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    目ざめよ! 1974 | 6月22日
    • ばならないでしょう。しかしそのように浅い根糸が,25階建の建物と同じほど高く,外洋を航行する小型貨物船と同じほど重い大木を幾世紀もの間あらしに負けずに支えているということは,ちょっと想像しにくいことです。

      セコイアが病気や老齢などで枯死したという話は全くありません。セコイアの敵は,火と浸食と風と人間です。近くの小川の浸食によって根をうがたれ,長い年月の間に徐々に傾いていってついに倒れる,ということもあるでしょう。きこりたちは,イエスが誕生されたときにすでに古い木であった,そしてソロモンがエルサレムの宮を建てたときから立っていたかもしれないような木を一日のうちに幾本も切り倒しました。しかしそれから利益はほとんど得られませんでした。セコイアはもろいので,非常な勢いで倒れるときにひどく裂けるのです。また建築資材としてもあまり有用ではありません。現在では多くの森が国立公園の中に入れられ,そのような破壊から保護されています。

      彼らは創造者をほめたたえる

      そのような大木の下に立つと人間はへりくだった気持ちになります。3,000の冬の積雪に耐え,数え切れないほど多くの夏のかんばつを生き抜くセコイアの能力は,わたしたちの限られた理解力の及ぶところではありません。文字通り何百世代ものリスたちがこの木の陰で忙しく動き回り,無数の世代のシカやヤマアラシやハイイロギツネなどが,根本の小枝の中を,鼻をうごめかしながら歩き回ったことでしょう。世界樹が高く静かに立っている間に,ほかの木々は発芽し,発育し,老樹になり,ついに枯れて,次の世代の子孫がそれに取って代わりました。

      幾千もの訪問者たちがこれらの木の下に立って,まず畏怖の念に打たれ,次いで敬虔の念をいだきました。神の創造と,そのような壮麗さをつくり出しえたかたの知恵に対する認識をいっそう深くした人たちもいます。セコイアは,パウロの次のことばを思い起こさせます。「というのは,……神の見えない力と神性とは,造られた物を通して認められるので,世界の創造以来明らかに見えるからであり,それゆえに[神をたたえない人びと]は言いわけができません」― ローマ 1:20。

      聖書は,いまや近づいた神の義の新秩序の状態を預言するにさいし,神の民の命は『樹の命のごとく』になる,すなわち長い命を享受する,と述べています。パレスチナにさえ,1,000年以上生きた木がありました。(イザヤ 65:22)それらの木の存在は,地上で人間を永遠に生きさせるという約束を果たす力が神に十分あることを理解する助けとなります。

      人間に永遠の命を与えるという約束は,これらの大木の生長と生活を可能にしたものを創造されたかたによってなされたのです。それは,100年ほど前人びとが信じようとしなかった,大きな木があるといううわさが「でたらめ」でなかったのと同じく,でたらめな話ではないのです。

  • 最大の製造過程
    目ざめよ! 1974 | 6月22日
    • 最大の製造過程

      ● 世界最大の製造過程とは,自動車の組立て,あるいはそれに類する他の製造過程のことでしょうか。ニューヨーク・タイムズ紙はこのような記事を載せました。「世界最大の単一の製造過程は,生物体の最小単位の一つである,緑色植物の細胞の中に見られる。その製造過程とは……光合成のことである。この製造過程によって,毎年1,000億㌧以上の無機炭素が,生命の維持に必要な有機化合物に変えられている。これと対照してみると,世界の大型溶鉱炉が同じ期間に生産する鋼鉄の量は全部合わせてわずか5億㌧にすぎない」。

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