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    王国宣教 1979 | 8月
    • 支部の手紙

      王国伝道者のみなさん:

      再び夏が来ました。みなさんがこの手紙をお読みになるころには,「生ける希望」地域大会が始まっていることでしょう。この大会も,「わたしたちの楽しみのためにすべてのものを豊かに与えてくださる」エホバ神の備えであることがいかんなく示されるでしょう。(テモテ第一 6:17)是非全部のプログラムを心ゆくまでお楽しみください。この大会がエホバのお名前に一層の誉れをもたらすものとなりますように。

      暑さをものともせず,海老名の建設現場では活気がみなぎっています。去る6月21日には,それまでに組み上げられてきた工場南側の1階の部分にコンクリートが打ち込まれました。兄弟たちは朝3時半ごろから起床して,交代で食事を取りながら終日忙しく動き回り,夜半まで働きました。この日,二台のコンクリートポンプ車によって打ち込まれたコンクリートの量はおよそ2,500トンになりました。コンクリートが2階の床までいっぱいになると,この日のために北海道など遠方の諸会衆からかけつけた左官の兄弟たちが,夜通しその表面をならして仕上げ,作業は無事完了しました。この日のためにすべての用意を整えるべく連日残業が行なわれましたが,兄弟たちは喜んで働き,王国に対する積極的な愛と熱意を示しました。この工事のためにみなさんがささげておられる祈りや,様々な形でのご支援を心から感謝いたします。

      5月は何とすばらしい努力が払われたのでしょう! 4万9,354人の伝道者,6,698名の補助開拓者を含め,ほかにも正規開拓者,時間の合計,再訪問に最高数が得られました。仲間の働き人がみな活発に奉仕していることを知るのは何という大きな励みでしょう。

      8月には学校の夏休みを利用して補助開拓奉仕をする方も少なくないことでしょう。旅行する機会も多いので,是非,非公式の証言をする機会も目ざとく捕えましょう。活動的な信仰を示すみなさんすべてに心からのクリスチャン愛をお送りします。

      みなさんの兄弟,日本支部事務所

  • どのように王国を支持しますか
    王国宣教 1979 | 8月
    • どのように王国を支持しますか

      1 神の王国の臣民は,自分たちが王国を本当に支持していることをどのように示しますか。その政府のためにできることすべてを進んで行なうのではありませんか。

      2 聖書は,初期クリスチャンが王国への全面的な支持をいかに表明したかを告げる記録で満ちています。それがもしわたしたちの生活の中で大切な事であるとすれば,わたしたちはそのことをどのように示すでしょうか。

      3 初期クリスチャンにとって王国はまさに現実のものだったので,それがために命をささげた人たちもいます。むち打たれた人は多数に上り,投獄された人々もいれば,果てはひん死の危険に遭った人々います。(使徒 5:40; 7:60; 8:1-4。コリント第二 11:22-27)ある人々は所有物や資産を売って,そのお金を王国の関心事を促進するために寄付しました。(使徒 2:45,46)しかし,当時の「王国」は油そそがれた者たちの上に支配していたに過ぎません。(コロサイ 1:13)1914年以来,わたしたちは「わたしたちの主とそのキリストの王国」の下に生活しています。その王国は遠からずこの世の事物の体制全体を滅ぼすのです。では,神の王国を支持するために,初期クリスチャン以上でないとしても,彼らと同じほどの事を進んで行なうべきではありませんか。(啓示 11:15。詩 110:3)あなたはどのように王国を支持されますか。

      日ごとの行状

      4 あなたは,そのために死ぬことや身体的虐待を受けることは求められないかもしれません。しかし,王国の臣民たる者は皆,その生き方によって王国を支持していることを明らかに示すよう求められています。王国の支持者として,あなたが王国の法典である聖書中の義の律法や原則に自分の生活をますます合わせていることが日ごとに分かるようでなければなりません。あなたはそうしておられますか。悪を憎み,利己的に行動させたり不道徳にふけらせようとする様々な圧力に抵抗しておられますか。

      5 神の王国を支持することには,愛の動機で行動することも含まれます。わたしたちの王は,追随者たちがご自分の与えたこの新しい律法に従って生きることを強調されたからです。(ヨハネ 13:34)あなたはそれに従って生きておられますか。兄弟たちのために,そうです,すべての人のために,自分にできる積極的な事柄を行なっておられますか。―テサロニケ第一 3:12。ガラテア 6:10。

      集会

      6 王国を支持する別の方法は,その臣民のために設けられた集会に定期的に出席し,参加することです。こうしてわたしたちは,わたしたちの偉大な教授者および優れた師によって設けられた教育の機会を活用したいとの願いを表わすのです。(イザヤ 30:20後半; 54:13。マタイ 7:28,29)言うまでもなく,王国によるこの教育のプログラムに十分にあずかることには,集会で時折注解する以上のことが関係しています。それには,集会の予習や野外奉仕の準備を欠かさずにすることも含まれるのです。あなたは王国に対する認識に動かされて,ご自分の予定の中にこのための余地を空けておられますか。

      野外奉仕

      7 神の王国に対するわたしたちの支持を示す主要な方法の一つは,その支配の下に来るよう他の人々を援助する努力を払うことです。「王国のこの良いたよりは……宣べ伝えられる」とイエスは言われましたが,その業に対するわたしたちの態度はどんなものですか。(マタイ 24:14)王国の良いたよりを他の人々に宣べ伝えるために,どれほど自分を費やしておられますか。

      8 あなたが王国宣明にささげる時間の量や,あなたが示す模範は,あなたが王国に全面的な心底からの支持を与えていることをエホバや他の人々に示すものであるべきです。さらに良い計画を立て,家族の事柄をより良く組織すれば,野外奉仕にもっとあずかれるでしょうか。時々,補助開拓奉仕をすることは可能ですか。魂を込めた奉仕とは,抵抗の最も少ない道を行くことでもなく,最小限の活動に甘んじて歩むことでもありません。

      9 種まき人に関するイエスの例え話から,王国に関して言い表わす面である人は別の人よりも多くを行なえることが分かります。(マタイ 13:8)毎月,宣べ伝える業に多くの時間を費やす人もいますが,忠節な王国の臣民ではあるもののそれほど多くできない人もいます。しかし,たとえ量が限られていても,それは「しるしだけの」奉仕ではありません。それは,その人たちにできるすべてを表わしているのです。主が彼らの心をも,エホバに誉れをもたらす実を生み出す「りっぱな土」であると見てくださることを知るのは,彼らにとって喜びとなります。―マタイ 13:23。

      10 宣べ伝える業に対するわたしたちの態度,そこにさし向ける時間と思慮は,エホバにとって,王国に対するわたしたちの愛と認識を知る明確な指標なのです。人が何かに深い興味を覚える時,それがその人の心にふれるようなものであるなら,その人はそれについて話さずにはいられなくなります。同じように,わたしたちも,もし王国の支配下でもたらされる将来の祝福を宝のように貴重なものとみなすなら,喜んで,また熱心に,王国への忠節な支持を公に告白する業に定期的にあずかるでしょう。―ルカ 6:45。

      行なうすべてのことにおいて

      11 そうです,行なうすべてのことにおいて,終始,わたしたちの生活はわたしたちがエホバの王国の臣民であることを反映しているべきです。ですから,食べるにしても,飲むにしても,娯楽や休暇を楽しむにしても,わたしたちの関心はエホバに誉れをもたらすように振る舞うことです。―コリント第一 10:31。

      12 わたしたちすべてがこの夏にしたいと思っている一つの事は,「生ける希望」地域大会に出席することです。神の王国の忠節な臣民として,一つのプログラムでも逃がしたくないものです。たとえそのために一日や二日分の収入を得そこなったとしても,毎日そこに出席することによって,本当に自分が神の王国に全面的な支持を与えているという一層の証拠を示すことになるでしょう。

      13 確かに,エホバはその王国の関心事に仕えようとしているわたしたちの努力を見ておられます。ゆえに,わたしたちは,エホバがご自分の義の新体制において,わたしたちが今想像できるところをはるかに超えて報いてくださることを確信できるのです。―ヘブライ 6:10。マラキ 3:10。

  • 弟子を作る業の一端を担えますか
    王国宣教 1979 | 8月
    • 弟子を作る業の一端を担えますか

      1 農事に通じている人たちは,毎年春になると農夫が畑にすきを入れてならし,作物を植えることをよく知っています。その後も,農夫は水をやり,雑草を除いて作物を育てます。こうして可能な限り多くの収穫を得るため世話を続けるのです。同じように,王国宣明者も,戸口から戸口への業に十分にあずかるにとどまらず,人々が示した関心をさらに育てるように努めなければなりません。

      2 確かに,言わば「自分から真理に入って来た」ような人もいます。しかし,ほとんどの場合,関心を注意深く育て,養う必要があります。とはいえ,関心を起こさせて聖書研究を取り決め,司会するような能力は自分にはないと言う人もいます。では,そのような伝道者は,弟子を作る業の一端を担うことはできないということになるのでしょうか。

      すべての人があずかれる

      3 復活後,ガリラヤで姿を現わされた際に集まっていたと思われる「五百人以上の兄弟」に向かって,イエスは,「それゆえ,行って,すべての国の人びとを弟子とし,……わたしがあなたがたに命令した事がらすべてを守り行なうように教えなさい」と言われました。(コリント第一 15:6。マタイ 28:10,19,20)これら500人ほどの兄弟の中には,男子や婦人,それに恐らく子供さえもが含まれていたと思われます。この事は,今日,弟子を作る業にすべての人があずかれることを示してはいないでしょうか。アメリカ合衆国のある年配の姉妹は,英語を上手に話すことができず,読むことも全くできません。それにもかかわらず,その姉妹は聖書研究を始めるのに一役買っているのです。どのようにしてそれを行なうのでしょうか。

      4 その姉妹は家から家の業に携わる時,一つの目標を思いに留めています。姉妹は文書をたくさん配布しますが,文書を配布することだけが目標ではありません。姉妹は,自分が話しかける人たちの福祉に真の関心を表わします。家の人は姉妹の誠実さや親切をはっきりと感じて感謝します。姉妹は再び訪問することを約束し,そのとおりにします。しかし,聖書研究の司会に経験を積んだ伝道者を一緒に連れて行くのです。すると聖書研究が取り決められることがあります。そうした人たちの幾人かが真理に入りました。この年配の姉妹は自分の持つ限界のゆえに聖書研究を司会してはいませんが,彼女が弟子を作る業に重要な役割を果たしていることにみなさんも同意なさるのではありませんか。

      5 子供たちも同じく弟子を作る業にあずかれ

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