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  • 王国に揺るぎない信仰を抱きなさい
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
塔14 10/15 7–12ページ
神の王国のもと,楽園となった地上で人々が生活を楽しんでいる

王国に揺るぎない信仰を抱きなさい

「信仰とは,望んでいる事柄に対する保証された期待……です」。―ヘブ 11:1。

説明できますか

「神はどのように目的を成し遂げるか」という,この記事に続く資料を用いて,以下の点を復習してください

  • エデンの約束

  • アブラハム契約とダビデの契約

  • メルキゼデクのような祭司に関する契約

1,2. 何について考えるなら,王国が人類のための神の目的を成し遂げることをいっそう確信できますか。なぜですか。(冒頭の挿絵を参照。)

エホバの証人であるわたしたちは,神の王国こそが人類の諸問題を解決する唯一の手段である,としばしば語ります。そして,この重要な聖書的真理に人々の注意を向けさせようと努力します。また,王国の希望は大きな慰めとなっています。では,わたしたちは,王国が現実のものであり,その目的を必ず成し遂げるということを,どれほど確信しているでしょうか。どんな根拠に基づいて,王国に対する揺るぎない信仰を抱けますか。―ヘブ 11:1。

2 メシアの王国は,全能の神がご自分の創造物に関する目的を成し遂げるために設けられた取り決めです。王国は揺るぎない基盤の上に据えられています。それは,エホバの絶対的な支配権です。王国には,王,共同支配者,支配領域など,幾つかの重要な面がありますが,それらはすべて,神ないしはみ子イエス・キリストを一方の当事者とする契約,つまり法的な取り決めによって法的に確立されています。こうした契約について考えるなら,神の目的の実現がいかに確実なものかがいっそう理解でき,この取り決めがいかに安定しているかがよく分かります。―エフェソス 2:12を読む。

3. この記事と続く記事では,どんなことを調べますか。

3 聖書は,キリスト・イエスの手中にあるメシアの王国に関連した6つの主要な契約に言及しています。(1)アブラハム契約,(2)律法契約,(3)ダビデの契約,(4)メルキゼデクのような祭司に関する契約,(5)新しい契約,(6)王国契約です。ではこれから,各々の契約がどのように王国と関連しているか,どのように地と人類に対する神の目的の進展に寄与しているかを調べましょう。―「神はどのように目的を成し遂げるか」という資料を参照。

神の目的がどのように果たされるかを示す約束

4. 創世記に記されているように,エホバは人間に関してどんな布告を出しましたか。

4 エホバは美しいこの地球を人間が住めるように整えた後,人間に関して次の3つの布告を出しました。(1)神は人間をご自分の像に創造する,(2)人間は楽園を地球全体に広げて義にかなった子孫で地を満たす,(3)人間は善悪の知識の木の実を食べてはならない,という布告です。(創 1:26,28; 2:16,17)これら3つの布告で,人間と地球に対する神の目的は言い尽くされていました。では,どうして幾つもの契約が必要になったのでしょうか。

5,6. (イ)サタンはどのように,神の目的を阻もうとしましたか。(ロ)エホバはエデンでのサタンの挑戦に,どのように応じましたか。

5 悪魔サタンは卑劣にも神の目的を阻もうとして,反逆を扇動します。そのために,人間の従順を求める布告に狙いを定めました。3つの布告の中でそれが最も攻撃しやすかったからです。サタンは最初の女エバを誘惑し,善悪の知識の木に関する禁令を破らせようとします。(創 3:1-5。啓 12:9)そうすることによりサタンは,創造物を支配する神の権利に挑戦しました。後には,神の忠節な僕たちには利己的な動機があると主張します。―ヨブ 1:9-11; 2:4,5。

6 エホバはエデンでのサタンの挑戦にどう応じるのでしょうか。反逆者たちを滅ぼせば,反逆を終わらせることができるでしょう。しかしそれでは,地をアダムとエバの従順な子孫で満たすというご自分の明言された目的は,果たされずに終わります。それで,知恵ある創造者は,反逆者たちをその時その場で処刑するのではなく,ご自分の約束が詳細に至るまで果たされることを保証するため,意味深い預言を述べます。これがエデンの約束です。―創世記 3:15を読む。

7. エデンの約束は蛇およびその子孫について,どんなことをわたしたちに保証していますか。

7 エホバはエデンの約束を通して,蛇とその胤つまり子孫に,裁きを宣告されました。蛇およびその子孫とは,悪魔サタンと,支配権に関する論争でサタンの側につく者たちのことです。まことの神はご自分の天的な女の子孫に,サタンを滅ぼす権威をお与えになりました。ですから,エデンの約束は,エデンの園での反逆の扇動者と,その者の行動がもたらす悪影響が取り除かれることを強調しているだけではなく,それを実現する手段も明示しています。

