ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔83 12/1 27ページ
  • ニュースの内面を見る

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • ニュースの内面を見る
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 「あいまいな」信仰
  • 『猛威をふるう流行病』
  • 恐れにとらわれる子供たち
  • 20世紀の疫病
    目ざめよ! 1997
  • 病気と疾病 ― なくなることがありますか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
  • 逃れる道
    目ざめよ! 1984
  • 病気や死との闘い ― 勝ち目はあるか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1991
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
塔83 12/1 27ページ

ニュースの内面を見る

「あいまいな」信仰

「自分がなぜクリスチャンであるか本当に分かっている人がいるだろうか」と,ドイツの新聞ディ・ウェルトは復活祭の休日に関する記事の中で問いかけていました。この質問が提起されたのは,「教会に正式に属していて,教会税を支払い,教会の礼拝を多少は活用しているが,その信仰については最も基礎的な事柄さえ知らない世代が大人になった」からです。事実,その信仰は「非常にぼんやりしているので,今では,人の気まぐれに合うものであれば何でもキリスト教として通る」と付け加えています。

同様に,その同じ休日の間に実施され,ニューヨーク・タイムズ紙に載せられた新たなギャラップ調査によると,「アメリカがイエス・キリストに関して抱いているイメージは,ある程度あいまいになっている」ことが分かりました。同タイムズ紙によると,一方では「イエスに対する傾倒が広く見られる」のに対し,他方では「異端の信条が行き渡っている」ことにその調査は注目しています。調査の対象となった人々の間に見られた「聖書の知識のレベルの低さ」を例示するものとして,同紙は,43%の人が四福音書の名を一つもあげられなかったことと,山上の垂訓を話したのがイエスだったという点を60%近くの人が知らなかったこととをあげています。

この「ぼんやりした」,また「あいまいな」信仰は,真のクリスチャンの信仰と実に大きな対比をなしています。ヘブライ 11章1節で,使徒パウロは真のクリスチャンの信仰を次のような言葉で説明しました。「信仰とは,望んでいる事柄に対する保証された期待であり,見えない実体についての明白な論証です」。「人の気まぐれに合うものであれば何でも」よいどころか,パウロは,「信仰は聞く事柄から生じるのです。一方,聞く事柄はキリストについての言葉によるのです」と説明しました。(ローマ 10:17)神のみ言葉,聖書の正確な知識を勤勉に取り入れることにより,永遠の命に至るような信仰をわたしたちは持つことができます。―ヨハネ 17:3。

『猛威をふるう流行病』

「ジフテリア,天然痘,それに小児まひが征服されてから」人々は一般に,「現代医学は伝染病を打ち負かしたと考えた。抗生物質やワクチンが次々に登場し,さらに多くの面での成功がすぐにも見られると人々は考えた」と,ワシントン・ポスト紙は述べています。

そう信じていたのは正しかったということが証明されたでしょうか。その記事は続いてこう述べています。「今日,種々の新しい流行病が次々に猛威をふるっている。それらは,大抵の人が名前をあげることさえできないような病気である。毎年,CDC[米国ジョージア州アトランタにある疾病対策センター]は,後天性免疫不全症候群(AIDS),在郷軍人病,タンポン毒物ショック症候群などの病気の新たな発生を1,000件以上調査している」。

この多くは人間自身の仕業である,とその記事は述べています。「空調設備からタンポンに至る多岐にわたる科学技術の進歩は,何千年もの間存在してきた細菌にもってこいの温床を作り出してきた。発達した現代の交通機関は,外国の細菌を新しい土地の住民に移した」。不道徳な生き方をする人たちがいるため,AIDSのような病気が広まり,悪化してきました。

医学の進歩にもかかわらず今日『流行病が猛威をふるっている』という矛盾は特異なものです。これは,戦争・飢きん・犯罪の増加などと共に,「事物の体制の終結」に関するイエス・キリストの大いなる預言を今や成就している,反論の余地のない証拠を増し加えるものとなっています。その証拠の一部として,イエスは明確に,「そこからここへと」疫病があるであろうと言われました。―マタイ 24:3。ルカ 21:10,11。

恐れにとらわれる子供たち

「地上では……逃げ道を知らない諸国民の苦もんがあるでしょう。同時に人々は,人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失います」。それは,イエス・キリストが「事物の体制の終結」に関するご自分の預言の中でお与えになった「しるし」の別の部分です。―ルカ 21:25,26。マタイ 24:3。

今日,この恐れは大人たちばかりでなく,子供たちにも影響を及ぼしています。児童心理学者で,ニューヨーク州はホフストラ大学の教育学の教授でもあるルース・フォルマネック博士は,今日の年若い人々がどのように恐れにとらわれているかに注目しています。リバプール・デーリー・ポスト紙は,同女史の調査結果を次のように伝えています。「400人の子供を対象にして1935年に行なわれた調査では,一番よく挙げられた恐れの対象は動物,暗い部屋,高い所,見知らぬ人であった」。ところが今では,「子供たちはこうした恐れを依然としてもってはいるが,それらにはさらに多くのものが加わっている」とフォルマネック博士は述べています。子供たちは,親が離婚するのではないか,父親がガンになるのではないか,母親が麻薬中毒になるのではないか,と心配し,核戦争の起きる可能性についても心配しています。博士はさらにこう付け加えています。「子供たちがいかに憂うつになるかに驚きを覚える。今日の子供たちには心配することが余りにも多すぎる」。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする