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  • 砂浜はどのようにしてできるか
    目ざめよ! 1972 | 8月8日
    • 十分の量の砂を供給しなくなると,三角州のすぐしもの海岸の砂浜は侵食されはじめる。砂の供給と消失の微妙なバランスがそこなわれてきているのである。

      他の地域から砂を運んできて,裸になった浜に移すことは,まったく一時的な策にすぎない。侵食作用はいつもつづいていて,砂を海に洗い流してしまうからである。砂を人為的に補給する対策も費用が高くついて,ついには手が出せなくなるおそれがある。

      砂浜を維持するもうひとつの方法は,海岸線構築物の建設で,いちばんふつうなのは,海岸に直角に,そして波間に突き出るように作られる細長い型のものである。これは「防砂堤」とよばれ,大きな岩,または木材で作られている。浜から運び去られる砂を捕えて,侵食を阻止しようというのがねらいである。

      海岸の侵食は,とくに世界の人口稠密な地域では大きな問題である。何百万ドルにも評価される砂浜という資産は重大な危険にさらされつつある。短命の人間は,将来に対するごく限られた展望に基づいて経済その他の面ですぐに利益のあがる計画をどんどん立ててきたが,それは逆に予期しない悲惨な結果をもたらしている。したがって,大ぜいの人間がついにリクリエーションを楽しむ余暇を獲得している一方,地球の海岸線にある自然のリクリエーション地域はしだいに姿を消しつつある。

      真に美しい自然の砂浜をつくることは,人間の創意のおよばない事柄である。それとは対照的に,神の創造力と維持力は,いく世紀にもわたり,世界の砂浜を,憩いとくつろぎの場所として保ってきたのである。

  • 羊は羊飼いの声を知っている
    目ざめよ! 1972 | 8月8日
    • 羊は羊飼いの声を知っている

      ◆ 中東の牧羊の業に関する次の報告は,ヨハネ伝 10章2-5節のイエスのたとえに興味深い解明の光を投げかける。この箇所でイエスは,羊は羊飼いの声と自分に名前がつけられていることを知っていると述べている。

      「現代の羊飼いの記憶力はすばらしいもので,すべての羊の名前をおぼえている。羊の群れは時に数百をかぞえることがある。が,それでもそれぞれの羊に名前がついていて,羊飼いはそれを知っており,すべての羊をその固有名で呼ぶ。……一人の観察者はヘルモン山の傾斜地で羊を飼う羊飼いたちを観察したことについて,次のように述べている。『各羊飼いは,自分の羊が呼び声に従ってやって来たり,2頭づつまたは4頭づつに分かれたり,整列したり,四角形や円形になるように秩序正しく動くよう訓練する。1,000匹の羊の群れの外側にいる羊は,その名前が呼ばれるならやって来る』。羊は羊飼いの声を知っているのである。

      「ある旅行者がシリア人の羊飼いに,羊は主人の声ではなく服装を知っているのだ,と言った。このことを証明するために,衣服を交換し,その旅行者は羊飼いの服装をして羊の群れの中に入り,羊飼いの声をまねて群れを導こうとした。羊はその声を知らなかった。しかし,服装は変っていたにもかかわらず,羊は羊飼いが呼んだ時呼び声にあわせて直ちに走りだした」。―E・W・ライス著,「聖書の土地の東洋風俗」,159-161ページ。

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