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    ものみの塔 1956 | 9月15日
    • 読者よりの質問

      ☆「雲の蔭をもて熱をとどむる」(イザヤ 25:5,ア標)は原子爆弾の爆発に伴う破壊的な熱と雲とを指していますか。―アメリカの一読者より。

      この質問に対する答は明らかに否です! アメリカ標準訳聖書に見出されるこの聖書の言葉を,このように適用しようと努めるならば,文脈とは何の関係もないようにしてしまうでしよう。イザヤ書 25章5節(ア標)の全部に注意して下さい。「なんぢ(ヱホバ)外人の喧嘩をおさへて旱ける地より熱をとりのぞく如くならしめ,暴ぶる者の凱歌をとどめて雲の陰をもて熱をとどむる如くならしめたまはん。」此処でイザヤの予言は何を云おうとしているのですか。原子爆発のきのこ型の雲の下の熱に注意を向けさせて居るのではなく,この「終りの時」にあつて如何にヱホバ神が御自身の証者に加えられる試練や迫害という熱を,ヱホバ神の臨在と保護という雲でとり除かれるかを示しているのです。暑い日に雲が日をさえぎると,ほつとします。雲は熱をとり除きます。ヱホバ神は御自身の「雲」によつて同じことをされるのです。

      此処でイザヤ書 25章5節について註解している1943年,10月15日号の「ものみの塔」(英文)から引用することは当を得たものです。

      『困難の下にあつて忠実を保つ者を神はよしとされ,祝福される。神は彼等と共に臨在され,その雲によつて彼等を保護された。そして残忍な宗教家の迫害を耐え得るものにして下さつた。宮にいる神の子(イエス・キリスト)は火の炉の中の彼等と共にいられる。(ダニエル 3:19-25)神の宇宙的主権という大論争は,神に対する彼らの忠実を固く守ることと密接な結びつきを持つと彼らは知つている。それで,絶えず彼らになされる宗教,政治,司法,商業の陰謀の嵐に対しても,彼らは固く立つことができる。バビロンの専制者はヱホバの証者の仕事に反対して戦いを起すが,そのやかましい示威運動は,彼等の神に対する戦いが敗北に帰するにつれて,全くの失望のつぶやきにと低くされる。予言(イザヤ 25:5)はこの事を良く述べている。「暴ぶる者の凱歌はとどめられ」又は更に良い翻訳では「暴ぶる者の凱歌は低くされる。」(ロザハム訳)「暴ぶむ者の凱歌は卑くされる」― ヤング訳。』

      ☆「産めよ殖えよ」の神命の代表的な成就とはどういう意味ですか。その成就は,代表的なもの以上ではありませんか。―アメリカの一読者より。

      『悪を行つた』一般人類は,千年統治がかなりに行われて,パラダイスの状態が地に充ちてから,始めて新しい世に復活されます。(ヨハネ 5:28,29。ルカ 23:43)ハルマゲドンを生残つた者たちは『生よ繁殖よ地に充てよ』の命令達成に参加して,正義の子供たちを産むでしよう。しかし,この命令を成就するといつても,地を人で一杯にしてしまうことではありません。もしそうなるなら,復活される群衆には余地がなくなつてしまいます。―創世 1:28。

      それで,それは「産めよ殖えよ」の神命の全き成就でなく,代表的な成就なのです。それは,神の成し得ることを表わし示すものです。それは,創造の時の神の御目的通りに,人間を殖やして地を正義の人類で充たすヱホバの御力を表明しています。代表的な成就の一つの例として,大洪水後のノアの完全な世代の数(10×7=70)があります。(創世 9:1)それで,ハルマゲドンを生残る他の羊によつて地が充ちることは,「産めよ殖えよ」の神命を成就し得るヱホバの力を表わし示すのであつて,この意味から代表的な成就と言われるでしよう。しかし,完全な成就とは言われません。もし完全な成就なら『悪を行つた者たち』には,後になつて復活される余地がなくなつてしまいます。

  • 発表
    ものみの塔 1956 | 9月15日
    • 発表

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      『ものみの塔』研究

      10月14日 正しい戦争をなすおよび真理のための戦士 1-4節 348頁

      10月21日 真理のための戦士 5-24節 353頁

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