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    ものみの塔 1961 | 4月15日
    • 新口。

      26 憎しみにみちる諸国家は,だれを滅ぼす脅威を加えていますか。彼らはどんな期待をもって,何にはいりましたか。

      26 憎しみにみちているこの世の諸国家は,人間家族を滅ぼすときには,愛国主義的な,国家主義的な国民を滅ぼすだけでなく,エホバの忠実な僕たちをも滅ぼします。エホバの僕たちは,この世のものでなく,神の正義の新しい世を支持します。エホバ神の目的に反対している諸国家が,彼の僕たちを滅ぼすことは,エホバ神の決して許したもう事がらではありません。(詩 145:20)諸国家は,このような脅威にみちる世界状勢をひきおこしたことについて,申し開きをしなければなりません。それは,国際連合に対してでもなく,また国際司法裁判所に対して申し開きをするのでもなく,「全地をさばく者」すなわち創造主なる神に対して申し開きをしなければなりません。(創世 18:25)諸国家は,神の御前においてさばきの日にはいりました。彼らは神からのさばきの執行を期待しなければなりません。

      27 そのような来るべきさばきの執行については,どんな厳粛な例がありますか。何が期待されねばならぬと,ペテロは述べていますか。

      27 したがって,神からのさばきの執行こそこの不正の世の全国家が直面しているものです。ノアの日のとき,昔の不敬虔な人々の世界に対してエホバ神のさばきが執行せられたことは,今日の暴力にみちた不敬虔な世界の直面せねばならぬものを前もって厳粛に表わし示したものです。現在のこの世界は,神の御言葉によりこの地を洪水で滅ぼしたノアの日の大洪水後に始まりました。使徒ペテロは次のように述べています,「今の天と地とは,同じ御言によって保存され,不信仰な人々がさばかれ,滅ぼさるべき日に火で焼かれる時まで,そのまま保たれているのである」。―ペテロ後 3:7,新口

      28,29 なぜ私たちは,ちゅうちょせずに,そのようなさばきの対照を言明しますか。

      28 それで,人間の支配をうけているこの世の主権国家の直面しているものは,ノアの日のあの古今未曽有の大洪水とも匹敵できるものです。イエス・キリスト自身の預言的な言葉によると,私たちはちゅうちょせずにそのことを言明することができます。彼の弟子ルカが記録しているように,イエス・キリストがそのさばきの執行について述べている言葉は,次のようです。

      29 「ノアの時にあったように,人の子の時にも同様なことが起るであろう。ノアが箱舟にはいる日まで,人々は食い,飲み,めとり,とつぎなどしていたが,そこへ洪水が襲ってきて,彼らをことごとく滅ぼした。……人の子が現れる日も,ちょうどそれと同様であろう」。―ルカ 17:26-30,新口。

      30 このことについて,なぜ私たちはイエスの言葉をいっそう信ずることができますか。それが人間の最悪の患難であると,彼はどのように強調しましたか。

      30 私たちはそれらの言葉を信ずることができます。なぜなら,イエス・キリストは,生ける者と死ねる者とをさばかねばならぬ神の刑執行のさばきをされる者としてあらわれるとき,そう語られたことを忘れないでしょう。さらにイエス・キリストは信頼のできる預言者です。この世の組織制度の終りについての預言の中で,彼は西暦1914年以来生じている世界の出来事や状態についてあらかじめ告げました。もし彼がそのことを預言しなかったなら,彼はこの古い世の混乱から私たちがのがれ出る方法も告げなかったでしょう。それは人間の最悪の患難であり,肉と血を持つ人間が生存するかどうか危険なものである,と彼は同じ預言の中で語りました,「その時には,世の初めから現在に至るまで,かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。もしその期間が縮められないなら,救われる者はひとりもないであろう。しかし,神の選民のためには,その期間が縮められるであろう」。そして,彼は次の言葉をつけ加えました,「よく聞いておきなさい。これらの事が,ことごとく起るまでは,この時代は滅びることがない」。―マタイ 24:21,22,34,新口。

