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読者からの質問ものみの塔 1976 | 12月1日
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エホバ神がご自分を肉のイスラエル国民の夫として語っておられることには,疑問の余地がありません。(ホセア 1:2; 2:16)肉のイスラエル人は霊的イスラエル人の型でしたから,エホバを霊的イスラエル人の夫とも呼ぶことができるのです。エホバは,律法契約によって肉のイスラエルの夫になられました。それと同様に,新しい契約によって霊的イスラエルの夫となられたのです。(エレミヤ 31:31-33。ヘブライ 8:6-12)このことは,油そそがれたクリスチャンを霊的イスラエルの国民とみなした場合にのみ言えることです。
しかし,別の観点つまりクリスチャン会衆としての観点から見るなら,彼らはキリストの将来の花嫁とみなされます。夫と妻が一つに結ばれるように,彼らは将来キリストと一つに結ばれ,ちょうど花嫁級が王である夫とともに王としての誉れや地位にあずかるように,彼らはキリストとともに天の栄光にあずかることになっているからです。ですから,14万4,000人を霊的イスラエル国民として見るとき,エホバをその夫と言うことができます。また,クリスチャン会衆としての観点から見るとき,彼らは将来キリストの花嫁となる人々であり,夫の姓を名のる妻のようにキリストの名を身に負っているのです。
この点に関し,クリスチャン・ギリシャ語聖書がいっさい混乱を避けていることは注目に値します。同聖書はキリストの油そそがれた追随者たちが,エホバを彼らの夫としているとは述べておらず,ただイエス・キリストに婚約しているとだけ述べています。イエス・キリストは「新しいエルサレム」の花婿であり,エホバは「上なるエルサレム」の夫です。―ガラテア 4:26。啓示 21:2。
(さらに詳細な点については,当誌の728ページに掲載されている「聖書中の幾つかのエルサレムを見分ける」と題する記事をご覧ください。)
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あの“猿人”については何と言えますかものみの塔 1976 | 12月1日
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あの“猿人”については何と言えますか
あなたは,幾百万年も昔に生存したとされている猿のような獣の子孫ですか。それとも,神は人間やあらゆる種類の生物を,進化の過程を通してではなく,直接に創造したのでしょうか。
その答えをご存じですか。ご自分で証拠をお調べになったことがありますか。「進化と創造 ― 人間はどちらの結果ですか」と題する本からその答えをお読みになってください。この本は,現代語に訳された「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と共に,わずか450円のご寄付でお求めになれます。郵送料は発行者が負担いたします。108 東京都港区三田5丁目5番8号 ものみの塔聖書冊子協会(振替 東京 5-138022番)にお申し込みください。
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