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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1965
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目的を持つ人々

多くの人が宗教的な事柄に無関心なことの最大の原因は,自分の宗教組織には真の導きも,達成を目ざして努力すべき目的も,熱意をかたむけて行なえる仕事も,何一つないと考えていることにあるようです。彼らの組織は,世界を改造するというほどの希望を差しのべません。まさに,不信心が世界を風靡しつつあるかの感があります。

宗教指導者たちさえ不安と自己の無力さを感じているということは,ある牧師の次の言葉からもわかります。「謙そんに考えてみると,われわれは失敗している。その理由はわからない。神がわれわれを,世界的な和解のわざに用いて下さることを望みながら,われわれはいまの時代の無意味な事柄に関係し,巻き込まれている。われわれは自分自身の利権というなわでがんじがらめにされているのだ。そしてこの死のからだからのがれ出ようとむだにもがいているのである。われわれは自分がひからびた骨であることを知っている。……われわれは中身のない人間であり,からだはあっても霊に欠けているのだ」。(傍線は発行者)

しかしそれとは対照的に,今日でも,目的をもつ人々,自分の信仰に熱意のある人々,その信仰を広めるのに全力をかたむける人々,将来に確信をもつ人々がいるということを知るのはなんとうれしいことでしょう。そうです。私たちは,エホバのクリスチャン証者のことを言っているのです。エホバの証者は,世界のどこにいても,神の栄光と同胞のしあわせのために,神の御国の良いおとずれを家から家に宣べ伝えるという重要な活動を生活の中心にしている者であることを認められています。(使行 20:20)エホバの証者は真から幸福です。「私もあんなになりたい」という人がいます。あなたがほんとうにそれを望めば,なれないことはありません。

最大の目的

それにはまず,この人々をして行動させる最大の目的が何であるかを知らねばなりません。政府や生活水準を改革向上させることは彼らの目的ではありません。世界を改宗させることも彼らの目標ではありません。エホバの証者は,その行動において常にイエスを手本とあおぐ,イエス・キリストの追随者です。イエスは1900年余りまえ,目的のある生活の模範を示し,こう言われました。「わたしの食物というのは,わたしをつかわされたかたのみこころを行い,そのみわざをなし遂げることである」。「わたしが天から下ってきたのは,自分のこころのままを行うためではなく,わたしをつかわされたかたのみこころを行うためである」。イエスは,地上での宣教の終了にあたり,天のみ父にこう祈ることができました。「わたしは,わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて,地上であなたの栄光をあらわしました」。(ヨハネ 4:34; 6:38; 17:4)。これからわかるとおり,イエスをささえてわざを継続させた力は,自分はすべてみ父の目的にそって活動している,という確信でした。イエスは他の考えによってその歩みを妨げられたり,中止させられることがなかったのです。

人が,神のみ旨を行なうことを第一にしてそれに専念するなら,実際には神の目的を自分の目的としていることになります。そして神の目的は必ず成就しますから,その人はいつも満足のいく成果を確信することができます。では神の目的とは何ですか。聖書の答えをみましょう。「時満ちて経輪にしたがひ,天に在るもの,地にあるものをことごとくキリストに在りてひとつに帰せしめ給ふ。これ自ら定め給ひし所なり」。(エペソ 1:9,10文語)したがって神の不変の御目的とは,神が自ら定められた時に,分裂と戦争を生み出すすべての要素を全宇宙から除き,従順な人間を,ご自分が選ばれた王イエス・キリストの平和な支配の下に永久に一致させることです。

全能の創造主は,いつでも好む時にご自分の目的を成し遂げることができます。きょうでもあすでも,自己の利益のために神の目的にさからい,人類の間に政治的,また社会的な分裂や分派をつくり出そうとする者たちを滅ぼすことができます。しかし神は,あわれみにより,人々がその理性を用いて神の側につくか,神の敵の側につくかを選択できるように,まずご自身の目的を全世界に宣べ伝えるための時間を与えられたのです。そこで,献身した神の証者の社会は,「この御国の福音は,すべての民に対してあかしをするために,全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである」という,イエスの言葉の中に明確に預言され,この時代における神のみ旨にかなうわざに励んでいるのです。(マタイ 24:14)御国の良いたよりは,実際には,エホバ神が唯一まことの,最高の神であること,奉仕と崇拝を受けるにふさわしい唯一のかたであること,また従順で敬けんな人間にその心の願いを満たすことができる,また満たさせるかたであることを示す音信です。

エホバの証者が他と著しく異なり活気に満ちているのは,エホバの目的を人生の目的としているからです。彼らが非常に明るくて,この世の恐れをもたないのはそのためです。その目的は彼らの生活においてきわめて重要であるゆえに,個々の証者は,たとえ職業を替えることになっても,その目的の達成を妨げるものをすべて避けます。職場での昇進や高い地位も,伝道活動のためにはしばしば犠牲にされます。エホバの証者は,人生におけるこの一つの目的に全精神を打ち込んでいるため,時には一家全部が,福音伝道のために自分たちを必要とする外国へ移住することもあります。これと同じ熱意が,家族のある男や,子供のある女をして,時間をつくりださせ,できるだけ多くの人に良いおとずれを伝えさせるのです。彼らは他の人の家を定期的に訪問して宣教に従事します。

人生に目的をもつ人はほかにもたくさんいます。しかし彼らは多くの場合その目的を達成することができません。たとえ達成したとしても,それが実現すればいく分落胆します。しかしエホバの目的に従い,それに一致した生活をするなら,幸福と成功は,確実です。全能の神の発表された目的と衝突する,人間の定めたつまらない目的や目標に夢中になるのはなんと愚かな,空しいことでしょう。そのような運動や,それを支持して神と神の目的達成を支持しない人は,おそくとも,エホバがご自身の敵をさばくために立ち上がられる「全能の神の大なる日の戦闘」で滅びます。(黙示 16:14)賢明な人はいま神との和解を求め,神に献身し,クリスチャンの証者たちと共に,聞く耳をもつすべての人々に神の目的を宣べ伝えています。

あなたも,エホバの証者と交わり,キリストにならって彼らと共に奉仕することによりこの人々と同じくしあわせな,また有用な者になることができます。エホバの証者は『尊いことに用いられる器』であり,『きよめられた,主人〔エホバ神〕のために役立つ,すべての良いわざに間に合う器』です。―テモテ後 2:20,21。

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