分の行動によってエホバにより頼んでいることを表わし,あなたの忠実な兄弟たちがあなたのために神への祈りの中でとりなしをしているならば,あなたは必要な助けをすべて与えられるとの全き確信を持つことができます。―テモテ第一 2:1。

エホバにより頼むということには,神がわたしたちを世話してくださるということに対する信仰以上のものが含まれています。つまり,わたしたちの側が大胆さを示し,自由に語り,聖書の原則につき従い,他の人にわたしたちの立場を知らせることが含まれています。イエスはこう言われました。「それゆえ,人の前でわたしとの結びつきを言い表わす者はみな,わたしも天におられるわたしの父の前でその者との結びつきを言い表わします」― マタイ 10:32。

聖書の真理の道を歩んできた間ほとんどずっと身体が麻痺していたある兄弟は,このことの真実さを経験しました。歩くことだけでも,また自分で何かするだけでも,相当の努力と長年の訓練を要しました。彼は学校でジャーナリズムを一生懸命に学びました。そしてラジオやテレビの報道関係の仕事で非常に成功するようになりました。しかし,いつも確固とした態度で真理を率直に語りました。最初から雇い主に,自分はエホバの証人なので,クリスチャンの原則にもとる広告はできないということをはっきり伝えました。彼はその率直な態度のために,また良心を汚すことが要求されるであろう活動が関係していたために幹部の職を退けたので,職を失いました。

しかしながら,この兄弟とその妻は他の人によりかからなくても,生活に事欠くことはありませんでした。仕事はいつでもありました。それにエホバは,ふつうの方法では会って伝えることが難しい人々に証言するすばらしい機会を彼のために開かれました。そして彼は長老として奉仕し,会衆内で多くの割当てを受け,エホバの証人の大きな大会においては報道関係の仕事に携わってきました。

それで,身体の状態,経済的立場,背景,または現在の境遇がどうであろうと,だれも絶望的になるべきではありません。事実,ある事柄が個々の人自身の力とか能力によるのでなく,神の力により成し遂げられたことが明らかである時,神は一層栄光をお受けになるのです。使徒が次のように述べているとおりです。「しかしながら,わたしたちはこの宝を土の器に持っています。それは,普通を越えたその力が神のものとなり,わたしたち自身から出たものとならないためです」― コリント第二 4:7。

あなたの忠節な信頼は,エホバに栄光をもたらします。次いでエホバはそのことを嘉みされて,み心をあなたのほうに向けられるのです。―ヘブライ 6:10; 11:6。

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