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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
塔72 7/15 419–420ページ

子どもを育てるうえで聖書は役にたちますか

「どうしようもない」。これは今日,非行の増大するなかで子どもを育てる問題について多くの親が感じていることです。しかし,それはほんとうにどうしようもないことでしょうか。

そうではありません。聖書は必要な助けを与えることができます。どのようにしてですか。まず,親の役目が神から与えられたものであることを保証します。聖書は,神ご自身が最初の人間夫婦に,「生よ繁殖よ地に満盈よ」と命じられたことを明らかにしています。(創世 1:28)聖書は,人間を,進化の過程で動物から派生しただけのもの,したがって動物のように本能に従って子どもを生むにすぎない,とはしていません。聖書は,神が,子どもに対する責任を人間の親に負わせておられることを明らかにしています。したがって,その責任を神に対するように果たすべく誠実に努力するなら,親は神の支持を期待することができます。―申命 6:6,7。

このことは,親子の関係に大きな相違をもたらします。たとえば,あなたは何によって子どもの尊敬を得ようとしますか。子どもに命を与えることにあずかったという事実だけですか。なるほど,それは尊敬をうけるに値する強力な理由です。(箴言 23:22)しかし,子どもの尊敬を保つ,もしくは勝ち得るのに,生殖という根拠だけで十分ですか。残念ながら,そのことだけに基づく尊敬は,多くの事柄によって弱められる恐れがあります。

ひとつには,子どもは,過去にかんするよりも現在にかんして物を考えることがはるかに多いので,自分が生まれたことははっきりわかっていても,誕生したときのことは覚えていません。子どもにとってそれよりも重要なことは,多くの場合,親は今,わたしが敬愛しなければならないどんなことをしてくれているだろうか,ということです。

さらに,また,出産は性的欲望を満足させた結果にすぎない,つまり,“副作用”とほとんど変わらない場合もありえることを,子どもはおそかれはやかれ知るようになります。たとえば,父親から少しの関心も示されない私生児がたくさんいます。同様に女性の間では,“望まれない”妊娠が少なくありません。何千件もの妊娠中絶は,多くの女性(そしてまた男性)の,子どもを持つことに対する考えを雄弁に物語っています。

親たちは,子どもを生んで,これまでに育てるのに費やした労力やお金のことを強く意識するかもしません。しかし,子どもを生んでも,その子どもに真の愛情を持たない多くの人と自分とは全く違うということを子どもに示す必要がさらにあることに気づくでしょう。聖書は,親たちがそうするのを助けることができますか。確かにできます。どのようにしてでしょうか。

聖書の子どもに対する健全な見方は,詩篇 127篇3節の次のことばによくまとめられています,「みよ子輩はエホバのあたへたまふ嗣業にして,胎の実はその報のたまものなり」。

あなたはこのことばに心から同意し,子どもの世話をする責任を神に対して強く感じますか。では,そのことを子どもに示してください。愚かな言動によって,あなたの愛情を確信している子どもの心を傷つけないようにしてください。妊娠したことがわかった時,ろうばいや困惑をあからさまに示しますか。そんなことをすれば,すでに生まれている子どもたちは,自分が生まれる前にも親は同じように感じたのではないだろうかと思わないでしょうか。中には,もし子どもが生まれなかったなら,自分たちはこういうことをしただろうなどと,子どものいるところで言って,自分個人の目標や楽しみを追う自由を失ったことを嘆く親がいます。そのような親は,子どもの信頼と確信を失うかもしれません。

子どもが親の愛の真実さをいつも確信していられるように助けてやるには,親は,子どもたちに喜びをもっていることを表わす必要があります。親は自分の役目を不愉快でわずらわしいものと考えている,と子どもに感じさせてはなりません。もし親が,子どものごく幼い時から,子どもを“子もり”にまかせきりにすることが多いなら,どんな影響があるでしょうか。あるいは,たいして必要でもないのに,母親が職業を持つ場合はどうですか。そういう母親は,家で子どもといっしょにいるよりも,仕事のほうが報いが大きくて楽しいと思っているという印象を与えないでしょうか。子どもが父親に注意を向けてもらいたい時に,父親がいつも“忙しすぎ”たり,“疲れすぎ”ていたりするとどうですか。そうした親は,子どもがしだいによそよそしい態度をとるようになってゆくとき驚くべきでしょうか。神の祝福を得たいなら,親は子どもに深い注意を向けなければなりません。―創世 18:19。

エペソ書 6章1-4節(新)で,クリスチャンの使徒パウロは次のように助言しています。「子どもたちよ,主と結ばれているあなたがたの親に従順でありなさい。これは義にかなうことだからです。『あなたの父と母を尊びなさい』とあり,これは次の約束を伴う最初の命令です,『あなたにとって物事が順調に行き,あなたが地上で生きながらえるためである』。父たちよ,あなたがたの子どもたちをいらだたせることなく,エホバの懲らしめと精神的規制によって育ててゆきなさい」。このことばはわたしたちに何を教えていますか。

あなたが「主と結ばれてい(て)」,神の真のしもべであり,み子のほんとうの追随者,その弟子であることのはっきりした証拠を見る時,あなたのお子さんは,あなたとあなたの助言を尊敬するさらに強い理由を得るのです。ほんとうに「主と結ばれている」なら,あなたは子どもに対して最善のことができる立場にもあります。

あなたは,力や富,教育程度や能力の点で世界一ではないかもしれません。しかし,もしあなたが,聖書中に見いだせる知識や理解,また知恵を子どもに伝えることができれば,それ以上に良いものを子どもに与えることのできる人はほかにいません。あなたは,子どもたちに,「地上で生きながらえる」,そうです,神の恵みを受けつつ永遠の命を得るために彼らが必要としている物を与えていることになります。(エペソ 6:3,新)しかも,自分が今日の大多数の親よりもすぐれた親であることを積極的に示すことにもなります。なぜなら,使徒パウロの,「エホバの懲らしめと精神的規整によって育ててゆきなさい」という勧めを実践すべく,進んで時間や労力や頭を使う人は比較的に少ないからです。―エペソ 6:4,新。

そのことをするには,知識が,それも神のみことば聖書の正確な知識が必要です。あなたご自身と,あなたのお子さんの福祉のために,その知識を心から望んでおられるなら,エホバの証人は喜んで,しかも無償であなたをご援助いたします。ぜひお申し出ください。

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