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  • 目ざめよ! 1980
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目ざめよ! 1980
目80 7/22 10–15ページ

あなたの家族生活を幸福にする方法

おいしいケーキの作り方を見て,その通りに作れば,おいしいケーキができます。幸福な家庭を築く場合も同じで,優れた作り方,つまり導きが大切です。

家族の創始者がそうした作り方を教えてくださると期待するのは理にかなったことです。そして創造者は確かにそれを教えてくださっています。神は家族生活を成功させる方法に関する導きと指示を聖書の中で与えておられます。

しかし,次のような異議を唱える人も多いことでしょう。「“キリスト教の”国の人々は今までずっと聖書を持っていたのに,家庭問題は解決されていないではないか。“キリスト教の”国の離婚率がトップを行っている場合は少なくない」,と。

確かにその通りです。多くの不幸な家族は実際に聖書を持っています。しかし,聖書を読んだことがあるでしょうか。さらに重要なこととして,聖書の原則を生活に適用してきたでしょうか。聖書を持っている人の多くはそれを読まず,その律法や原則を適用してもいないというのが事実です。

一方,「聖書を導きにしていなくても,また家族の中に神を信じている成員が一人もいなくても,幸福な家族がある」と言う人もいます。

これもその通りです。では,その人たちはどうして幸福なのでしょうか。それは,実は,その家族の成員が,聖書中に述べられている基準と同様の基準に,そうとは知らずに従っているからなのです。実際,人間は神によって創造された際に良心を与えられているので,それとは知らずに,家族生活に関する神の律法や原則とほぼ一致した生活の仕方をしている人もいるのです。―ローマ 2:14,15。

神のその律法と原則にはどんなものがあるでしょうか。次の数ページでそれらを調べ,それらを当てはめれば自分の家族の幸福に資するかどうか検討してみてください。

妻を愛する

聖書は神の知恵を示して,「夫は自分の体のように妻を愛すべきです」と述べています。(エフェソス 5:28-30)妻が幸福であるには自分が愛されていると感じる必要があるということは,経験がたびたび証明しているところです。ですから,夫は,やさしさや理解を示し,激励を与えるなどして妻に特別の注意を示さなければなりません。また,常に妻を考慮に入れて行動することにより,『妻に誉れを配する』必要もあります。そのようにすれば,夫は妻の敬意を得ます。―ペテロ第一 3:7。

夫を敬う

では妻についてはどのような原則があるでしょうか。「妻は夫に対して深い敬意を持つべきです」と聖書ははっきり述べています。(エフェソス 5:33)この助言に従わないことが夫を怒らせる主な原因となっています。夫の決定を支持し,家族の目標を達成するために夫に惜しみなく協力することによって,妻は敬意を示せます。また,夫を『補う助け手』という,聖書に示されている役割を果たすなら,夫が妻を愛することは容易になります。―創世 2:18。

互いに忠実である

「夫と妻は互いに忠実でなければなりません」と聖書は述べています。また,夫に対してこう述べています。「あなたの妻で満ち足り,あなたが結婚した女に喜びを見いだしなさい。……どうしてほかの女にあなたの愛を与えてよいのでしょう。どうしてほかの男の妻の美しさを好んでよいのでしょう」― ヘブライ 13:4; 箴 5:18-20,福音聖書。

“集団婚”,“開かれた結婚”その他結婚と家族に代わる関係は,実際には姦淫であって,真の幸福に導くものでは決してありません。結婚の問題を研究する一人の人は次のような結論を出しています。「不貞には何の益もない。姦淫は結婚におもしろ味を添えると考える人は少なくないが,情事は決まって実際に問題があることのしるしであった」。

配偶者を喜ばせるよう努力する

聖書は次のことを教えています。すなわち,自分が性的に満足することばかりを追い求めても幸福になれないが,配偶者が性的な満足を得ることをも求めるなら幸福になれる,ということです。聖書は,「夫は妻に対してその当然受けるべきものを与えなさい。また妻も夫に対して同じようにしなさい」と述べています。強調されているのは,尽くすこと,与えることです。イエス・キリストの「受けるより与えるほうが幸福である」という言葉に示されている通り,与える人も与えることから真の喜びを得るのです。―コリント第一 7:3。使徒 20:35。

自分自身を子供に与える

3年生のある子供は次のように書きました。「ぼくのお父さんはいつも働いています。家にいたことがありません。お父さんはぼくにお金やおもちゃをくれますが,ぼくはお父さんを見かけることがほとんどありません。ぼくはお父さんがすきです。ぼくはお父さんがいつも働いているということがなければいいなあと思います。そうすればお父さんにもっと会えるからです」。

残念なことですが,多くの家庭でこれと同様の状態が見られ,悲惨な結果を招いています。「家に座っている時にも,道を歩く時も,寝る時も,起きる時も」子供たちを教えるようにという聖書の諭しに親が従うなら,事情はずいぶん異なります。自分自身を子供に与え,子供と充実した時を過ごすことは,家族の幸福に間違いなく寄与します。―申命 11:19,新。

必要な懲らしめを与える

親が自分の好きなようにさせてくれるといいと思わない子供はまずいないでしょう。しかし,一人の若者の親は懲らしめを全く与えようとしませんでしたが,その若者はこう語っています。「おもしろくも何ともありません。やましさを感じたり,いやな気持ちになったりします。自分がいつの日か恐ろしいことをしでかすようでこわい気がします」。

