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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1994
塔94 2/1 32ページ

「強固な町をもしのぐ」

「このまま行けば,米国の子供たちの約40%は,18歳になる前に,親の結婚が破綻するのを見ることになるだろう」。(サイエンス誌,1991年6月7日号)何と恐ろしい割合でしょう。どうしてこのようなことが起きるのでしょうか。

家庭検認裁判所の判事エドワード・M・ギンズバーグは,ボストン・グローブ紙のインタビューにこたえて,自分の意見をこう述べています。「我々は利己的な社会集団である。我々は『自分』のために欲しがる。『自分は今何が得られるだろうか』と考える。我々は即座に満足することを望む」。

そうした大人げない利己主義は,結婚生活に苦しみや争いを招きます。ギンズバーグ判事によれば,夫婦がいよいよ離婚法廷に出るころには,夫も妻も自分の正しさを証明することを望んでいます。自分は正しく,相手は間違っている,とだれかに言ってほしいのです。だれかに,「あなたの勝ちだ」と言ってほしいのです。

判事の言葉は,「違犯をおかされた兄弟は強固な町をもしのぐ」という,霊感を受けて書かれた箴言を思い起こさせます。(箴言 18:19)確かに,結婚生活の中で不和が生じると,交戦中の二人は理性を欠き,頑固になることがあります。多くの場合,包囲された「強固な町」のように,譲歩することを断固拒否します。

こうするしか方法はないのでしょうか。そうではありません。別の方法があります。結婚したその時から,夫婦が共に使徒パウロの次の言葉に従うなら,結婚関係は強固で長続きするものとなります。「互いに親切にし,優しい同情心を示し,神がキリストによって惜しみなく許してくださったように,あなた方も互いに惜しみなく許し合いなさい」。(エフェソス 4:32)そのような特質を培うのは容易なことでしょうか。いつも容易であるとは限りません。でも,離婚はどれほど容易なことでしょうか。結婚が破局を迎える時の感情的,経済的な重荷はどれほどの苦痛をもたらすでしょうか。それに,子供たちはどうでしょうか。親の離婚で負った心の傷を大人になっても引きずっている人は少なくないのです。

夫婦が共に結婚関係を維持し,「強固な町」のようになって互いに強情を張ることがなければ,そのほうがはるかに優れています。クリスチャンに対するパウロの次の助言は,特に既婚者に当てはまります。「愛を身に着けなさい。それは結合の完全なきずななのです」― コロサイ 3:14。

[32ページの図版のクレジット]

The Complete Encyclopedia of Illustration/J. G. Heck

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