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    ものみの塔 1976 | 4月1日
    • 当人が自分の悪行を告白することも認めることもせず,その行ないを改めようともしないなら,その者はクリスチャン会衆から排斥される危険に自らの身をさらすことになります。―詩 32:5。ヨブ 31:33。

      クリスチャンは,まず最初に重大な悪行を可能な限り正し,それから祈りと奉仕をエホバにささげることができます。エホバの目に重要なのは,公正やあわれみや忠実であり,単なる口先だけの奉仕や義を装う態度ではありません。神のしもべを虐げておきながら,どうして神との平和な関係を保てるでしょうか。またどうして,平安な思いと良心を抱いて神に近づくことができるでしょうか。しかし,良心のかしゃくを感じるなら,悪行を正し,兄弟との間に平和な関係を再び得るよう努力すべきです。そうするなら,神は愛を示し,その祈りに耳を傾けてくださるでしょう。さらに,『エホバは[会衆の一致の上に]祝福があるよう命じられ』,霊的な繁栄と『かぎりない命』の見込みとを与えてくださるでしょう。―詩 133:3。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1976 | 4月1日
    • 読者からの質問

      ● イエスがヨハネ 15章1節から6節で,ご自分をぶどうの木,弟子たちを枝として語った事柄は,ローマ 11章17節から24節に説明されているオリーブの木とその枝に相当しますか。

      これまでヨハネ 15章1節から6節は,ローマ 11章17節から24節を論じる際に,例として用いられてきました。しかし綿密に調べると,これら二つの記述は異なった事柄に言及していることが分かります。前者はキリストを中心とし,後者はアブラハムを中心としています。各々の記述を考慮してみましょう。

      使徒たちと過ごした最後の晩,イエスはこう語りました。「わたしは真のぶどうの木,わたしの父は耕作者です。彼は,わたしにあって実を結んでいない枝をみな取り去り,実を結んでいるものをみな清めて,さらに実を結ぶようにされます。わたしはぶどうの木,あなたがたはその枝です。わたしと結びついたままでおり,わたしが結びついたままでいる者,その者は多くの実を結びます」― ヨハネ 15:1,2,5。

      イエスはご自身をぶどうの木に例えました。イエスの弟子たちは,西暦33年のペンテコステの日に聖霊によって生み出され,そのぶどうの木の枝となりました。キリストは,いったん枝となった者たちが捨てられて永遠の命を失うことのないため,ご自身の下にとどまり実を結ぶように勧めました。(ヨハネ 15:6)実を結ぶことには,イエスの示された資質を表わすことが含まれます。イエスに結びついているなら,霊の実を培うことができます。(ガラテア 5:22,23)また,王国について熱心に語るでしょう。―ルカ 8:8。

      ヨハネ 15章1節から6節の言葉がイエスを中心としているのに対し,ローマ 11章17節から24節に書かれているオリーブの木に関するパウロの例えは,アブラハムに焦点を合わせています。この例えは,アブラハムの約束の胤の一部となるには,彼の持っていたような信仰が必要であることを示しています。この例えでは,栽培された,あるいは園のオリーブの木から,本来の枝のあるものが折り取られ,野生のオリーブの木から切り取られた枝が代わりに接ぎ木されます。本来の枝は,生来のユダヤ人を表わしています。野生のオリーブの枝は異邦人の信者を表わしています。彼らは,その信仰ゆえに,不信仰な生来のユダヤ人に代わってアブラハムの約束の胤の一部になりました。アブラハムに対する神の処遇,そしてメシアが到来した時のユダヤ人の態度を調べると,この点を良く理解できます。

      アブラハムが信仰を働かせたゆえに,エホバ神は,「胤」に関する契約をアブラハムと結びました。その胤によってすべての国民は「確かに自らを祝福する」のです。(創世 22:17,18,新。ガラテア 3:8)このことは,アブラハムの生来の胤,すなわちその子孫であるイスラエル人に対する神の処遇に影響を及ぼしました。(申命 7:7,8。コリント第二 11:22)一世紀当時のユダヤ人は,「わたしたちの父はアブラハムです」と言いうることを誇りにしました。(ヨハネ 8:39。マタイ 3:9)ユダヤ人はアブラハムの生来の胤であったので,エホバの恵みと良い待遇を受けられるものと考えていました。しかしパウロは,ローマ人への手紙の中で,アブラハムの子孫であることは確かに有利ではあっても,それだけでは十分でないことを明らかにしているのです。それはなぜですか。

      エホバ神は,アブラハム契約によって霊的な胤を生み出そうとしておられたからです。パウロがそれより前に

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