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  • 喫煙はなぜよくないか
  • 目ざめよ! 1978
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目ざめよ! 1978
目78 4/8 28–29ページ

聖書の見方

喫煙はなぜよくないか

「要するに,喫煙は罪ではない」。これは一人の人が米国の著名な新聞の投書欄で述べた言葉です。こうした意見は,大抵の人々,特にたばこを使用している人々の態度を確かに反映しています。そうした人々は,恐らくこう尋ねるでしょう。「喫煙がなぜいけないのか。要するに,それは罪ではない」。

とはいえ,別の人々は,喫煙は間違っていると思うかもしれません。どちらが正しいでしょうか。聖書は何を示していますか。

人間の属性と調和しますか

創造者が人間に与えた主要な属性の一つは,知恵です。では,たばこを吸うのは知恵にかなったことですか。英国王立内科大学によって発行された喫煙に関する第三次報告書には,以前の場合のように,「喫煙と健康」ではなく,「喫煙それとも健康」という表題が付されていました。ニュー・サイエンティスト誌は同報告書に言及し,次のように述べました。「喫煙が肺がんや心臓病,気腫や気管支炎などの原因となる圧倒的な証拠がある」。では喫煙によって自分の健康を危険にさらすのは,どれほど賢明なことでしょうか。

神が人間に与えた別の特質は,公正さです。では喫煙する妊婦は,まだ生まれていない自分の子供に公正な扱いをしているでしょうか。いいえ,そうではありません。東北大学医学部の報告によれば,喫煙する女性から生まれる赤子は,喫煙しない人の赤子より,平均200グラム目方が少ないからです。

愛は,エホバ神が人間に与えた別の特質です。しかし,喫煙は愛の表われですか。ロンドン衛生学及び熱帯医学学校の研究者による五年間の研究から集められた証拠によれば,両親が喫煙者である子供たちは,そうではない子供たちより,幼少時に肺炎や気管支炎にかかる率が二倍も高いのです。ですから,家族の成員の喫煙は,愛ある行ないとは言えません。

さらに,神が人間に与えた別の属性は,力です。たばこの使用には惑溺性があるので,喫煙は意志力を弱めます。したがって,全米麻薬乱用問題研究所の所長であるロバート・デュポン博士は,たばこを,「現代社会における,恐らく最も致命的な麻薬」と呼び,次のように語りました。「たばこを使用する人々は,ヘロイン使用者と同じ問題を持っている。どちらのグループの人々も,一年365日四六時中,抑制という問題を抱えている」。

聖書の原則に反する

喫煙者は,自分たちの健康を危険にさらし,台無しにすることによって,知恵の欠如を示しています。ところが聖書は,そうした特質を得ることや,実践することを勧めているのです。(箴 4:7-9; 7:4)さらに知恵のある人は,自分に益をもたらす仕方で振る舞います。ですから霊感を受けた箴言は次のように述べています。「もしあなたに知恵があるならば,あなた自身のために知恵があるのである」― 箴 9:12,口。

また聖書は神の是認を願う人々に公正な振舞いを求めていますが,喫煙によって他の人々の健康を損なうことは実に不当なことです。―ミカ 6:8。

喫煙者は空気を汚しているのですから,自分の家族や他の人々に対して愛を示しているとは言えません。しかし隣人愛は,クリスチャンに要求されているものです。イエス・キリストは次のように言われました。「『あなたは,心をこめ,魂をこめ,思いをこめてあなたの神エホバを愛さねばならない』。これが最大で第一のおきてです。第二はそれと同様であって,こうです。『あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない』」。(マタイ 22:37-39)また,自分の隣人を愛するためには,イエスの言明された次のような黄金律を実践することも求められています。「それゆえ,自分にして欲しいと思うことはみな,同じように人にもしなければなりません」。(マタイ 7:12)確かに,だれかがあなたの目の前で,不愉快で,気分の悪くなるような事柄を行なっていた場合,その人がそれをやめるなら,愛のあることだと思われるでしょう。

この問題には神への愛も関係しています。どのようにですか。つまり,エホバ神に命をささげた人たちは,イエスが指摘されたとおり,心と思いと魂をこめて神を愛さねばなりません。確かにそうした人々は,喫煙によって健康を危険にさらしたり,台無しにしたりして,自分たちの故意の振舞いによって質の低下したものを,神にささげたいとは思わないでしょう。そうするのはクリスチャンたちが自分の体を,「神に受け入れられる生きた,聖なる犠牲として」ささげるようにという使徒パウロの諭しに反することになります。(ローマ 12:1)さらに,そうした犠牲は「聖なる」ものであるはずですから,キリストの真の追随者は,パウロの次の諭しに注意を払います。「肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め,神への恐れのうちに神聖さを完成しようではありませんか」。(コリント第二 7:1)そこには,喫煙のような汚れた習慣の入り込む余地がないのではありませんか。

また,自分自身の意志力の問題もどうぞ考慮してください。もしたばこの中に見られるニコチンという麻薬に対する惑溺のために,意志力が弱められるなら,どうして神を喜ばせることができるでしょうか。神のみ言葉は,神の霊の実である自制を培い,それを表わすことを強く勧めています。(ガラテア 5:22,23。ペテロ第二 1:5,6)ニコチンへの惑溺に屈する人たちは,真に敬神的な自制を実践していると言えるでしょうか。

さらに次の点も考えてください。ニコチンへの惑溺は思いに有害な影響を及ぼし,隷属状態を生み出します。それゆえたばこは,ギリシャ語のファーマキアの語源となった麻薬類などの惑溺性のある薬剤の部類に入れられるでしょう。ファーマキアの語には元々「麻薬の使用」という意味があります。麻薬の使用と心霊術との密接な関係のために,このギリシャ語は心霊術の行ないと結び付けられてきました。事実,その言葉は聖書筆者たちによって用いられ,明らかに心霊術を非とする節の中で「心霊術の行ない」とか「心霊術的な行ない」と訳されています。(ガラテア 5:20,21。啓示 9:20,21)ですからたばこへの惑溺を断ち切っていない人は,神に受け入れられる献身の象徴としてバプテスマを受ける資格がありません。

さらに考慮すべき理由

こうした数々の理由のゆえに,エホバのクリスチャン証人はたばこを避けます。喫煙者で,エホバの証人の会衆を代表して,「良いたより」の宣明にあずかるにふさわしい人はだれ一人いません。なぜですか。事実上『エホバの器をになう』人々には,霊的および身体的清さが求められているからです。―イザヤ 52:11。出エジプト 30:17-21。レビ 22:2-8。

ひそかに喫煙することも,神の是認を願う人にとってふさわしいことではありません。それは偽りの行為だからです。そうした人は喫煙によってだけではなく,その事実をクリスチャン会衆の仲間から隠すことによっても罪を犯しています。適切にも,聖書の中に次のように述べられています。「よこしまな者は[エホバ]に憎まれるからである,しかし,正しい者は[エホバ]に信任される」― 箴 3:32,口[新]。

熱心な祈りと,エホバ神に頼ることによって,幾十万もの人々が,根深い悪い習慣や行ないを克服してきました。(コリント第一 6:9-11)多くの人々は,喫煙すべきでない理由を学び,次いで,神の霊の助けを得て,エホバへの忠実な奉仕と神の新秩序における命との妨げとなる,こうした汚れた習慣を克服するのに必要な自制と力を身に着けてきました。―ルカ 11:13。フィリピ 4:13。

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