覚えていますか
「ものみの塔」誌の過去数号をお読みになりましたか。以下の点を思い出せるか試してみてください。
□ 『主イエス・キリストを信じて頼り,救われる』ことには何が関係していますか。(使徒 16:30,31)
これはちょっとした感情的な経験などではなくそれ以上のものです。救われることには,神のみ言葉の真理を学び,聖書を定期的に研究し,そこに書かれている事柄を自分たちの生活に適用することが関係しています。(使徒 2:41,42; 17:11)また,イエス・キリストを自分たちの贖い主として受け入れ,エホバによって立てられた王また立証者と認めてイエスに従うことも関係しています。(テモテ第一 2:5,6。ヘブライ 5:9。啓示 7:10)―83/11/15,6-8ページ。
□ どうすれば創造者に対する心からの感謝を表わすことができますか。
わたしたちは創造者に対する愛と感謝の気持ちに動かされて自発的に創造者に仕えるはずです。これは清い生活を送り神の目に悪いことをしないというだけでなく,それ以上のことを意味します。敬虔な振る舞いも肝要ですが,エホバに対する奉仕には,活発に,喜びをもってエホバをたたえ,エホバの偉大なみ業と壮大な目的について他の人々に知らせることも含まれています。(詩編 96:2-4)―83/12/1,7ページ。
□ 人類は幾つの宗教グループに分裂していますか。
主要な宗教が十あるのに対し,分派は1万と推定されています。―83/12/15,3ページ。
□ エホバの証人は一つの分派ではありませんが,それはなぜですか。
エホバの証人は,ある人間の指導者または教師の弟子ではありません。エホバ神とキリスト・イエスが彼らの教師です。したがって,エホバの証人は一つの分派ではありません。―83/12/15,9ページ。
□ 地球が楽園になるには何が必要ですか。
楽園には,美しい自然環境や,すべての動物が互いに仲良く,また人間と平和に暮らすということよりもはるかに多くの事柄が要求されます。また,神に似た人格を培って温和な気質を持つ人々がいて,すべての人がお互いに愛し合い仲良く暮らしていくことも必要です。―84/1/1,3,4ページ。
□ 今日の地上にはどんな意味での楽園が存在しますか。
今日の世界に争いや不一致や不道徳が見られるのに対し,エホバの証人たちの間に見られる愛や平安な思い,それに一致は彼らのために霊的な楽園を作り上げています。このことから,キリスト・イエスの千年統治の期間に物理的な意味でも楽園となるこの地上で人々がどれほど仲良く暮らせるかを,あらかじめ知ることができます。(イザヤ 11:6-9)―84/1/1,4-7ページ。
□ イエスは悪行者に向かってどんな意味で,「あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう」と言われたのでしょうか。(ルカ 23:43)
この悪行者は,天におけるキリストの共同支配者としての命を受ける資格がある忠実なクリスチャンの征服者ではありませんでした。したがって,イエスはその死んで行く泥棒に天的なパラダイスを約束したのではありません。その悪行者を死人の中から地上の楽園によみがえらせ,それからその人の身体的,霊的必要をまかなうことによって彼と共にいる,ということをイエスの言葉は意味しています。―84/1/15,4,5ページ。
□ 出エジプト記からわたしたちが学べる事柄を幾つか挙げてください。
出エジプト記の中でエホバは,ご自分の民を支援する方,比類のない救出者,神権組織の神として表わされています。このことから今日のエホバの証人は,神が自分たちに対して同様に行動されるという信仰を強めます。―84/1/15,31ページ。
□ 「ハルマゲドン」という言葉の真の意義は何ですか。
この言葉には,「軍隊の集まる山」という意味があります。したがってハルマゲドンは地上の文字通りの場所ではなく,全能者なる神と戦うために世界の支配者たちが集められる状態のことです。(啓示 16:13-16)―84/2/1,3-6ページ。
□ どうすればクリスチャンは快楽をそのあるべき位置に保つことができますか。
質と量と時とかかる費用に関して指針となる聖書の原則に従うことによって,快楽をそのあるべき位置に保つことができます。―84/2/1,25ページ。
□ マタイ 19章28節の中でイエスが言われている再創造とは何ですか。
人間に対するエホバの最初の目的は,人間が地上で永遠に生き,真の平和と安全を享受することでした。この目的はキリストの千年統治の間に実現し,その結果エデンのような状態が回復されます。言い換えれば,人類がこの地上で生活を始めたときの神権的秩序が再創造されるということです。―84/2/15,8,9ページ。
□ 神の固有のお名前を用いる聖書の模範に従うことにはどんな利点がありますか。
そうすることは,神を単なる力ではなく人格神と見る助けになります。神に一層近づく助けになります。また混乱がなくなり,神に関する考えが鋭敏になり,聖書が本当に教えていることに考えを近づけることができます。―84/3/1,10-13ページ。