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エズラは公正と憐れみを強調するものみの塔 1979 | 5月1日
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れ,剣にかけられ,とりこにされ,強奪に遭い,顔の恥を強いられて,今日ある通りです。ところが今,しばらくの間,私たちの神エホバからの恵みが臨みました。これは,逃れた者たちを私たちのために残し,その聖なる所で私たちに掛けくぎを与えてくださることによってですが,……私たちの目を輝かせ……るためでした。……それでは今,私たちの神よ,こののち何と申し述べたらよいでしょうか。私たちはあなたの戒めを捨てたからです。……自分たちの悪い行ないと,大いなる罪過のため私たちに臨んだすべてのことの後に,……私たちは再度あなたの戒めを破(って)……良いでしょうか」― エズラ 9:7-14,新。
こうしてエズラは,神とすべての民の前で,神から特別の憐れみを示された人々が恩知らずで邪悪な者であることを認めました。エズラは許しを求めませんでした。神の怒りが彼らから離れるのを期待する前に,民自身が悔い改めて物事を正さねばならなかったからです。自分たちの状況がよこしまであることを悟った民は,心から悔い改めて答え応じました。彼らは外国人の妻たちを離縁しました。それで,神は彼らを許し,その土地にとどめておくことができました。―エズラ 10:44。
それで,神の憐れみは誤って示されたのではありませんでした。預言者ハガイとゼカリヤを遣わすことによって示された神の心遣いや,エズラを通して神が備えられた統率力により,清い崇拝はしばらくの間保たれました。今日でも,昔と同じく,神を知って神との親密な関係に入りたいと願う人々は,神の目的のために仕え,神の憐れみと保護を受けることができます。
「わたしは,自分に力を授けてくださったわたしたちの主キリスト・イエスに感謝しています。わたしを奉仕の務めに割り当てて,忠実な者とみなしてくださったからです。さきには冒とく者であり,迫害者であり,不遜な者であったわたくしをです。わたしはあわれみを示されたのです。わたしは知らないままに,そして信仰のないままに行動していたからです。しかし,わたしたちの主の過分のご親切が,信仰とともに,またキリスト・イエスに関連した愛とともに,大いに満ちあふれたのです」― テモテ第一 1:12-14。
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「生ける希望」地域大会のために今準備しましょうものみの塔 1979 | 5月1日
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「生ける希望」地域大会のために今準備しましょう
「希望は人の胸中に永遠なるものを生じさせる」。これは18世紀の有名な英国詩人の言葉です。しかし希望を抱くことと,それを確信し,信頼できる生ける希望を持つこととは全く別問題です。
人類は真に希望を必要としています。不幸,犯罪,不道徳,家庭の崩壊,破たんをきたす結婚生活,憎しみ,飢え,暴力,絶望などの見られる現代においてはなおさら必要です。しかし地上に住む大勢の人々のなかで,だれが真の希望の音信を語ることができるでしょうか。
エホバ神は長い間虚無に服してきた人類の状態をご存じです。エホバは「希望を与えてくださる神」であり,本当に確かな希望を備えてこられました。(ローマ 8:18-25; 15:13)エホバの証人たちはこの聖書に基づく希望を世界中の人々に宣べ伝えられることを本当に喜んでいます。
そうです。真のクリスチャンは生ける希望を抱いています。しかしどのようにその希望についての知識や認識を増し加えることができますか。エホバのご意志なら,エホバの証人の「生ける希望」地域大会はまさにこの目的にかなうものとなるでしょう。霊的に報いの多い四日間の大会のひとつに出席するため,今から準備を始めてください。今年の夏の大会は下記のように計画されています。
7月19-22日: 広島県福山市。福岡県北九州市。
7月26-29日: 愛知県名古屋市。
8月2-5日: 青森県弘前市。埼玉県所沢市(計画中)。大阪府吹田市。
8月9-12日: 北海道札幌市(計画中)。
8月20-23日: 京都府京都市(計画中)。
8月23-26日: 沖縄県那覇市。
(上記のほか,東京都内でも大会が計画されています。)
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