      31 なぜこの時代は,イエスの言及している時代ですか。

      31 前もって告げられていた出来事は,西暦1914年に始まりました。そのときから生存している人類の時代が,イエス・キリストの意味しておられる時代です。いまにいたるまで,私たちは「〔キリストの見えざる〕臨在のとき,および世の終り」のしるしが,世界を驚倒させるほどに成就しているのを目撃しています。(マタイ 24:3,新世)どんな事がらですか。「すべての戦争を終らせる戦争」になり得なかった第一次世界大戦,飢きんや食糧不足,地震,キリストの真実の従順な弟子に対する迫害,キリスト教国内に偽りの宗教預言者たちの生じたこと,不法が増して不安な状態をひき起こしていること,真のクリスチャンたちは,来たるべき滅びについての預言されたしるしを見て理解する故に,安全と生存の真実の場所に逃げていること,そしてあらゆる迫害,悪い時,また悪いニュースにもかかわらず,神の御国の良いたよりは,「すべての民に対してあかしをするために,全世界に」伝道されています。(マタイ 24:7-28,新口)1914年以来,これらの事がらが起きた,ということは,この時代の幾百万という人の知るところです。公表されている記録もあり,疑問を持つ人はそれを調べることもできます。

      32 なぜ生存は,この時代の問題ですか。

      32 それで,「世の初めから現在に至るまで,かつてなく今後もないような大きな患難が起る」ということの成就を見るまで過ぎさらない世代とは,私たちのことであります。生存は,この時代の私たちの問題です。

  • 生存の希望は問題に直面する
    ものみの塔 1961 | 4月15日
    • 生存の希望は問題に直面する

      1 なぜこの世的な要素は,生存の希望をこの世にさしのべることができませんか。

      政治,軍事主義,資本主義,共産主義,社会主義あるいは,キリスト教国や異教国の宗教は生存の希望をこの時代にさしのべるかも知れません。彼らが,来たるべきものに対して防御の手段を講じても諸国民になされる神のさばきの執行に耐えることはできません。

      2 この世的な見地に立つと,なぜ別の世界大戦に生き残るよりも,それ以前に死ぬ方が良いのですか。

      2 1952年,当時80歳であった英国の著述家,哲学者,数学家であるバートランド・ラッセル卿は,次のように語ったと伝えられました,「別の世界大戦がないなら,私はもう10年生きたい。もし世界大戦があるなら,死んでいる方がましだ」。この英国の貴族は,核兵器やC・B・R兵器を用いて行なわれる別の世界大戦まで生き延びるよりは,その前に死ぬ方をのぞんでいました。諸国民の残余の者が,そのような大戦に生き残ったと考えてみましょう! しかし,この地上で生きるための美しいもの,高めるもの,そして健全なものが,その戦いの後に残るというような希望は,とうてい諸国民の提出し得るものではありません。それで,私たちが聖書を持っているということは,ほんとうによろこばしいこと,ほんとうに感謝すべきことであります! それは,真実の希望,信頼すべき希望をさしのべています。この希望をいだいて,私たちは生存の問題に直面することができます。聖書がないなら,私たちには希望はまったくありません。

      3 神は人類の生存に興味を持っていることをどのように示していますか。イエスはその最大の患難についての預言の中で,私たちにどんな保証を与えましたか。

      3 聖書の神は,人類の生存に深い関心を持っておられます。彼は,その聖書の中で,生存のための唯一つの希望

  • ライフル銃といれかわった聖書
    ものみの塔 1961 | 4月15日
    • ライフル銃といれかわった聖書

      メキシコのグアナジュアトにある隣あわせの二つの小さな村には,合計153人が住んでいますが,そのうち150人はエホバの証者であり,のこりの3人はエホバ神に善意を持っています。むかし人々は,他の家族と仲がわるく殺したり殺されたりという状態で,ライフル銃やピストルをかた時もはなしたことがありませんでした。最初その人たちは自分たちのところにやってきたエホバの奉仕者さえ疑いの目でみました。そのうちひとりの村人が自分の家で聖書の勉強を始めまもなくその人と家族全部がエホバの証者になりました。そして遂に村人たち全部がエホバ神とその御国についての真理をうけいれました。―エホバの証者の1961年の年鑑より

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