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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
塔70 5/1 259–260ページ

あなたは望ましい人ですか

どんな人が望ましい人物かに関して,この社会にはそれなりの基準があります。普通,たいへん望ましい人物とされるのは,政治・芸術・事業・スポーツ・芸能その他の分野のどれかで傑出している人でしょう。しかし自分はそのような人物ではないといって,失望するには及びません。地上におられた,神の御子イエス・キリストを,当時の人は望ましい人物とみなしませんでした。―イザヤ 53:2。

大切なのは,世の人々にとってではなく,人間の創造者エホバ神にとって望ましい人物かどうかということです。しかし不完全な弱い人間が,宇宙の偉大な創造者にとって望ましい者であり得るでしょうか。確かにあり得ます。

このことを疑問に思われるなら,神の天使が預言者ダニエルに語った,聖書の次のことばに注目してください。「ダニエルよ……我……これを汝に示さんとてきたれり汝は大に〔望ましい〕者なり」。「〔望ましい〕人ダニエルよ」。「〔望ましい〕人よ おそるゝなかれ」。(ダニエル 9:22,23; 10:11,19,〔英文新世界訳の字義訳〕)ここでダニエルは3回も,望ましい人と呼ばれているだけでなく,『大いに望ましい者』とさえ呼ばれています。

ダニエルはどうして神の目にたいへん望ましい人物となりましたか。容姿や学識のためではありませんでした。確かにダニエルは高い教育を受けました。しかし神は,外見ではなく心を見て,人を判断します。ある時,神は預言者サムエルに次のように語って,このことを示されました。「わがみるところは人に異なり 人は外のかたちを見 エホバは心をみるなり」。ダニエルは善良な心の持ち主でした。―サムエル前 16:7。

ダニエルが善良な心の持ち主であることは,その純粋な正直さ,すなわち誠実さの証明するところです。ダニエルは政府の高い地位についていましたが,その要職を利用して自分の益を図ろうとはしませんでした。ダニエルをねたんで,その落ち度を見つけようとした敵の企ては失敗しました。こうしるされています。「訴えるべきなんの口実も,なんのとがをも見いだすことができなかった。それは彼が忠信な人であって,その身になんのあやまちも,とがも見いだされなかったからである」。(ダニエル 6:4,口語。箴言 4:23)神にとって望ましい人となるには,わたしたちも自分の心を守り,非の打ちどころのない生活をしなければなりません。

また,ダニエルが神にとってたいへん望ましい人となったのは,神の賛美者だったからです。ダニエルは神の御名を心にかけていました。ダニエルの祈りに答えた神が,ネブカデネザルの見た夢をダニエルに見させ,その解き明かしを示された時,ダニエルはこう言いました。「永遠より永遠にいたるまでこの神の御名はほめまつるべきなり知恵と権能はこれがものなればなり」。ネブカデネザルにその夢を述べ,その意味を告げたダニエルは,そのような事柄を解き明かし得るのはまことの神だけであることを強調しました。ダニエルはまた,自分の属している民の解放を,神の御名のゆえに願い求めました。―ダニエル 2:20,28; 9:19。

そのうえ明らかにダニエルは,「すべての途にてエホバをみとめ」ました。(箴言 3:6)そうすることの一つとして,彼は祈りをささげました。ネブカデネザルの見た夢を解き明かさなければ処刑されるという危機に臨んだ時,ダニエルはまず最初に祈りを通して神に近づきました。(ダニエル 2:18)そして,身の危険を冒してさえ,祈ることを忠実に行ないつづけました。このことはダニエルを神の目にたいへん望ましい人としたに違いありません。―ダニエル 6:10,11。

エホバにとって望ましい人となるには,わたしたちも神の御名とその誉れを心にとめ,また,祈りをささげる貴重な特権を深く認識しなければなりません。使徒パウロが勧めているとおり,「祈りをつねにし」,「絶えず祈(ら)」ねばなりません。―ロマ 12:12。テサロニケ前 5:17。

ダニエルはまた,エホバに全幅の信頼を置くことにより,エホバにとって望ましい人となりました。そうする被造物をエホバ神は重視されます。ダニエルはエホバを深く信頼していたので,ライオンの穴に投げ入れられることさえ恐れませんでした。ダニエルは神にたよったので,神はダニエルを救われたのです。こうしるされています。「ダニエルは穴の中よりいだされけるが その身に何の害をも受をらざりき こは彼おのれの神を頼みたるによりてなり」― ダニエル 6:23。

同様に,エホバ神にとって望ましい人であるためには,たとえ命が脅かされても,神にたよらねばなりません。使徒パウロが述べたとおり,「〔エホバは〕わがたすけぬしなり,我おそれじ。人われに何をかなさん」という勇敢な態度を持たねばなりません。―ヘブル 13:6,〔新〕。

非の打ちどころのない仕方で生活し,エホバをたたえ,その御名に誉れをもたらすことを心がけ,すべての道でエホバを認め,絶えず祈り,また,神を信頼して,人から何をされても恐れないなら,あなたも神にとってほんとうに望ましい人となり,神の次のことばにある「望ましいもの」のひとりに数えられるでしょう。「『そしてわたしはすべての国々を揺り動かす。すべての国の望ましいものが必ず出て来る。そしてわたしはこの家を栄光で満たす』と万軍のエホバは言われた」― ハガイ 2:7,新。

今日,神の御国の良いたよりを全世界で伝道させることにより,エホバ神は国々を揺り動かしておられると言えるでしょう。国々に対する神のさばきがまもなく執行されようとしているとの音信に接して,国々の民は大いに恐れています。しかし同時に,こうした伝道の結果として,神を愛する正直な人々は,「望ましいもの」であることを表わしています。そうした人々は,揺り動かされた国々から出て来て,クリスチャン会衆に集められているのです。彼らは,預言者があらかじめ告げたとおり,エホバとその御国の側に立つことにより,栄光をもってエホバの家を満たしていると言えるでしょう。

今あなたが読んでおられるこの雑誌の目的の一つは,すべての国々を揺り動かして,「望ましいもの」のすべてを解放するわざを促進することにあります。お宅の近くにいるエホバの証人は,あなたが「望ましいもの」のひとりになられるよう,これからもいつでも喜んでご援助いたします。神の目に望ましい人とされるのは,なんとすばらしいことでしょう。それは神の恵みと命にあずかることを意味します。聖書はこう述べています。「その恵みはいのちとともにながし」― 詩 30:5。

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