8. 女とその子孫の実体について,どんなことが言えますか。

8 女の子孫になるのはだれでしょうか。その者は蛇の頭を砕くことになります。つまり,霊者である悪魔サタンを「無に帰せしめ」ます。ですから当然,霊者でなければなりません。(ヘブ 2:14)そのことからすれば,その子孫を生み出す女も霊的な存在であるはずです。エホバがエデンの約束を述べてからほぼ4,000年の間,蛇の子孫が増えてゆく中で,女とその子孫の実体は秘義のままでした。一方エホバは,女の子孫の実体を明らかにするために幾つかの契約を結び,サタンが人間家族にもたらした苦難を除き去る手段がその子孫であるとの確証を,ご自分の僕たちに与えました。

女の子孫を明らかにする契約

9. アブラハム契約とは何ですか。それはいつ発効しましたか。

9 サタンに死の宣告を下してから約2,000年後,エホバは族長アブラハムに,郷里であるメソポタミアのウルを離れて,カナンの地に行くようお命じになります。(使徒 7:2,3)その言葉は次のとおりです。「あなたの国を出,あなたの親族と父の家とを離れて,わたしが示す国へ行きなさい。そうすればわたしは,あなたから大いなる国民を作り,あなたを祝福し,あなたの名を大いなるものにする。あなたは祝福となりなさい。そしてわたしはあなたを祝福する者たちを祝福し,あなたの上に災いを呼び求める者をのろう。地上のすべての家族はあなたによって必ず自らを祝福するであろう」。(創 12:1-3)エホバがアブラハムと結ばれた契約,つまりアブラハム契約について記録されているのは,ここが最初です。エホバがいつ初めてアブラハムと契約を結んだかは,正確には分かっていません。しかし,この契約は西暦前1943年に発効しました。75歳のアブラハムがハランを出て,ユーフラテス川を渡った時のことです。

10. (イ)アブラハムはどのように,神の約束に対する揺るぎない信仰を示しましたか。(ロ)エホバは女の子孫に関するどんな情報を,徐々に啓示してゆかれましたか。

10 エホバは幾度かにわたりアブラハムに対してご自分の約束を述べ,新しい情報を加えてゆかれました。(創 13:15-17; 17:1-8,16)アブラハムが神の約束に対する揺るぎない信仰を示し,自分のひとり子を進んで差し出した時,エホバは絶対的な約束つまり誓いをもって契約を強化されました。(創世記 22:15-18; ヘブライ 11:17,18を読む。)アブラハム契約が発効した後,エホバは女の子孫に関する大切な情報を徐々に啓示してゆかれました。その子孫はアブラハムから出,数が多くなり,王としての役割を担い,すべての敵を滅ぼし,他の多くの人たちにとって祝福となるのです。

イサクをささげるために進むアブラハム

アブラハムは,神の約束に対する揺るぎない信仰を示した(10節を参照)

11,12. アブラハム契約には,より重要な成就があることを,聖書はどのように示していますか。その成就は,わたしたちにとって何を意味しますか。

11 アブラハム契約は,アブラハムから出た人たちが約束の地を受け継いで文字通りに成就しましたが,聖書によれば,その契約には霊的な成就もあります。(ガラ 4:22-25)霊感による使徒パウロの説明にあるとおり,より重要なこの成就において,アブラハムの子孫の主要な部分はキリストであり,霊によって油そそがれた14万4,000人のクリスチャンが副次的な部分を成しています。(ガラ 3:16,29。啓 5:9,10; 14:1,4)子孫を生み出す女は「上なるエルサレム」,つまり忠節な霊の被造物によって構成される,神の組織の天的な部分にほかなりません。(ガラ 4:26,31)アブラハム契約で約束されているように,女の子孫は人類に祝福をもたらします。

12 アブラハム契約は,神の王国における王とその共同支配者たちに触れており,天の王国の法的な基盤となります。(ヘブ 6:13-18)この契約はいつまで効力を保つのでしょうか。創世記 17章7節によれば,この契約は「定めのない時に至る契約」です。ですから,メシアの王国が神の敵を滅ぼし,地のすべての家族が祝福を受ける時まで効力を保ちます。(コリ一 15:23-26)地上で生きる人たちは,永遠にわたって益を受けるのです。エホバは,義にかなった人たちが「地に満ち(る)」という目的を必ず果たされます。アブラハム契約にはその点が示されています。―創 1:28。

王国が永続することを確約する契約

13,14. ダビデの契約はメシアの支配に関して,何を保証していますか。

13 メシアの王国を通して表明されるエホバの主権は,神の義の規準に固く根ざしています。エデンの約束とアブラハム契約は,その肝要な点の裏づけとなります。(詩 89:14)メシアの政府が腐敗して除き去られる,ということは決してありません。その点は,別の法的な契約によって保証されています。

