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  • あなたは人生に幸福を見い出していますか
  • 目ざめよ! 1972
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目ざめよ! 1972
目72 3/8 5–7ページ

あなたは人生に幸福を見い出していますか

あなたの人生の目的はなんですか。今は欲求不満に満ち,価値の変動する時代ですから,あなたは,世界の病弊をいやすべく,自分の人生が人類の福祉に貢献するよう努めている多くの人のひとりかもしれません。そうした性質の活動分野は,保健・福祉・教育関係の仕事,自然の保護管理や汚染防止活動,公民権の諸運動や平和運動その他広範にわたります。

一方,あなたは,社会運動や政治運動とできるだけかかわりを持たないようにして,自分と家族のために必要な事柄だけに専念している人かもしれません。

いずれにせよ,あなたの活動はあなたに真の満足と幸福をもたらしていますか。あなたの活動は他の人々のためになり,他の人々の幸福に役だつ愛他的なものですか。所期の目的を確実に達成し,希望している結果を必ずもたらすものですか。それはあなたにできる最善の事柄ですか。

神の推薦される活動

だれにそんなことが確信できるだろう。そうした条件をみたす活動がはたしてあるだろうか,とある人は言うかもしれません。それがあるのです。しかも現に行なわれています。それは神の指示のもとに行なわれる活動です。神がなさる事柄すべてについて,こう述べられています。「あなたがたは,わたしたちの神に偉大さを帰せよ。岩,彼の活動は完全である。その道はすべて公正だからである」。(申命 32:3,4,新)神の業,処置,取り決めはすべて完全です。しかも神は人間を参加させる業を行なっておられるのです。ですからそれは真に完全な活動です。そのことについて,イエス・キリストの弟子は,『わたしたちは神の仲間の働き人です』と述べ,さらに,神の活動にあずかることについて,『わたしたちは,彼とともに働きつつ,あなたがたが神の過分の親切を受け入れながら,その目的を逸することがないよう,嘆願します』と語りました。―コリント前 3:9,コリント後 6:1,新。

現在のところ150万を越える人々が神の推薦される活動を自分の生きる道としており,毎年何万もの人々が新たにこの活動に参加します。エホバの証人として知られているそれらの人々はあらゆる国にいます。エホバの証人の道徳や慣行は聖書的な型に従うものですから,彼らの活動は確かに地上で最大の,完全に統一のとれた活動です。同胞のことを気づかい,人類の病弊と問題が除去されることを心から望む人々は,この活動に大きな関心を持つでしょう。

それはどんな活動ですか。簡単に言えば,それは聖書を調べ,その基本的で正しい原則を実践し,さらに聖書について他の人々に知らせることです。この活動に携わっている人は,神のメシヤによる王国がまもなく地を支配し,その王国の義の律法を施行することを待ち望みつつ生活しています。

たいていの人はキリストが教えた祈りのことを知っています。また,「御国の来らんことを。御意の天のごとく,地にも行はれん事を」と神に祈る人も少なくありません。(マタイ 6:10)注意深く調べてみると,この祈りは実際には,神の王国の力の行使によって,神の天に存在する完全かつ正義の,健全で平和な状態が地上にもたらされることを願っているものであることがわかります。

聖書が勧めている生きかた自体は,難しいまたは面倒なことではありません。人が行なわねばならないのは,人間の創造当初,神が人間に行なわすべく意図されていた事柄にすぎません。神はこう言っておられます。「人よ彼さきに善事の何なるを汝に告たりエホバの汝に要めたまふ事は唯正義を行ひ憐憫を愛し謙遜りて汝の神とともに歩む事ならずや」― ミカ 6:8。

エホバの証人が神の推薦される活動を始めたのはこのためです。価値のある仕事の例にもれず,この活動も確かに努力を要します。しかしたいへん楽しい活動です。また,なすべき事柄に関する知識を得,ついでそれを実践するのにいくらかの時間が必要です。なぜなら,その活動は『片手間の宗教』ではなくて,生きる道だからです。そこで必要となってくるのは,正しい考え方(ピリピ 4:8),清さ(詩 24:4),勤勉さ(テサロニケ後 3:10-12。テトス 3:14),親切にもてなすこと(ヘブル 13:2),他の人々に対する思いやり(テサロニケ前 2:8),聖書の真理と王国の良いたよりを自分の家族と友人,さらに他の人々に伝道し教えることです。―マタイ 28:19,20。エペソ 6:4。

完全な活動の益

この生きかたを『完全な活動』と確かに呼べるのはなぜですか。その影響や効果をいくつか考えてみましょう。

人に人生の目的を与える。人は聖書の研究を通して神のお目的の中に自分のはいる余地があること,自分が他の人々を助け得ること,人類に神の王国のもとでの将来があること,などを知ります。その希望はすばらしい慰めでもあります。なぜなら,この希望は死んだ人々の復活を約束するからです。―コリント後 1:3,4。テサロニケ前 4:13。

人を品位と自立心のある社会人にする。神の活動について学ぶ人は,自活できるなら「社会福祉」に頼らずに働き,自分の能力の及ぶ限り自分と家族を養わねばならないことを理解します。その人には動機があります。(エペソ 4:28)そのうえに神に助けを仰ぐことができます。なぜなら聖書はこう述べているからです。「だれか義なる者が全く放置され,あるいはその子孫がパンを捜し求めるのを見たことはない」。(詩 37:25,新。マタイ伝 6章25-33節のイエスのことばと比べてください。)神の活動について学ぶ人は,完全な活動をなさる神にみならい,神を喜ばせようと意識的に努力し,世俗の仕事や他のどんな務めでも,聖書の原則にのっとって,「エホバに対するように」行ないます。―コロサイ 3:23,24,新。エペソ 5:1。ロマ 12:17。