必要な事柄が何かを認めて,聖書は,「父たちよ,……エホバの懲らしめと精神の規整とをもって[あなたがたの子供を]育ててゆきなさい」と勧めています。場合によっては,懲らしめとしておしりをたたいたり,特典を取り上げたりしても,懲らしめを与えることは親の愛の証拠です。聖書は次のように述べています。「子を愛する者は懲らしめをもってこれを待ち望む」― エフェソス 6:4。箴 13:24,新; 22:15; 23:13,14。

若い人たち,この世の生き方に抵抗しなさい

この世は若い人たちに圧力をかけて,“自分の好きなことを行ない”,権威に反抗するよう仕向けます。また,聖書が述べている通り,「愚かさが少年の心に結び付いて」います。(箴 22:15,新)ですから,正しいことを行なうのは闘いであると言えます。

しかし,聖書は,「子供たちよ,親に従うのはクリスチャンの務めです。それは行なうべき正しい事柄だからです」と述べています。そうすることには豊かな報いがあります。ですから,賢明であってください。「まだ若いうちに,あなたの造り主を覚えなさい」という助言に注意を払いましょう。麻薬を使うこと,酒に酔うこと,淫行を犯すこと,そのほか神の律法を破る事柄を行なわせようとする誘惑に抵抗するのです。―エフェソス 6:1-4; 伝道 12:1,福音聖書。

共に聖書を学ぶ

家族の中の一人が聖書の原則を学んでそれを適用するなら,家族の幸福を増進させることになります。しかし,夫も妻も子供も,つまり家族全員がそうするなら,どれほど幸せな家族になるかしれません。家族の一人一人は他の成員がエホバ神に仕えるのを助けようとするので,何でも話し合える,温かで親密な関係が生まれます。ですから,一緒に聖書を学ぶことを家族のならわしにしてください。

それがおいしいケーキの作り方だということが分かったなら,その作り方に従ってケーキを作るのは理にかなったことではないでしょうか。他の人たちが使って役に立った道路地図があるなら,あなたはその人たちと同じ所へ行くのにその地図を信頼し,無事に目的地へ行けると思うのではありませんか。聖書は,家族の幸福にとって,ケーキのおいしい作り方のようなもの,つまり導きとなってきました。

トーマス・ジェファーソンというアメリカの初期の大統領はこう語りました。「聖なる書物を熱心に熟読すれば,人はより良い市民,より良い父親,より良い夫になる。……聖書は世界で一番良い人間を作る」。聖書は,だれもが喜んで周りに集まって来るような人,家族を温かで親密なものとするような人を作ります。

しかし,今日聖書の助言を適用すれば家族の幸福に役立つという証拠があるでしょうか。確かにあります。エホバの証人は聖書が神の霊感によるものであることを信じており,それゆえに聖書を自分たちの導きにしています。ヨーロッパで開かれたエホバの証人のある大会を取材した一記者は次のように述べました。「彼らはきちょうめんな神学者をしのぐほど聖書に通じている。聖書は彼らにとって唯一の書物でないにしても,枕元の本である」― ジュルナル ドゥロプ,1973年8月14日号。

エホバの証人は聖書の助言を家族生活に当てはめてどんな結果を得たでしょうか。その成果がはっきりと見られるのはエホバの証人の大会です。米国ウィスコンシン州グリーン・ベイのガゼット紙は,1976年に開かれたエホバの証人の大規模な大会について次のように報じました。

「家族を見かけるのは普通であって例外ではない。しかも,腕に抱かれている赤子から十代の若者に至るまで,各年齢層の子供がこれほど大勢いるのに,落ち着いて静かに聞き入っている他のエホバの証人の妨げになるようなことは何もしない。

「むしろ,家族の存在は,真剣な中にも快活な一体感を増し加える。ブラウン郡退役軍人記念競技場での人間味あふれる情景には,そうした一体感が漂っていた」。

聖書の律法と原則を適用することは確かに家族の幸福に寄与します。夫と妻は仲むつまじくなり,子供たちは適切な懲らしめを与えられ,若い人々は敬意をもって親に接します。地上はやがて,神の律法を当てはめる幸福な家族で満たされることになります。どうしてそれを確信できるでしょうか。

全地に幸福な家族が住む

なぜなら,エホバ神ご自身が家族という取り決めを設けられたからです。エホバは最初の男女をめあわせ,二人に次のような指示をお与えになりました。「子供をたくさんもうけて,あなたがたの子孫が全地に住み,それを支配下に置くようにしなさい」― 創世 1:28,福音聖書。

神は,それら地上の家族が幸福になることを意図しておられました。子供が病気になり,大人が年老いてやがて死ぬという状態はもともと意図されていたものではなかったのです。神の当初の目的は,人間が完全な状態で永遠に生き,全地が耕されてやがて美しい楽園になることでした。

神のその当初の目的はこれから成就するのです。神の王国が来て神の意志を地上で成し遂げることを願う祈りに答えて,神の天の政府は,現存する地上のすべての政府とその腐敗した状態を一掃するために間もなく行動を起こします。(マタイ 6:9,10。ダニエル 2:44)聖書はそのことを次のように約束しています。「神みずから[人類]とともにおられるであろう。また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死も……ない。以前のものは過ぎ去ったのである」― 啓示 21:3,4。

あなたは家族が幸福になることを本当に願っておられますか。エホバの証人は,人々が聖書の教えを学ぶのを援助することに専ら励んでいます。そして,幸福な家族生活を築くという問題に関する聖書の教えについて,あなたとさらに詳しく考え合うことにやぶさかではありません。そのような話し合いを望まれる方は,この雑誌の発行者に手紙でお申し込みになるか,最寄りのエホバの証人にご連絡ください。

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