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  • あなたの祈りはかなえられていますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1972
塔72 10/1 581–582ページ

あなたの祈りはかなえられていますか

あなたは神に祈りをささげて,その祈りが聞かれなかった経験がありますか。多くの人はそういう経験をします。ということは,祈りには何の価値もないという意味でしょうか。

そうではありません。神は祈りを聞くことも,祈りをかなえることもできます。事実,古代のある神のしもべは,このことについて非常な確信をもっていたので,次のように書きました。「エホバわが懇求をききたまへり,エホバわが祈をうけ給はん」― 詩 6:9。

このしもべにせよ,彼と同じ他のしもべたちにせよ,祈りに対してなぜそのような確信をいだいていたのでしょうか。また,多くの祈りが聞かれないのはなぜでしょうか。

神の要求を満たす

その理由は,神は要求を持っておられて,神に近づこうとする者は,その要求を満たさねばならないということにあります。その要求のひとつは信仰と関係があります。聖書はこう述べています。「神に来る者は,神の在すことと神の己を求むる者に報い給ふことを,必ず信ずべければなり」。(ヘブル 11:6)あなたは,神が実在されること,また祈りをかなえ得るかたであることを確信していますか。これは必要なことです。

他の要求は,キリストの弟子ヤコブが指摘してこう書いています。「神に近づけ,さらば神なんぢらに近づき給はん。…手を浄めよ…〔エホバ〕の前に己を卑うせよ」。(ヤコブ 4:8-10〔新〕)ですから,神に願いを聞いていただくには,意識的に神の律法を破るようなことをしてはならないのです。むしろ,心から善を行なうことを望み,自分の意志だけでなく,神の意志を行なうことを,謙そんな態度で願い求めるべきです。あなたはそれをされますか。

そうすれば,神はあなたの祈りを聞かれます。キリストの使徒ヨハネは,「〔意志〕にかなふ事を求めば,必ず聴き給ふ」としるしています。―ヨハネ第一 5:14〔新〕。

しかし神の意志とは何でしょうか。それは人類の最大の益となる事柄と関係があります。「神はすべての人の救われて,真理を悟るに至らんことを欲し給ふ」と聖書は述べています。(テモテ前 2:4)あなたは,神と,人類に対する神の目的にかんする「真理を悟るに至らんことを」祈り求めたことがありますか。そのような誠実な祈りには,神は答えてくださいます。

神に聞かれた祈り

イタリア隊の将校で,コルネリオという人の例があります。聖書によると,彼は「敬虔にして…神を畏れ」「常に神に祈」っていました。エホバ神は彼の祈りを聞かれて,彼が真理の正確な知識に至るように,キリストの使徒ペテロが彼のところへ導かれて行って彼を教えるように取り計らわれました。―使行 10:1-5,22-43。

今日でも,心から真理をさがし求める人々は祈りを聞かれています。たとえば,南アフリカのある心臓専門医は,ある日のこと妻につくづく言いました。「私はこの人生においてひとつ後悔していることがある。それは6人の無神論者の子どもをこの世に生み出したことだ」。このことばに動かされた妻はさっそく,「お父さま,あなたを見いだすことができますよう,私たちをお助けください」と神に祈りました。

二日後,エホバの証人がその夫妻の家を伝道で訪問しました。その医師の妻はすぐに子どもたちを呼び集め,みんなで楽しく聖書の討論を行ないました。そのあと,ひきつづき訪問を重ねているうちに,それは定期的な聖書研究になり,現在ではその夫人はバプテスマを受けたエホバの証人で,夫と子どもたちは,神のことばの研究によい進歩を見せています。

時に人は,人生の試練や苦難に会って意気喪失することがあります。失望のあまり自殺を考えることさえあるかもしれません。そういう人でも神に祈り,その祈りを聞いていただくことができますか。もちろんです。しかし何を祈り求めるべきですか。神と神の目的にかんする「真理を悟るに至る」ことです。これは他の何よりも,その人が自分の問題を克服するのに役だつのです。ニューカレドニアに住むある婦人は,助けを求める彼女の祈りがどう答えられたか,次のように語りました。

「自殺しかねない失望状態にあったときに,私は助けてもらえそうなある人に手紙を書きました。それは私の司祭でした。しかし司祭は返事をくれませんでした。それから1週間後,あるエホバの証人が私の家に伝道に来ました。私は聖書の手引きを1冊求めました。その婦人が帰るや否や私はその本をむさぼるように読みました。そしていく日もしないうちに気持ちが軽く,解放されたような気分になりました」。現在この婦人とご主人はふたりともエホバの証人です。

他の人々のための祈り

もちろん,心の正直な人がみな,神の是認を得る道を教えてくださいと,とくに祈るわけではありません。そういう人たちの場合,神の献身したしもべたちの取りなしの祈りは「はたらきて大なる力」があるのです。(ヤコブ 5:16)神のしもべたちは,あらゆる種類の人の救われることが神の目的であることを知っているで,心の正しい人々がみな救われますようにと祈りつづけます。―テモテ前 2:1-6。

ポルトガルに住むあるエホバの証人の場合はその一例です。彼は近所の人が小さな土地を耕しているのを見ました。そこでその機会を利用して,いつか地球全体が美しい庭園に変わったならどう思いますか,と尋ねました。隣人は,そんなことは不可能だと思うと言いました。しかし証人は,それは神が約束されたことだから必ず実現するのです,と言いました。

しかし確信の持てないその隣人は,私はほんとうのことを言うと神のことは何も知らない,ましてこの地球を楽園にするというような約束があることなど全く知らない,「どういうふうに神に祈るのかさえわからない」と言いました。そこで証人は率直に,「マヌエル,じゃああなたは一度もお祈りをしたことがないのですね。ではここへ来て帽子を取ってください。お祈りの仕方を教えましょう」と言いました。そして証人は,正義の新しい秩序を約束してくださったことをエホバに感謝し,またエホバが隣人マヌエルの心と思いを開かれて,神の王国について学べるようにしてくださることをも祈り求めました。結果はどうでしたか。

エホバ神はたしかにマヌエルの心を開かれました。マヌエルとの家庭聖書研究がはじまりました。彼と妻は勉強をはじめて3か月たたないうちに,自分の学んだ良い事柄を他の人々に伝えはじめました。最初の聖書研究から6か月後,ふたりはバプテスマを受けました。

神が心の正しい人々の祈りを聞かれることは明らかです。神は彼らが神に献身した関係にはいるのに必要な助けを得るように取り計らわれます。彼らが一度神のみまえに立場を占めると,神は常に彼らの祈りに答えてくださいます。イエスは,常に神の意志に一致した祈りをささげていた追随者たちに言われました。「何にても信じて求めなば,ことごとく得べし」― マタイ 21:22。

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