有害な事柄に巻き込まれないように人を守る。神の王国の正確な知識と一致して行動する人は,政治的な事柄や過激な行動に巻き込まれずにすみます。聖書は端的にこう述べています。「わが子よエホバと王とを畏れよ叛逆者に交ることなかれ かかるものらの災禍は速におこる この両者の滅亡はたれか知えんや」。(箴言 24:21,22。ヨハネ 18:36。ヤコブ 4:4)聖書の原則に従えば,他の人々のあいだの議論や論争に関して中立の立場が守れます。(ロマ 12:18。箴言 26:17)また,法律を犯したり権威を軽んじたりしませんから,非行者として苦しみに会うことはありません。(ペテロ前 4:15)いかがわしい商売や一かく千金的なやりかたから守られます。(ヘブル 13:18)「神は偏ることをしない」ことを知っていますから,民族や国籍についての偏見を持たずにすみます。(使行 10:34,35; 17:26,27。ガラテヤ 3:28。コロサイ 3:11)神の活動について学ぶ人は,神のことを知りたい人々を援助する建設的な活動には携わっても,議論や,けんか腰の宗教論争はしません。―使行 24:12。ペテロ前 3:15。

神によって推薦された活動に携わる人は他の人に対して強い関心を持つよう鼓舞されますから,幅の広い人間になることができ,神の王国について他の人々に話しますから交際範囲を広げることができます。その家族は新しい友人を得て,人間関係を豊かにするよう促されます。会衆の聖書研究の集会において,またいっしょに伝道活動に参加するときに,愛と一致の親密なきずなが生まれます。イエスの約束どおり,「今この時期に百倍,[すなわち][歓迎してもらえる,友人の]家々と[霊的な]兄弟たちと姉妹たち」とを得ます。(マルコ 10:29,30,新)人を手厚くもてなす心や,人間味のある親切な心がますます養われます。―ヘブル 13:2。

人と話す能力が増進する。神の推せんされる活動を行なう人は,人々に神の目的を語るので,他の人々の考えや経験に対する注意力が常に保たれます。『腐ったことばをあなたがたの口から出さないようにしなさい』という聖書の命令に一致して,ことばを『浄化』します。(エペソ 4:29)会衆の集会では自分の意見を述べることを学ぶので,会話の質は向上し,いっそう効果的になります。

最高の教育が受けられる。神と神の原則を知ることは最も価値ある教育です。世界は技術面での知恵においては長足の進歩を遂げましたが,人間関係の分野では失敗しています。愛,尊敬心,他をおもいやる精神は向上しませんでした。創造者に奉仕するという活動はこの非常にたいせつな特質を回復させます。イエスは,たがいに対する愛は,イエスの弟子を見分けるしるしであると言われました。そして自分の敵をも愛するように命じ,「それで,あなたがたの天の父が完全であられるように,あなたがたも完全でなければなりません」と言われました。―マタイ 5:43-48,新。ヨハネ 13:35。

家族が不道徳から守られる。夫や妻や子どものそれぞれの責任に関する聖書の律法がはっきりとわかり,愛が表わされるので,家族のきずなは保たれます。家族のひとりびとりは敬意をもって扱われます。ですから,家庭内に問題が起きた時には,両親が最終的な決定をくだすとはいえ,各人の意見が聞かれます。したがってそこには相互の信頼があります。家族の交わりの中に喜びがあるので,悪い交わりや道徳的な罪を伴うことのある快楽を,家庭外に求める必要をだれも感じません。―ヘブル 13:4。箴言 5:15-18。

心身の健康によい。神への奉仕活動に携わっている人は精神の平安を得ており,確信を持っています。また,忠実であれば,他の人々すなわち神とクリスチャンの仲間に認められることを知っています。他の人々を援助するので,物事を成し遂げ完成した満足感を味わいます。また多くの心配から解放されています。こうした事柄すべては,霊的,精神的健康に寄与し,健全な身体を作るのに有効です。(テモテ後 1:7)王国の良いたよりを携えて他の人々の家を訪問する活動に携わる人は,気持ちのよい仕事によって精神を鍛えるだけでなく,全体的な福祉を向上させるからだの運動と環境の変化が得られます。その原則は箴言の中でこう述べられています。「心の安穏なるは身のいのちなり」,また「喜びに満ちた心は,治癒者として善を行なう」。―箴言 14:30; 17:22,新。

使徒パウロは青年テモテに語りました。「体の修行もいささかは益あれど,敬虔は今の生命と後の生命との約束を保ちてすべての事に益あり」。(テモテ前 4:8)この使徒のことばを,聖書学者アルバート・バーンズは次のように評しています。「あらゆる点で[敬虔の念は有益である]。今の命と将来の命に関係のある人間の益で,敬虔の念によって高められないものはない。それは,節度・勤勉・質素を奨励するのでからだの健康によく,真理に関し,また物事の相対的な価値に関して正当な検討を加えるので,清さや知力を高め,義務を忠実に果たすよう導くので良心の平安のためになる。……敬虔の念は,現在の生活でわたしたちが真に必要とするものをどんなものでも約束している」。

神から知恵の賜物を得たソロモン王は,多くのものを追い求めることを試み,人間活動のすべてを観察しました。そうした観察と経験の歳月を重ねた後,ソロモンはこう書きました。「事の全体の帰する所を聴べし 云く神を畏れその誡命を守れ 是は諸の人の本分たり」。(伝道 12:13)こうした活動によってのみ,あなたはあなたの人生を十分に楽しむことができるのです。―ヨハネ 13:15-17。

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