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目ざめよ! 1980
目80 5/22 3–4ページ

考えてみたことがありますか ―

家族の一致は何によって保てますか

50年前に,ある作詩家は理想的な家庭を「楽しい我が家。心安らぐ所」と描写しました。家庭はそのような所であるべきだ,とあなたも思われませんか。しかし,残念なことに,今日往々にして,家庭生活は心と思いの休まる憩いの場ではなくなっています。

問題はどれほど深刻か

多くの家庭が崩壊しています。ある国々では,二組の夫婦につき一組が離婚しています。また,夫婦間に意思の疎通がなく,親子の間に世代の断絶の見られる家庭は少なくありません。ですから,家庭が実際に崩壊してはいなくても,その関係が冷ややかであったり,緊張したりしていることがよくあります。

「かつて家庭というものはストレスを和らげに帰る場所だったが,今や家庭そのものがストレスを生む所となっている」と,家庭生活に関する一権威者は語りました。全くその通りです。「家族は存続し得るか」と問われるほど,多くの家庭で愛と敬意が薄れ,家庭でのしつけがなおざりにされています。

あなたは,近所の人や親族の家庭でそのような状態を見ておられるのではないでしょうか。また,家族生活がもっと健全で家族が一致協力していた時代を覚えておられるかもしれません。しかし,今は事情が違っています。

なぜ,このようなことが起きるか

今は,自分のことを第一に考えるようにと教える時代です。そのような態度は家族生活に破壊的な影響を及ぼしました。ある調査によれば,「利己主義もしくは自己中心主義は家族生活が破壊する原因の最たるものに数えられる」ということです。

今日,多くの人はすぐ,自分の欲望や感情を他の人のそれよりも優先させるのではありませんか。昔の人は,家族全体の福祉を自分の福祉よりも優先させましたが,今は違います。多くの土地では,家族の成員一人一人が自分は自己を主張する権利を持つ一個の人間であると考えているのです。一概にそのような考え方が悪いとは言えませんが,それは大抵は良くない結果になります。

例えば,夫は,「結局のところ,ぼくがかせぎ手なんだから」というわけで,自分の必要が第一に満たされるべきだと考えるかもしれません。ところが,外に出て働き経済面で自立する女性は増加の一途をたどっています。そのような女性は自分の必要も同等に扱われるべきだと考えることでしょう。子供たちも同様に,今日の「自分中心の世代」の影響を受けています。

あなたは,こうした傾向の生じることがずっと昔に聖書の中で予告されていたのをご存じでしたか。聖書にはこう書かれています。「終わりの日には,対処しにくい危機の時代が来ます。というのは,人びとは自分を愛する者,……うぬぼれる者,ごう慢な者,冒とくする者,親に不従順な者,感謝しない者,忠節でない者,自然の情愛を持たない者……となるからです」。(テモテ第二 3:1-5)多くの人の自己中心的な生活様式を見れば,聖書のこの預言が今の時代に成就していることに疑問の余地はありません。したがって,わたしたちは現在,利己的な世の「終わりの日」に住んでいるのです。地上をより良い場所にすべく,神が必要な変化をもたらされる時は今や近づいています。―詩 37:10,11。

家庭を幸福なものにするために,今何ができるでしょうか。分裂していない家庭もたくさんあります。その違いはどうして生じるのでしょうか。

真に幸福な家族の土台は何か

聖書が明らかにしているところによれば,結婚と家族生活は神によって創始されました。神はその設計者ですから,家族の一致が何によって保たれるかをご存じです。「愛を身に着けなさい。それは結合の完全なきずななのです」と,聖書は述べています。―コロサイ 3:14。

この,「結合の完全なきずな」である愛があれば,ロマンチックな愛情は一層強いものになります。そのような愛とは,他の人の福利に対する無私の気遣いを意味します。というのは,聖書は,「おのおの自分の益ではなく,他の人の益を求めてゆきなさい」と助言しているからです。―コリント第一 10:24。

『おのおの他の人の益を求めてゆく』,これは多くの家庭を破壊している利己主義とは全く正反対の行ないです。このような愛こそ,それが実践されるとき,家族生活を確かに幸福なものにします。

むろん,無私の愛を示すことは,口では簡単に言えても実際に行なう段になるとずっと難しいものです。「生涯一人の人と結婚生活を送ることは難しくないと言う人は,空想の世界に住んでいる人だと思います」と,ある主婦は言いました。確かにそれはある場合やさしいことではありません。しかし,愛があれば,それは不可能なことではないのです。ところで,その種の愛をどのように実践できるでしょうか。家族として,改善のためのどんな実際的な方法を取ることができるでしょうか。

どうすれば家族生活を一層幸福なものにできるか

それには,真の愛を示す方法を知り,それを実践するよう懸命に努力しなければなりません。温かい家庭生活を願っていると言いながら,そのような家庭にするために自分に何ができるかを知らない人が多いようです。聖書は積極的な導きを与えており,それによって多くの家族が助けられてきました。聖書の実際的な助言の中には,次のようなものがあります。「あなたがたひとりひとりも,それぞれ自分を愛するように妻を愛しなさい。一方,妻は夫に対して深い敬意を持つべきです。子どもたちよ,主と結ばれたあなたがたの親に従順でありなさい。これは義にかなったことなのです。また,父たちよ,あなたがたの子どもをいらだたせることなく,エホバの懲らしめと精神の規整とをもって育ててゆきなさい」― エフェソス 5:33; 6:1,4。

これらの助言が本当に適用されたなら,多くの家族の生活は大いに違ってくることでしょう。つまり,夫は妻を扱う際に自分の体を扱うようにやさしい気遣いを示し,妻は夫に対して常に敬意を示し,かつ夫を築き上げ,子供たちは進んで従うようになります。そのような家庭生活は喜びにあふれたものであるとあなたも思われませんか。

家族の問題の解決方法すべてをこの2ページに収めるのはとても無理なことです。そのために,「あなたの家族生活を幸福なものにする」a と題する本のような,聖書に基づく提案を収めた本が出版されています。しかし,聖書の原則を適用するなら家族生活は豊かになるということが,ここに述べた事柄からお分かりいただけたに違いありません。エホバの証人に援助を求めて,ご家族とともにこうした原則をさらに学ばれてはいかがですか。そのような研究はあなたのご家族にとって決してむだにはならないでしょう。

[脚注]

a ものみの塔聖書冊子協会発行

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