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霊的なパラダイスに関する約束世の苦難からの人間の救いは近い!
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言葉はますます多くの土地や区域に広められ,「ああ,渇いている者は皆,水に来なさい」という威厳のある招きの言葉によって霊的パラダイスの霊的な宴に注目させられる人びとは幾千人となく増えています。
46 走ってやって来る人たちは増加して,最終的な人数の知られていない「大群衆」となっています。(啓示 7:9,10)イザヤ書 55章3節(新)が,「聴きなさい。そうすれば,あなたがたの魂は生き続けよう」と勧める通り,彼らは霊的に生きるようになりました。このことには,大いなるバビロンとこの世の事物の全体制が消滅する来たるべき「大患難」を肉身のままで保護されて生きて通過することも含まれていると考えられます。霊的なパラダイスは存続し,その幸福な住民は生き残って,エホバに賛美を,そしてそのメシアの王には誉れをもたらすでしょう。―マタイ 24:21,22。啓示 7:14。
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霊的なパラダイスに入るための必要条件世の苦難からの人間の救いは近い!
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7章
霊的なパラダイスに入るための必要条件
1,2 霊的なパラダイスに入るには,イザヤ書 55章6,7節に述べられているどんな必要条件を満たさねばなりませんか。
霊的なパラダイスに入る道は依然として開かれています! 入ってそれを享受するようにとの招きの言葉は依然として世界中で鳴り響いています! その招きの言葉を聞く人が入りたいと願う場合,何が求められますか。霊感を受けて記されたイザヤ書 55章の預言の言葉はさらに,その必要条件を次のように美しく述べています。
2 「あなたがたは,エホバを求めなさい。見いだせるうちに。近くにおられるうちに,呼び求めなさい。邪悪な人は己の道を捨て,害を加えようとする人は己の考えを捨て去りなさい。そして,エホバに帰りなさい。あわれみをかけてくださるであろう。わたしたちの神に帰りなさい。豊かに赦してくださるからである」― イザヤ 55:6,7,新。
3 (イ)なぜ今は「エホバを求める」べき時ですか。(ロ)どんな意味でエホバは「近くに」おられますか。
3 西暦1914年以来,わたしたちはこの世の事物の体制の「終わりの時」代に生活してきましたから,有利な仕方でエホバを見いだせる期間として残されている時間は,今や非常に短くなっています。それで,今こそエホバを求めるべき好機です。が,エホバを見いだすために遠くまで行くには及びません。依然として,誠実に求める人の届く近いところにおられるのです。ゆえに,今はまた,エホバを呼び求めるべき時です。声の届かぬ所におられるわけではありません。「〔エホバ〕の大いなる恐るべき日」の前の今は,「すべて〔エホバ〕の名を呼ぶ者は救われる」という励みを与える言葉が当てはまる時です。―ヨエル 2:31,32,口語〔新〕。ローマ 10:13。
4 (イ)「邪悪な人は己の道を捨て(去りなさい)」という必要条件の意味を説明しなさい。(ロ)『害を加えようとする考え』を捨て去ることには何が関係していますか。そうするのはなぜ重要なことですか。
4 こうしてエホバを求めるに際し,またそのみ名を呼び求めるためには何をすべきかをわたしたちは告げられています。自分の生活の仕方,また心の状態と大いに関係のある自分の考え方に注目しなければなりません。このことは,「邪悪な人は己の道を捨て,害を加えようとする人は己の考えを捨て去りなさい。エホバに帰りなさい」という勧告の言葉に示されています。(イザヤ 55:7,新)確かに,もし邪悪な人がエホバを求めて見いだし,エホバを呼び求めて受け入れていたたきたいと願うのであれは,その人は自分の邪悪な道を捨て去らねばならなかったでしょう。エホバは邪悪を憎まれます。邪悪な人はまた,害を加えようとしますから,その人の考えは他の人びとに危害を加えることを企てるものです。したがって,そのような人は,慈悲深い神であるエホバを求めるには,自分の考えを害を加えようとする意図のそれから,有用で有益な考え方に変え
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