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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1963
塔63 7/1 409–410ページ

悪霊からの攻撃

「健康な人が目のさめている時,科学的に説明できない現象として,声を聞いたり,物の形を見たり,何かにさわられたことがあるだろうか」。何年か前,世界各国の2万5000人についてこれを調べたところ,驚くべきことに,英国だけをとっても精神の健全な人でこのような経験のある人が,10人に1人はいました。1

これは霊界からの攻撃ですか。現代の心理学者にはこれを「幻覚」と呼んで,霊界の観念を一笑にふす人が多いのですが,一方で心霊研究者,異常心理学の研究者は,超感覚的感知など,科学の説明できない現象のあることを認めています。

そのうえ霊界から襲われた例が数多く報告されており,多くの場合,信頼すべき目撃者がいます。しかもクリスチャンは,神のことば聖書に少しの信仰もない世の心理学者の言葉を権威とは考えません。聖書を読む人が知るように,霊感によって書かれた聖書は悪霊の存在,またこの時代の「地にわざわい」のあることを述べています。それは「悪魔とか,サタンとか呼ばれ(るものが)……地に投げ落され,その使たちも,もろともに投げ落された」からです。悪魔とその天使は霊者であって,地の近くにいま束縛され,災をもたらしているという事実に直面しなければなりません。「悪しき者の放つ火の矢」は,決して想像ではありません。―黙示 12:9,12。エペソ 6:16。

サタンに属する霊者が人を悩ますひとつの方法は,眠りを妨げることです。見えない手が寝具をひっぱったり,からだにふれて悩まし,眠れないようにするといった報告があります。ベッドが持ちあげられたり,ゆさぶられたり,動いたりします。英国のある芸術家でこのような現象のことを聞いた人が,信じられないままにサセックス,ポーリングの問題の家に行って住んだところ,疑いはすぐに消え去りました。その人はこう報告しています,「眠りについてはほどなく,ベッドの持ちあげられた感じがしたのでびっくりして目をさました。だれかがベッドの下にかくれていて驚かそうとしたのかと思い,部屋中さがしたが,何も見つからなかった。その後でベッドは激しくゆさぶられ,私はこまのようにふり回された。ようやく我にかえったとき,気がつくとベッドに横ざまに寝ており,寝具はほとんど床の上に落ちていた」。2

異常心理学者J・B・ラインのしらべたなかでも著しい例は,寝室でしばしば襲われる14歳の男の子の例です。少年は牧師の家に行って寝ましたが,ベッドが激しくゆれるので眠ることができず,どっしりしたひじ掛け椅子に腰かけて眠ろうとしました。牧師がそのそばに立って少年を見おろしている間に,椅子の片側が持ち上って遂に倒れ,少年は床に投げ出されてしまいました。牧師が同じ椅子にかけて椅子を傾けようとしましたが,不可能でした。

英国,チェシャー,ランコーンでは,「夜,見えない手によってベッドから何時も投げ出されてしまう少年」のことが報じられています。4 このような現象を目撃して報じた牧師も,多くの場合それを防ぐことができず,自分自身が悪霊の攻撃を受け,ランコーンの例においても,心霊研究の出版物「心霊ニュース」によれば,霊魂はメソジストのステブンズ牧師に聖書を投げつけました。5

霊界からの攻撃は,多くの場合,夢や想像と言って片づけられないものです。ロンドンの一新聞に報じられたエプソムの一夫婦の場合,妻が寝室で霊に悩まされたのは妻の想像ではありません。夫が次のように述べています,

「ある晩,ベッドの中で目をさましていた妻の肩をなにかがつかんで窓のほうにひっぱった。からだが持ち上げられて,ベッドにふれているのは大腿と足だけだった。悲鳴をあげて助けを求めた妻の足を私はつかまえたが,それが何であるにしろ,ひっぱっている力は非常に強かった。私は最初,妻をひきもどすことができず,自分も窓のほうに引かれそうになった。突然にその力は無くなって妻は倒れた」。6

これに類した出来事は世界各地から報告されています。パナマのヘラルド紙は,18歳の少女が霊者に攻撃されるのを目撃した市の役人と医師の言葉をそれぞれ次のように報じています。「私が少女の手をつかんでいた時,その手は何者かに打たれた」。「私はこの世界のものをみな見えるものとして考えていたが,不可解な力,見えなくても感ずることのできる力の存在をいま認めざるを得ない」。シンガポールの新聞は,悪霊に襲われたペナンの子供たちについて,報じました。「悪霊は子供を襲って,時には裸にしてしまい,子供を苦しめてうめき声をあげさせる」。8 これに似た例は聖書にもあり,悪霊につかれた祈とう師のことが出ています。「そして悪霊につかれている人が,彼らに飛びかかり,みんなを押えつけて負かしたので,彼らは傷を負ったまま裸になって,その家を逃げ出した」。―使行 19:16,新口。

「現代におけるサタンの証跡」9と題する本は,悪霊につかれた人の例だけでなく,悪霊と祈とう師との間にかわされた話を数多く記録しています。

多くの場合,悪霊は人々に語りかけて悩まし,このような人は「声」を耳にします。心霊術の用語でこれは「明透聴力」と呼ばれ,悪霊の声をそのまま書いた心霊術者の本がたくさん出版されています。悪霊の声は多くの人を悩まし,暴力行為,殺人,自殺などにかり立てます。シンガポールの一人の男は,4日のあいだ,自殺を命ずる悪霊の声を聞いていましたが,遂に自殺しました。この人は悪霊のささやきが聞えることを妻にもらしていましたが,妻は本気にしませんでした。10

霊界からの攻撃を受けた例は,絶版になったものみの塔協会の出版物,「生者は死者と話すことができるか」に戴せられています。たとえば,

「心霊現象を調査したシカゴ・ニューズ紙は次の結論に達した。『大ぜいの人が耳をそばだてて聞こうとしている声については,それは善よりも悪をすすめる……いったん交信が確立されると,悪霊の声を追い払うのは難しくなる……自分の意志,魂すなわち全人格をこれらの霊力に服従させるのは全く危険である。……悪霊の声にそそのかされて,一人の女は自分の娘を風呂の中で溺死させた……ある若者は悪霊の声の命ずるまま,レストランから出て来た人に一撃を加えた……同様な例が何百もある』」。

ノアの時代の洪水前に,悪鬼の活動によって「悪が地にはびこり」ました。(創世 6:1-11,新口)今日でも他の人を攻撃するように仕向ける悪鬼によって暴力行為は増しています。霊界からの攻撃は,大きな災となっています。クリスチャンは「悪しき者の火矢」にさらされることを知って,霊的な戦いの備えをしなければなりません。

引用文献

1 ガーネイ,生者の幻影。

2 サーストン・ホプキンス,英国の幽霊。

3 1949年8月27日付,フィラデルフイア・ニューズ。

4 1953年5月14日付,ビクトリア(カナダ)デイリー・コロニスト

5 1953年10月15日付,ニューヨーク,ジャーナル・アメリカン

6 1950年7月17日付,ロンドン,デイリー・メイル。

7 1953年5月19日付,パナマ・シテイ,ヘラルド。

8 1953年8月30日付,サンデイ・タイムズ。

9 1962年,マックミラン,レオン・クリスティアニ。

10 1953年12月15日付,ザ・ストレイト タイムズ。

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