14 エホバがダビデの契約を通して,古代イスラエルのダビデ王に約束した事柄を考えてみましょう。(サムエル第二 7:12,16を読む。)エホバはダビデがエルサレムで統治していた時にこの契約を結び,メシアがダビデの家系から出ることを約束しました。(ルカ 1:30-33)このようにしてエホバは,女の子孫が出る家系をさらに狭め,ダビデの家系に属する者が,メシアの王国の王座に就く「法的権利」を持つことを定められました。(エゼ 21:25-27)ダビデの王権はイエスを通して,「定めのない時にわたって堅く立てられる」ことになります。実際,ダビデの子孫は「定めのない時に至るまでも続き,その王座は……太陽のように永続する」のです。(詩 89:34-37)そうです,メシアによる支配は決して腐敗することがなく,その支配が成し遂げる事柄は永続します。

祭司に関する契約

15-17. メルキゼデクのような祭司に関する契約によれば,女の子孫は,どのような立場でも仕えますか。なぜですか。

15 アブラハム契約とダビデの契約は,女の子孫が確かに王の役割を担うことを示していますが,王だけでは,あらゆる国の人々に祝福をもたらすことはできません。あらゆる国の人々が真の祝福を受けるには,罪深い状態から解放され,エホバの宇宙的な家族の一員とされなければなりません。それを成し遂げるには,女の子孫が祭司の立場で奉仕することも必要になります。知恵ある創造者は,別の法的な取り決め,つまりメルキゼデクのような祭司に関する契約を通して,その必要を満たされました。

16 エホバはダビデ王を通して,イエスとの間で二重の目的を持つ個人的な契約を結ぶことを明らかにされました。その目的とは,イエスが「敵のただ中で従えて」ゆくまで「[神]の右に座」すこと,そして,「定めのない時に至るまで,メルキゼデクのさまにしたがう祭司」となることです。(詩編 110:1,2,4を読む。)なぜ「メルキゼデクのさまにしたがう」祭司なのでしょうか。アブラハムから出た人たちが約束の地を受け継ぐずっと前に,サレムの王メルキゼデクは「至高の神の祭司」として仕えていました。(ヘブ 7:1-3)この祭司はエホバから直接任命されていました。ヘブライ語聖書の中で,王および祭司として仕えたとされているのは,この人物だけです。さらに,前任者や後継者の記録がないので,メルキゼデクは「永久に祭司」のままである,と言うことができます。

17 イエスはエホバとの間で結んだこの個人的な契約により,祭司として直接任命されています。そして,「メルキゼデクのさまにしたがって永久に祭司」のままです。(ヘブ 5:4-6)この契約には,エホバがメシアの王国を用いて,人間と地球に関するご自身の目的を必ず成し遂げるということが,はっきり示されています。

契約は,王国のための法的根拠となる

18,19. (イ)この記事で考慮した幾つかの契約は,王国について何を示していますか。(ロ)どんな質問が残っていますか。

18 これまで幾つかの契約について調べてきました。そして,それらの契約がどのようにメシアの王国と関連しているか,王国の取り決めがどのように法的な契約に固く根ざしているかを理解できました。エホバはエデンの約束により,女の子孫を通して地と人類に関する目的を果たす義務をご自分に課しておられます。その子孫とはだれですか。どんな立場で仕えますか。そうした事柄全体の骨組みを成すのが,アブラハム契約です。

19 ダビデの契約は,女の子孫の主要な者を生み出す家系をさらに狭め,その者に地を支配する権利を付与しています。そのため,王国の成し遂げる事柄は永続します。メルキゼデクのような祭司に関する契約は,その者が祭司の立場で仕えるための基盤となります。とはいえ,イエスひとりだけで人類を完全さへと引き上げるわけではありません。王また祭司として仕えるために油そそがれる人たちが,ほかにもいます。どんな人たちでしょうか。その点は次の記事で取り上げます。

神はどのように目的を成し遂げるか

神に王国を渡すイエス

エデンの約束は,王国が地と人類に対する神の当初の目的を果たす手段であることを指し示しています。次の6つの契約が,神の目的の成就に寄与しています。

アブラハム契約

当事者: エホバとアブラハム

創世記 3章15節の「女の胤[つまり,子孫]」が王国を支配するための法的根拠をなす契約

律法契約

当事者: エホバと生来のイスラエル

「女の胤」を保護し,人々をメシアへと導くための契約

ダビデの契約

当事者: エホバとダビデ

メシアなる王がダビデの家系から出,王国が永続することを定めるための契約

メルキゼデクのような祭司に関する契約

当事者: エホバとイエス

女の「胤」の主要な部分であるイエスが,永遠に王また祭司となるための法的根拠をなす契約

新しい契約

当事者: エホバと霊的イスラエル

14万4,000人のクリスチャンが神の子として養子にされ,「女の胤」の副次的な部分となるための法的根拠をなす契約

王国契約

当事者: イエスと霊的イスラエル

油そそがれたクリスチャンがキリストと共に天で王として支配し,祭司として仕えるための法的根拠をなす契約

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