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読者からの質問ものみの塔 1976 | 3月15日
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読者からの質問
● イエス・キリストは,「大患難」がいつ始まるかを知っておられますか。
ご存じかもしれませんが,そうであると断言はできません。
イエスは,わたしたちの周囲に見られる悪をぬぐい去る「大患難」を予告しましたが,そうした破壊が起こる時期について,次のように言われました。「その日と時刻についてはだれも知りません。天の使いたちも子も知らず,ただ父だけが知っておられます」― マタイ 24:3,21,36-42。
それゆえ,神によって指名された王として地上におられた時,イエス・キリストは「大患難」の始まる明確な日付をご存じではありませんでした。イエスは死んで,天の命によみがえらされ,諸国民を支配し,『打ち砕く』全面的な権威が与えられるのを神の右の座で待っていました。(詩 110:1; 2:6-9)聖書預言の成就が示すところによると,西暦1914年にイエスはそうした権威を受け,イエスの「臨在」は,その時に始まりました。それゆえ,「大患難」を経験するのはわたしたちの世代です。(マタイ 24:34。啓示 11:15-18)イエスはそのことをご存じです。また同様に,アダムとエバの創造以来どれほどの期間がたっているかをもご存じです。
今,イエスは何を行なっていますか。啓示 6章1節から8節によれば,イエスは,1914年に「征服しに,また征服を完了するために出て行(き)」ました。人類の戦争,食糧不足,疫病などは,今こそイエスが征服を完了するため行動しておられる時代であることを証明しています。
イエスは「大患難」において,天の軍勢を導かれます。今や,終わりの時として知られる期間も相当経過していますから,神はすでに,戦略と予定の全容をキリストにお知らせになったかもしれません。しかし,イエスがまだ「征服を完了する」「日と時刻」をご存じでないとしても,間もなくそれを知らされます。
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訂正ものみの塔 1976 | 3月15日
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訂正
1976年1月15日号「ものみの塔」,55ページ18節,質問文中の,「1967年11月15日」を「1968年3月15日」に改めてください。
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戦争が全くなくなる時ものみの塔 1976 | 3月15日
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戦争が全くなくなる時
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