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副会長と共に世界周遊ものみの塔 1957 | 9月15日
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は特別の紹介によつて,3人の部落民に会い,うれしく思いました。
翻訳者は疲れも見せず,神のよいたよりを彼等にわかる言葉によつて演壇から聴衆へ伝える仕事をしたのです。こういう事情の下に講演者はやや悲しみをひびかせて,最後の諭しの言葉とおわかれの話しを加えました。特別な閉会の祈りの後,未だ人々は坐つたままでいるうちに,フランズ兄弟と5人の宣教者と,彼と共に行く中国の姉妹とは旅行荷物をその近接したところにある家から取り出しました。この土地を去るため彼等が大会の演壇近くを通る時,聴衆は皆お別れの手を振りました。去り難く思いましたが,池上に残された兄弟達が新世社会のしつかりした一部であつて,ヱホバ崇拝と奉仕のために私達と一つになつていることを知るのは良いことでした。
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読者よりの質問ものみの塔 1957 | 9月15日
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読者よりの質問
★ 私は1957年,1月10日付の,ミルウォーキー日刊新聞の切りぬきを同封いたします。これはヨルダン人の羊飼いが,自分達の羊のむれを,エルサレム附近の山の,牧場につれて行くところの写真です。これは,ユナイテッド プレスの写真ですが,キリスト誕生は冬ではないとする論をくつがえす様に思はれます。―アメリカの一読者より
同じ様な見方をする他の手紙も受け取りましたが,それは,パレスチナの天候というものから判断し,そして羊が夜外にいた事実からキリストが12月25日生れなかつたと証明することは不可能である,と書かれていました。しかし,注意していただきたいのは,雨期の期間中,天候が良いときに,羊をパレスチナの牧場につれだされたとしても,ルカ伝 2:8の場合に適応しません,即ち,羊飼たちが夜,野宿しながら羊のむれの番をしていたことは,羊舎のあるところからかなり離れたところへ行つて,日夜羊と共に野宿していたということです。雨期で天候のはつきりしない時に,とてもそんな事はできません。このことについて,クラーク博士はのべています。
『過越の頃に羊を荒野につれ出し,最初の雨が初まるとともに,つれかえるのが,ユダヤ人の習慣でした。羊が外に出されている間中,羊飼は日夜みまもりました。過越は春にあり,最初の雨は,私達の10月の一部と,11月に当る,マルシェスヴァンの月の上旬にはじまりますから,夏中羊はひろびろとした田舎に出されていたことがわかります。そして未だ,羊を家に連れ帰つていなかつた事から,10月はまだはじまつていなかつたと推定します。したがつて,このことから我等の主は,羊が野にだされていなかつた12月25日に生まれませんでしたし,羊は夜中野外にいましたから主も9月以後にうまれたことにはなりません。このことから,12月の誕生はとりやめるべきです。夜中,羊を野外で飼うことは,年代学的事実で,この論争点に多くの光を投げかけています。(クラークの論評,第5巻,370頁)マックリントック並びにストロング氏百科辞典も同じ様な論をだして,更に,課税でなく,『旅行を必要とした』調査は,(ルカ 2:2)この季節に命令されなかつたでしよう』とつけくわえています。―第4巻,877頁。
それで,冬のパレスチナ地方で,羊が草をたべるということはイエスが12月にうまれたということを証明しません。群や羊飼は昼も夜も外にいたのです。イエスの誕生を10月1日頃とするのを支持する事実は,バプテスマのヨハネの父が,アビヤの組の祭司で,イエスのうまれる6ヵ月前に父親になつた事と,ダニエル書 9:24-27の予言でいわれている様に,70週目の半ばに,イエスが死により古い律法契約の犠牲を無効にされた事とによります。
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あなたの記憶調べものみの塔 1957 | 9月15日
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あなたの記憶調べ
この号の『ものみの塔』を読んで,次の,ことを憶えていますか。
✔ 神の御名は何ですか。343頁,1節。
✔ キリストの弟子には,どんな責務が課せられていますか。344頁,2節。
✔ 誰が現在の世に対する権威を持つていますか。345頁,4節。
✔ キリストはどんな覚悟を持ちましたか。346頁,4節。
✔ 新しい世の社会の進歩は,なぜ驚嘆の原因ですか,347頁,4節。
✔ 神は御自分の民との伝達の経路をどのように用いましたか。348頁,7節。
✔ 神の制度内にいる監督たちに対する聖書的な要求のいくらかは何ですか。349頁,10節。
✔ クリスチャンは健全な心を持たねばならぬとは,どういう意味ですか。350頁,13節。
✔ 1通の書状では,なぜ奉仕者になることができませんか。354頁,6節。
✔ 監督の主要の職務は何ですか。356頁,13節。
✔ なぜポルトガル人は,台湾島を『フォルモサ』と呼びましたか。344頁,7節。
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『ものみの塔』の研究ものみの塔 1957 | 9月15日
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『ものみの塔』の研究
10月13日: ヱホバの民の監督,347頁
10月20日: 新世社会内の責任を受け入れる 353頁
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