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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
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従順はあなたを守る

親が子どもといっしょに読むための特別な記事

なんでも自分のしたいことができるならよいのに,とおもいますか。何をしなさいと,だれにも言われたくない,とおもうときがありますか。正直にいってごらんなさい。

でも,あなたにとって,どちらがよりよいことですか。自分がしたいと思うことをなんでもするのは,賢明なことですか。それとも,おとうさんやおかあさんに従うほうが,よい結果がえられますか。神は,あなたが親に従うことを命じておられるのですから,それには十分のわけがあるにちがいありません。では,そのわけを考えてみましょう。

あなたはいくつですか。あなたのおとうさんはいくつか,知っていますか。おかあさんはいくつですか。おふたりは,あなたよりも年うえですね。あなたよりも,もっと長く生きてこられました。人は,長く生きれば生きるほど,それだけ多くの時間をかけて,ものごとを学んでいるのです。毎年,もっと多くのことを聞いたり,見たり,行なったりしています。ですから,わかい人は,年うえの人から学ぶことができるのです。

あなたは自分より年したの人を知っていますか。あなたは,その人よりも,もっと多くのことを知っていますか。それはなぜですか。なぜなら,あなたはもっと長く生きてきたからです。その人よりも多くの時間をかけて,ものごとを学んできたからです。

あなたやわたし,あるいは他のどんな人よりも長く生きてきたのはだれですか。エホバ神です。エホバは,あなたやわたしよりも,もっと多くのことをごぞんじです。わたしたちにとって,よいことがなんであるかをエホバが話されるなら,わたしたちは,それが正しいということを確信できます。神がいわれることを行なうなら,わたしたちは守られます。わたしたちはいつも,エホバに従わねばなりません。

これでおわかりのように,わたしも従順でなければなりません。わたしは神に従わねばなりません。それは,わたしじしんの益のためです。また,あなたが神に従うなら,それはあなたに益をもたらします。では,神に従いたいとはおもいませんか。

聖書を取り出して,神が子どもたちに命じておられることがらを調べてみましょう。エペソ書をひらけますか。エペソ書 6章1,2,3節を読んでみましょう。「子どもたちよ,主とともにある,あなたがたの親に従順でありなさい。これは正義にかなうことだからである。『あなたの父と,あなたの母を敬いなさい』。これは,次の約束を伴う,初めの戒めである。『それは,あなたが無事に過ごし,また,地上で久しく長らえるためである』」。(新)

これは聖書のことばです。ですから,あなたのおとうさんや,おかあさんに従順でありなさい,と命じておられるのは,エホバ神ごじしんなのです。

あなたのおとうさんや,おかあさんを「敬う」とは,どういう意味ですか。それは,おとうさんやおかあさんを尊敬することです。おとうさんやおかあさんのことばに耳をかたむけ,いわれたことを,不平をいわずに行なわなければなりません。従順はあなたを守ります。しかも,神は,あなたが従うなら,『あなたは無事に過ごせる』でしょう,と約束しておられるのです。

従順だったために,命を救われた人たちのおはなしを知っていますが,はなしてあげましょうか。

その人たちは,むかし,エルサレムという大きな都にすんでいました。その都の人びとはたいてい悪い人たちで,神のことばに耳をかたむけませんでした。エホバは,かれらを教えるため,ごじしんの子イエス・キリストをつかわされましたが,人びとはやはり耳をかたむけませんでした。神はかれらになにをなさろうとしておられましたか。

イエスは,神がかれらの都を滅ぼさせようとしておられることを,人びとに警告しました。イエスは,軍隊がその都のまわりに野営をはり,都を滅ぼすであろうと語り,また,正しいことを愛する人は,どうすればのがれられるかを,人びとに告げました。こういわれました。

『エルサレムのまわりに軍隊がいるのを見るなら,その都の滅びが近いことを知りなさい。それは,エルサレムから出て,山に走ってゆくべき時です』― ルカ 21:20-22,新。

イエスのいわれたとおりのことが起きました。ローマ軍がやってきて,エルサレムのまわりに野営をはったのです。つぎに,ある理由のため,軍隊はさってしまいました。たいていの人は,危険がさったと考えて,都のうちにとどまっていました。しかし,人びとはどうすべきであると,イエスはいわれましたか。

もし,あなたがエルサレムにすんでいたとしたなら,いったいどうしたとおもいますか。イエスのことばをほんとうに信じていた人たちは,自分の家をすてて,エルサレムから走ってにげ,遠い山地にのがれました。おとなだけでなく,子どもたちもいっしょににげたのです。

それにしても,それらの人たちは,従順だったために,ほんとうに守られましたか。1年たっても,エルサレムにはなにも起きませんでした。2年めにも,なにも起きませんでした。そして3年めにも,なにごともありませんでした。都をさった人たちはおろかものだ,と考えた人もいたことでしょう。ところが,4年めに,ローマの軍隊がもどってきて,ふたたびエルサレムのまわりに野営をはりました。今や,のがれるのは手おくれになりました。こんどは,その軍隊は都をほろぼしたのです。都のなかにいた人びとのほとんどは殺され,のこった人は捕りょとして,つれてゆかれました。

しかし,イエスのことばに従った人たちはどうなりましたか。エルサレムから遠くはなれていたので,ぶじでした。こうして,それらの人たちは害を受けませんでした。従順だったので守られたのです。

従順であれば,あなたも守られるでしょうか。そのとおりです。そのわけをおはなししましょう。道路では,けっしてあそんではいけませんと,わたしがあなたに禁じたとしましょう。わたしはなぜそうするのでしょうか。なぜなら,あなたが車にひかれて,死んでしまうかもしれないからです。

ところが,ある日,あなたはこうおもうかもしれません。『今なら,車は走っていないから,けがなんかするもんか。ほかの子どもたちは道路であそんでいるけど,けがをした子どもなんか,いちども見たことがない』。

エルサレムの人びとのほとんどが考えたのも,それと同じようなことでした。ローマ軍がさったので,もうだいじょうぶだ,とおもったのです。他の人びとが都にとどまっていたので,それを見たほかの人びとも,とどまりました。警告されていたのに,それに聞きしたがわなかったのです。そのために,命をうしないました。従うほうが,はるかに良いことではありませんか。

ほかの例を考えてみましょう。マッチをいたずらしたことがありますか。マッチをすって,火がつくのを見るのは,おもしろいことだとおもうかもしれません。でも,それは危険ですから,けっしてマッチをいたずらしてはいけません。マッチあそびは,どくへびをいたずらするようなものです。かみつかれないかもしれませんが,かみつかれることだって,あるのです。マッチでは,やけどをしないかもしれませんが,やけどをすることだって,ありうるのです。家がすっかり焼けて,あなたが焼け死ぬことさえありうるのです。ですから,従順は身の守りとなりますね。ときどき従うだけでは,不十分です。しかし,いつも従うなら,あなたはほんとうに守られるでしょう。

「あなたがたの親に従順でありなさい」と,あなたに命じているのはだれですか。それは神です。そして,神がそういわれるのは,神があなたをほんとうに愛しているからであることを忘れないでください。

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