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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 9/15 564–566ページ

『平和を好む人は幸福です』

親が子どもといっしょに読む特別な記事

いつも大きくて強そうに見せようとする男の子を知っていますか。あなたはそんな人たちといっしょにいたいと思いますか。それとも平和を好む人たちといっしょにいるほうがすきですか。

偉大な師は,神がどんな人々を好まれるかを知っておられました。そして,『平和を好む人々は幸福である。彼らは,「神の子たち」と呼ばれることになるからである』といわれました。わたしたちがなりたいのはそのような人ですね。わたしたちは平和を好む人になりたいと思います。―マタイ 5:9。

でも,他の人がわたしたちをおこらせるようなことをする時があります。そして,その人にしかえしをしたくなるかもしれません。そのような事がイエスの弟子たちに起きたことがあります。

弟子たちはイエスといっしょにエルサレムに向かって旅をしていました。しばらく行くと,イエスは休む所をみつけるためにある者を先に村へつかわしました。しかしその村の人々は彼らがとまるのをいやがりました。その人々はちがう宗教を持っていて,崇拝のためにエルサレムへ行く人を好まなかったのです。

もしそうしたことがあなたに起きたら,あなたはどうしたでしょうか。おこっていたでしょうか。その人々にしかえしをしたいと思ったでしょうか。

弟子のヤコブとヨハネはしかえしをしたいと思いました。そして,『天から火が降るように命じて彼らを滅ぼしましょうか』とイエスにいいました。しかしイエスは,他の人々をそのようにあつかうのは正しくない,とイエスにいわれました。―ルカ 9:51-56。

人々がときどきわたしたちにいじわるをすることがあるのはたしかです。あなたをのけものにしていっしょに遊んでくれないかもしれません。「むこうへ行ってよ」ということさえあるかもしれません。そのようなことがおきると,いやな気分になりますね。その人たちに何かしかえしをしたくなるかもしれません。でも,しかえしをすべきですか。

どうぞあなたの聖書を持ってきてください。そして,箴言 24章29節(口語)をあけてみましょう。そこにはこう書かれています。「『彼がわたしにしたように,わたしも彼にしよう,わたしは人がしたところにしたがって,その人に報いよう』といってはならない」。

これはあなたにとってどんな意味がありますか。しかえしをしようとしてはいけないということです。他の人がわたしたちにいじわるをしたからといって,わたしたちがその人にいじわるをすべきではありません。神はわたしたちがそうすることを望んでおられません。

でも,もしだれかがあなたとけんかをしようとしたらどうでしょう。あなたをいろいろなあだなで呼んで,おこらせようとするかもしれません。あなたをあざけって,こわいんだろう,というかもしれません。たぶんいくじなしというでしょう。あなたはどうすべきですか。けんかに引きこまれてしまってよいでしょうか。

聖書になんと書かれているか,もう一度見てみましょう。マタイ伝 5章39節(新)をしらべると,そこでイエスは,「邪悪な者に手向かってはなりません。あなたの右のほほを打つ者がだれでも,あなたはその者に他方[のほほ]をも向けなさい」と言われています。

イエスがここでいわれた意味は何ですか。だれかがあなたのほほの一方をげんこつでぶったなら他方をもぶたせなければいけないという意味ですか,いいえ,イエスのいわれたことの意味はそうではありません。

打つというのはげんこつでぶつというより,押すとか押しのけることです。けんかを売るためにそうするのです。わたしたちをおこらせたいからです。それで,もしわたしたちがおこったり押しかえしたりしたら,何が起きますか。おそらくけんかになってしまうでしょう。

イエスはご自分に従う人々がそのようにふるまうことを望まれなかったのです。それで,だれかがわたしたちを打っても打ちかえすべきではないといわれました。おこって,けんかをしてはなりません。もしそんなことをすれば,わたしたちはけんかをはじめた人と少しも変わらないことになります。

問題が起きたとき一番良いのは,立ち去ることです。あいての人はもう二,三回あなたを押すか,押しのけるかもしれませんが,それでおしまいになるでしょう。あなたが立ち去っても,それはあなたが弱いことにはなりません。正しい事柄に対してあなたが強いことを示しているのです。

では,他の人たちがけんかをしているのを見たならどうすべきですか。そこにわりこんで,どちらか一方の味方をしなければなりませんか。

聖書は何が正しい事柄かを述べています。箴言 26章17節(口語)を調べましょう。そこにはこう書かれています。「自分に関係のない争いにたずさわる者は,通りすぎる犬の耳をとらえる者のようだ」。

犬の耳をつかんだら,どんなことが起きますか。犬はいたいので,あなたにかみつくでしょうね。犬がもがけばもがくほど,犬の耳をもっとしっかりとにぎります。そうすると,犬はいっそうこうふんしますから,はなしてやったときにはあなたをひどくかむことでしょう。そうかといって,あなたはそこに立ったまま,いつまでも犬の耳をつかんでいられますか。

さて,他の人のけんかにまきこまれると,それと同じような困ったことになるのです。わたしたちは,だれがそのけんかを始めたのか,また,その人たちがなぜけんかをしているのか知らないかもしれません。一方の人がたたかれていても,その人はあいての人から何かをぬすんだのかもしれません。もしその人を助けたなら,どろぼうを助けたことになります。それはよくありませんね。では,けんかを見たらどうすべきですか。それが学校でのことなら先生のところへ走っていって知らせることができます。学校から遠く離れているところでのことなら,おまわりさんを呼べます。

他の人がけんかをしたいと思っても,わたしたちは平和を好む者になれます。他の人はけんかをしたいと思うかもしれません。でもわたしたちは,自分が正しい事柄に対して強いことを示せます。

平和を好む者は幸福である。彼らは「神の子たち」と呼ばれることになるからである。―マタイ 5:9,新。

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