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ヨハナン,II聖書に対する洞察,第2巻
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7. ネヘミヤと同時代の大祭司エルヤシブの孫。この人がネヘミヤ 12章11節で「ヨナタン」と呼ばれているのは,多分,書写上の誤りのためでしょう。ヘブライ語では,「ヨハナン」という名前と「ヨナタン」という名前は非常に似ているからです。ヨハナンはネヘミヤ 12章22,23節やエレファンティネ・パピルスの中から発見された手紙にも出て来ますが,そこでは大祭司と呼ばれています。―ユダヤ古代誌,F・ヨセフス著,XI,297(vii,1)。
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ヨナタン聖書に対する洞察,第2巻
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12. ヨヤダの子で,大祭司エルヤシブの孫。(ネヘ 12:10,11)ネヘミヤ 12章22,23節はヨハナンを「エルヤシブの子」と述べており,「子」という語は「孫」を意味することがあるので,11節は実はヨナタンではなくヨハナンと読むべきであると考えられています。―「ヨハナン,II」7項を参照。
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